そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

2018年の計、のようなもの

何をどうするってほど具体的な計画を立てても意味はないタイプなので、ふとした時に立ち帰るポイントを作っておこうかなと思っていた。
年末に改めて見返した『劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~』でやっぱりここが刺さった。

後悔するってわかってる選択肢を、自分から選ばないでください。
諦めるのは最後までいっぱい頑張ってからにしてください!

何をどう選んだって後悔する結末になることもあろう。
最後までいっぱい頑張る前に諦めて投げ出して逃げ出すこともあろう。

だとしても!
この黄前ちゃんに突き動かされて「やるぞ」と思った自分がいることを忘れさせないぞと、モチベーションあるんだぞってことを書いておいて、何ヶ月か先の自分へクサビを打ち込んでおく。

どう考えても1年の計画じゃないっすね、一つの事象に対しての決意ですね。まぁいいんですよ、これ以外のことは「やりたいことをやる、行きたいとこに行く」に尽きるからね。
ま、ぼやかしてる"一つの事象"だってやりたいことだ。

ユーフォの劇場版を見た時期って10月末~11月だったんだよね。
こんなシーン見ちゃって、全国大会と同じ名古屋国際会議場センチュリーホールに行って、SKEのユニット対抗戦を見ちゃったらね、
ここから"こんな流れ"になっちゃうよね。
黄前ちゃんに11月を荒らされたんだなぁ、でもきっと求めてたなぁ、と思う2017年末であった。

はい。
すっかり一年の計は元旦にあり的な記事じゃなくなったけど。こんな感じで、今年も世界に数人の読者のみなさまよろしくお願いします。


いちおう、スケジュール的なもの。
1月18日 惣田紗莉渚さんお誕生日、周辺で生誕祭公演
1~4月 SKE48『無意識の色』とかの握手会とかイベントとか
3~6月くらい たぶん頑張る期間
4~7月、10月~ UNISON SQUARE GARDENツアー
6~7月 LiSAアジアツアー(国内→海外)
8月 美浜海遊祭(たぶん)
10月 SKE48 10周年
その他、随時。

決まりつつある上半期、既に立て込んでくるのが見えているね。
2017年は体力的に悲鳴があがったので、過密スケジュールに耐えうる体力強化とコンディション調整をしっかり行っていきたい。
まずはお正月の間に、家でトレーニングする環境を整備していくぞ。

2017年のまとめ

2017年、いろんなことやったからすごく長かった気がする。
いろんなことをやったのか、いろんなところに行ったのか、まぁそんなところで。
時系列に沿うと混在しちゃうから、ジャンルごとに。たぶん。
だいぶ散らかるんだろうな。まぁ俺が読み返す用ですよね。
末尾までかっとばせば定型的なご挨拶があるよ(きっと)。


成人の日に秋葉原ハロプロショップにおつかい行ってから上半期は何度かライブ等に行った。
新規のもので、地上の保証を感じられて(ここが大事だったように思う)、自分の知らない慣習もあって、なかなかに楽しい日々だった。4月5月あたりの各ツアーね。
ただまぁ、慣れ親しみきる前にグループ解体やら増員やらあって、「なぁんかめんどくさいな」って思ってしまった。別に気にするほど思い入れないんだから気にしなきゃ良かったんだろうけど、思ってしまったのだから仕方がない。
んじゃあこれからアジャストしていこうかね、、、ってタイミングで別の波にさらわれて、7月17日の京都でパタリと止まることとなった。



