そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

リスアニ!!LIVE 2017 CROSS STAGE

LiSAとはいつもどおり。
いつもどおり、LiSAがチャンピオンたる所以を見せつけてくれ、楽しく楽しく遊んだ。

話はKalafinaである。
ツーマンだからじっくりしっかり聴き込んで臨み、他のフェスよりも多くの曲をやってくれ、"選択と集中"が進んで手元に余裕がある状態で取り入れることとなった。
この環境が揃ったからこそ、手にできた感覚。

まだまだ新規で、「若い子の成長を見守るね」以外のものを、このアニソン業界で見つけられた。
んまぁ、過去にどれだけスルーしてきたんだって話なんだけど。受け入れる態勢が整ったのが今だったということだ。
どの曲が良かったとか、どんなことがあったかとか、そういった具体的なのはなかな書ける状態にはなく。
「こりゃあ、きたな」って感覚に途中から満たされっぱなしだった。もう一回、しっかり準備して今度はツアーのどこかに。

今、Keikoさんの低音にめっちゃ興味津々。

追記する気が起こったら、明日の舞浜でのショー待ちのときにでも書くわ。ま、舞浜に行く気力が出るかってくらい今日がものすごく満足している。


-----以下、追記-----
この組み合わせが発表されたのが9月だったかな?4,5ヶ月の準備期間があって、Kalafina漬けってほど急激にする必要もなく、ほどよいペースで準備できたと思う。

過去に2010年のリスアニとか、アニサマで1回だか2回だか3回だか遭遇してたけど、その時って「3人ボーカル」「まどマギの人たち」とかそんなもんで。
タイアップをピンポイントで聴く文字通りの予習・対策って感じだった。だから本番でも「あぁ上手いね!」って感心はしたけどそこまでだった。「これで聴いたしもういいよね」ってことで、おそらく3年以上の期間が空いていた。

そんな中でLiSAとのツーマン。モチベーションの起点はもちろん、「ツーマンならLiSAで10曲くらいは歌うっしょ」だ。ワンマンの良い感じのダイジェスト版、めざましライブより大きめのボリューム感ならOKだろう。
そして相手がKalafinaで、こりゃ面白いぞと。根本的なスタイルが全然違うし、実績・実力に申し分ないし、そして俺の中ではかなり認識が薄い。これを機に聴いてみようってところからかなり楽しめた。
アルバム3枚、ベスト盤2枚を事前に聴いた。あぁこれ聴いたことあるわってのもあり、多少は好みの方向も見えつつあり、でもまだふんわり。現場に行かんとわからんねって部分もあって、準備としてはちょうどいい具合だった。


席は2階、でも南で正面ど真ん中、そしてコンコース入り口脇の4席を2人で取った。これがまた素晴らしかった!
真正面んだから音響・演出が綺麗に入ってきてくれた。この気持ちよさを、ゆったりしたスペースを使ってやりたいように反応させていくことができた。『ANTIHERO』の「増えた悪態にso bad」でローリン"ソバット"しても武道館の丈夫な壁なら!
連番はKalafina軸でLiSAも来るよ!って感じの方なのでこっちも対バンだぜ。まぁライブ中は個々で遊んでいたけどそれでいい、それがいいw


先にLiSA。意外だったけど結果これで俺はよかった。
oath sign』で途中からKalafinaも出てきて4人で歌った。おぉ豪華やんからの、「じゃあ続けて『to the beginning』やろうや」って思ったけどそれはなくLiSAでやっていった。
LiSAのセットについては、なんでも良い大好きって域に何回りかして入ってきてるから今回も楽しく遊んだ。
『一番の宝物』とかもうレアでもないなとか思うけど、まぁ嫌いじゃないしw あぁ、『THIS ILLUSION』ってどうなん?って思うんだけどまぁWakanaさん招いてお祭り仕様だし致し方ねぇな。
『ANTIHERO』ちゃん!!からの2016年最高ソング『Psychedelic Drive』でやったぜ!!!
武道館の落差はちょっと危うさを感じたので別方向でサイケデリックに。広いスペースと"アスレチック"で可能性は無限大!まだまだ楽しくやれる方法はあるよ!
2016のツアーと横アリ総ざらいって感じでギュギュッっと詰め込まれてたと思う。
10曲とか与えてくれりゃ、冒険したって十二分にやってくれるね。そりゃあね、絶対王者だからね。


Kalafina
Magia』は間違いなく過去に聴いてたんだけど、のっけから感じた"圧"が違った。一曲目のこの時点で、自分の受け入れ態勢がかなり出来てきているのを感じた。
そしてボーカルグループとしての特長・ストロングポイントはどこだろうって探したらわかりやすく「低音のすげぇのがいるな」ってなってそれがKeikoさんだった。これも前に見て聴いてるはずなんだけどな、どんだけ適当だったんだ俺。
他の多人数ボーカルで下ハモの人が好きだったり、バンドのライブの楽しみ方として「低めの音を取りつつコーラスっぽく歌う」こともしたりなんで、自然とKeikoさんの声を意識していった。(ビジュアル的にも決まりですしね!w)
to the beginning』やったけどLiSAが入ってくることはなく。聴きながら思ったけどここに入り込む余地はないわ、3人で出来上がってる。こっちでよかった。
準備段階で『believe』のサビがお気に入りで、7曲目だから3人のコーラスワークへの理解が進みつつあったところでめっちゃ楽しかったな。この辺ではもう「こりゃワンマン行く可能性を探ることになるぞ」って手応え十分。
で、ここから『identify』『音楽』でギアがもう一つ上がって熱くなって、『ring your bell』でとどめを刺された。アコースティックからのチェンジペースとかすっごいね、ずるいよ良いに決まってんじゃんか。
最後の『One Light』でLiSAと。Hikaruさんとポジション被りは予想通り(って開演前には言えてない)。
んじゃあ俺も歌う!ってKeikoさんを追って低音を取るマンになっていった今日だった。そして準備段階で聴いてた曲たちに、ステージ上の景色や印象が付け加わって鮮やかになっていったのが最大の成果。
終演後の第一声は「(Kalafinaツアーの)スケジュールを見せやがれ!!」でフライヤー凝視。どこかしらには行くことになるんじゃないっすかね。これは簡単に鮮度を落としたらもったいない手応えだと思う。

返す返すも、二組で良かったし、そこにLiSAがいて良かったし、お相手がKalafinaで良かった。収穫だらけだ。
帰り際のLiSAが「これは明日と明後日の人たち、やりづらいんじゃないんですか!!?」って言い放ってた。それだけの手応えを奴も感じていたようで、その感覚を強く強く共有できてたのがまた気持ちいい。
ツーマンのボリュームだと、二組のライブを一気に見た感覚になってとても満足。ただね、、、もっと!もっと!!もっと!!!欲しくなってきてるよ!!!!

熱い獲得オファー ― 三澤紗千香バースデーイベント~STARTING POINT~

なにがどういうわけか、これの一般販売当日の朝に存在を思い出して(巡回してる2ちゃんのスレに言及があった)、二度寝から起きてちょうど10時で、残ってるから確保した。
「ラジオを聴くじゃんね!」を起きて聴こうという意志はあったものの実際に聴けるのって月に一回あれば良い方みたいなものだったけど、それでも端末たたいて買っていた。
コンビニに向かう道すがらに読んだブログの所信表明を良いねと思ったのもあるし、司会が鷲崎健さんで確実に面白くなるという予想もあるし、自分自身が"空き枠"を持て余している状態でもあるし、まぁそんなところが要因なんだと思う。多少の逡巡もあったけど、2回とも行くことにした。
「聴くじゃんね!」をあれこれして過去2,3回分聴き、誕生日当日分は久々にリアタイして準備もばっちり。


結婚式場で、客は8卓に分かれて合計150人くらい。一般販売だったから8卓目だった。
最初(ケーキ)と最後(メッセージカード)にお渡し会あったから話せたし後ろなのはOK。ちゃんと見えたし、夜の部はひたすら酒を飲みに行けたしw
そういえば、さっちゃんとは初めて話した。そもそもイベントは3年くらい空いてた気がする。初回はそんな話。
白い衣装がめっちゃ可愛い。


イベント流れ。
ケーキ渡されながら話す→さっちゃん一旦戻り、ケーキとドリンクを楽しみながら待ち(俺は最後の卓だったから短かったけど先頭はこれが60分、お疲れw)
→本編開始、鷲崎さん客の合間をぬって登壇、さっちゃんはスター感を頑張って出しながら登場
→挨拶、乾杯、特製ケーキ登場からハピバ歌ってろうそく吹き消し→事前アンケート読みながらトーク
→さっちゃんの幼少期からデビューくらいまでのプライベート写真を見ながらトーク。溺愛されっぷりや思春期の闇らしきものに触れたりw
→お歌。備え付けのカラオケを活用してハロプロYUI曲を計4曲。
→鷲崎さんのアコギとのセッションでさっちゃん曲(昼:ユナイト 夜:トワイライト)
→終演。→出口でメッセージカードお渡し