年末に振り返ると下半期のことが色濃くなるのはまぁ当然のことかもしれない。一年を振り返るとともに、現在地の整頓でもある。


7月19日(水)の『意外にマンゴー』発売を起点に、一気にSKE48への復帰を果たした。
「復帰」という言葉を使っているけど、実状をより的確に表すのはむしろヘラヘラと使っていた「マンゴー新規」の方だったりする。
内山命さんの生誕祭にこそ2013年から2016年まで入り続けていたけれども、この間のSKE全体の事情とか全メンバーの顔と名前とかほとんど覚えてなかった。K2の子たちはかろうじてってくらいで。
それが今年は、松井珠理奈さんがプロレスにハマってるのに親近感がわいたり、ゼロポジ公演のZepp Tokyoに内山さんも惣田紗莉渚さんもいないから覚えるチャンスだと思ったり、その辺もろもろあってグループ全体もっとたくさんのメンバーを知ろうとか思い立った。
まだ顔と名前は知ってるよくらいの子もいるけど、それでも過去にない人数の個性とかストーリーのようなものを知りつつある、と思う。
いろいろ見てみよう知ってみようって姿勢を珠理奈のプロレスへの向き合い方から取り入れた、というのはMVPの記事のとおり。全方位。
結果、握手会でいろんな人のところを巡っていくこともすることとなった。以前に内山さん惣田さん以外にも行こうって試みた時にうまくハマらなかったのは、単純に情報量が足りなくて俺の方が盛り上がらなかったということだったんだろうな。
行った子に対して特有の…ってほどではないけど「このライブ見たよ」「雑誌の記事を読んだよ」「はたまるうどん食べたよ(完全に固有)」ってところを起点に楽しく話せたかなと思う。
何かしら見て聴いて印象的だった人のところに行く、まぁ当然のルートではあるけどその道筋をたくさん見つけられたのが今年の対SKE48だった。
(ほぼショールームの一点突破だけでルート開拓されたHKT48坂口理子さんのケースについて。いい感じのタイミングで公演に行きたいぞ2018年。)
マンゴー新規の初戦だったゼロポジ公演からそうだったけど、かつての方針を変えて「劇場じゃないライブにも行ってみた」のが2017年だった。
以前は劇場至上主義だったというより、他との兼ね合いで大箱にまで手を回せなかったとか、数少ない機会を作るならぜひ劇場とか、そんな感覚だった。マンゴー新規な今年はほぼほぼメインの位置付けだから、いろんなところに行って「ストーリーライン(この考え方がプロレス的)」を追うぞと。
LiSAのツアーとの日程的な噛み合わせが絶妙だったのも良かったよね。行きたいものにはだいたい行けたんじゃないかな。北海道に行ってた間の選抜発表くらいで。


そうなんだよね、LiSAは半年スパンでツアーの予定を組んでくれるから、割と直前にありがちな48との取捨選択がしやすい気がする。LiSAあればLiSAいくし、LiSAない時にSKE絡みあれば応募できるし。
言及は減ってるし遊ぶ回数ではSKEの方が多くなってるけど、LiSAが俺にとってのエースなのは変わらないな。“通常営業”での満足度がものすごいので。
アリーナでも、ホールでも、今年は無かったけどライブハウスでも、少しずつ手を変えながらもLiSAならではの楽しさ!!は必ず出してくれるのがね、楽しいんすよね。年齢も近いから「LiSAがこんだけやってるんだから俺だって枯れるには早いよ!」って刺激にもなっ……てるんならもっと痩せよう体力取り戻そう2018年。
来年も変わらず遊び尽くそう、アジアツアーの海外公演も視野。


そう、海外デビューした2017年だった。初海外は台湾!
スフィアのツアーで行ったわけだけど、彼女らの「充電」の意味するところが何かも知る気のないまま行って遊んできた。
「もうスフィアはいいよ」な俺を台湾公演に誘う彼もものすごいなと思ったけどw、おかげで楽しい旅行だった。小籠包うますぎ夜市の散策たのしすぎ!
カタコトの英語と何より身振り手振りで何とかなる(地域がある)と分かったのは大事だね。バナナTVで設楽さん日村さんが遊んでた所とか巡ってみたい。
スフィアは6月のツアー二日目にステルスで行ったね。他の知人友人にバレずに行ったのも副産物として楽しかったw そもそも2年半以上ぶりのライブで、思い出深い曲の多いセットリストで、すごく入れ込めたな。とても良かった。