さすが、「鷲崎健のベストパートナー」三澤紗千香である!めっちゃ笑った。鷲崎さんの踏み込み方、さっちゃんの踏み込まれっぷり。ツーといえばカー。
アクセル・ワールドのラジオがもう5年前とかですか、当時よりもやり取りが軽妙で「金を払っても見たいトークやねぇ」って帰り道で思ったもの。
面白いのはもちろん良かったし、それよりも「今年はやってやるぞ!」っていうさっちゃんの強い決意っすね。「いろいろいあった」の一言で済ませるには曲がりくねったここまでの彼女のキャリアにあって、"本線"に上がっていこうという意志が見えた。
これすごく粋に感じたし、今日は歌があったから歌の表現を見るに「決意を示すだけのことはあるな」ってくらい届くものがあった。実力をつけたら売れる簡単な世界じゃないけど、そこに挑もうというだけのものはあるんだろうなと。演技の面も聞いてみたいっすね。役を取ろうな。


そんな感じで、一部終わりでは既にかなりの期待感を抱いた。夜は酒を入れたから感情の測定が怪しいw まぁいいww
今日の「基本、三澤紗千香を全肯定」って客層に混じったのもあって、ここんところまるで考えてもなかった「応援しがいがあるかもな」なんてこともよぎったりした。
11月に名実ともに"出てって"から、フリーでヘラヘラ楽しくやろうって一方で誰かいればそれはそれで良いよねって感じで。
そんな中で、俺の一つ大きな基準である「可能性を示してほしい」ってところで今日のさっちゃんは満点の回答を出してきてくれたなと。「思えばこの日が起点だったよね」って感じでグンと伸びていったら面白い。
「うちに来ないか」って獲得オファーが届いたかな。ここからどんなものを見せてくれるか聞かせてくれるか、継続性とか。今のテンションなら「オッケーよろしく」って感じなんだけど、もうちょい長い目で住み着いたかどうか見てみようねって感じっすかね。
「じゃんね!」は聴こう。メールも明日あたり出そう。他の材料を出していってくれるとなお良し。

今は「移籍先の最有力」に躍り出たといったところ!!

まず俺がしてあげられることは、「ジムに通いたいけどインストラクターって厳しくて怖いイメージしかない」ってさっちゃんの不安を取り除いてあげることだと感じたんで、2部終わりのメッセージカードお渡しで、
ゴールドジムじゃなきゃインストラクターそんなに厳しくないはずだよ大丈夫だよ!」ってお伝えしておきました。あと俺の通ってるジム教えて「そこには絶対に来ないで!どきどきするから!!」って付け加えた。
だって嫌じゃね?同じスタジオレッスンにいたらw

桑島法子 朗読夜 @東京グローブ座

三十路一本目のイベントを、おっさんらしいので行ってみようってところで見つけた。
桑島法子さんっていうと「club db」だよねって言うのは15年クラスの懐古だったりするけど、その当時から話に聞いていた「朗読夜」が今でも続いているということがすごいよね。


宮沢賢治はもともとけっこー好きで、たまにふと読んだりしている。今回のラインナップの一部が発表されて、図書館で改めて読み返して、イメージを持って行った。
席は3階席から機材対応で2階席へ移動。いちばん後ろで集中して聞けたかな。会場は大きくないから距離も問題なし。


朗読における「読み手の力」を強く強く感じた。よく知ってる、何度も読んだ宮沢賢治だからそこがとても印象に残った。
たとえば「雨ニモマケズ」なんて小学生のころに自分も読んだくらいにメジャーなものでも、岩手の人の発音で聞いたのは初めてだった。思い浮かぶ景色が違った。
よだかの星」「なめとこ山の熊」もそうだったし、「鹿踊りのはじまり」は歌のリズムが自分の中の“読み手”とだいぶ違って楽しかった!


そして、「原体剣舞連」である。
これについてはもっともっと見て聴いてみたい。勢いに押されて「すげぇ」としか思えなかった。中身を読み込んで、また行ってみたい。
大きく足踏みをして床を鳴らす桑島さん、迫力あった。それでいて、合間のトークでは「あぁ、club dbのほーちゃんだ」って力の抜けた感じも垣間見えるし、良いものを見た。

他の作品も聴いてみたい。メジャーどころの「銀河鉄道の夜」は地方公演でよくやるみたいなことを言っていたので、次の東京でもやらなかったら遠征も考えるかも。