新谷良子さんの2年周期。周期なのはたぶん意図されたものではなくて、次を求めて求めての2年。
次を勝ち取るのに、「ちゅーりっぷ王国民の端くれ」と言うのすらどうなのって立場の俺には何ができるんだろう。
気持ちの面でいちばん共感できるのはりょーこさんなんた。だからまた、りょーこさんの歌とともに悩み頑張っていきたいんだ。
金沢の最前列のめちゃくちゃ楽しかったイメージが頭から消えないうちに、なにとぞなにとぞ。

お久しぶり、の最たるものは下川みくにさんだ。
実に4年。これだけの月日が空いて、やることはないと諦めていた。戻ってきてくれてありがとう。
溜めに溜めた分だけやる気満々みたいで、積極的にライブやってくれるみたいで嬉しい。
手札たくさんな俺なので、然るべきタイミングを狙ってまた何度でも遊びに行くね。


ひさびさのワンマンもあれば、はじめましてはKalafina
リスアニでLiSAとツーマンだったのを機に、ここのところの「しっかり聴く・インプットするのもいいんじゃないの」な流れでうまく掴まれて春のツアーへ。なんだかんだで3本も行けた。セットも初心者向けでありがたかった。
冬はアコースティックのも2本いけて、初年にして一通り行けた。ゴシップネタが飛んだけど来年があるならそのうちにまた。
「Keikoさんに千葉紗子さんを感じる」のはあまり言ってはいけない、俺の個人的事情すぎるからw


「三十路なんだからオッサンらしいイベントを」って行きだしたのが、桑島法子さんの朗読夜だ。
中学・高校のころのラジオでの思い出と、宮沢賢治が好きなのとで、正月公演でさっそくお気に入りに。8月も行き、2018年も正月公演に行くことを決めた。
今後とも、ぜひいい感じに賢治の世界にお招きください。

ありがとうPIERROT、ありがとうANDROGYNOUS。
2014年ので「次はもうない」気持ちでいたから、また暴れて狂えて最高だった。
さらに「次」があるかは分からない、たぶんキリトも何も決めてない。だから、俺も大切な「今」を全力で生き抜いていくよ。



はい。
思いつくままに書いて散らかったね。
ここまで読んでくれた方がいたら、本当にどうもありがとうございました。今後もこんな感じなのでぜひ。
「来年はこういう年にしたい」は1月1日の方で書いていきます。今年のやり残しみたいな話も、目標にスライドしていると思うので。


ネットにリアルにお世話になりました。
また来年もお世話になります。良いお年を。

2017年MVPによせて ― プロレスを好きになってくれてありがとう

ハポンはしなかったけど、こっちはやったぞ俺。

そんなわけで、俺の中でのMVPはSKE48のエース松井珠理奈さんだなと、思ってるわけですよ(内藤哲也調)。
今年の上半期はハロプロで遊んでたわけだけど、その間にもプロレス(ってか新日本プロレス)にハマっていく珠理奈の様子は追ってた。どうせ豆腐プロレス終わったらフェードアウトするんだろって思ってたのは最初のうちだけで、「人生初の趣味」って言葉を聞いてこれは本当に好きになったなと感じた。
そして、「今日の試合はこの選手が一番よかったと思ったら、その選手のグッズを試合後に買ってます(Number Plus『プロレス総選挙』内藤哲也との対談より)」ってのが素晴らしいなと。
「プロレスを好きになってくれて嬉しい!」のはもちろん、その全方位に気持ちを向けていく姿勢がオタクとして非常に尊敬できるなって思った。節操ないとか思われるかもしれないけど、良いと思ったところに行けばいいって共感できる行動原理だな俺は。
この発言自体は夏に読んだものだけど、それより前からスタンスは伝わってきていたからね。このへんが布石になって、『意外にマンゴー』から実にスムーズにSKE48へ復帰して、今まででいちばん貪欲に視野も広くSKEを楽しんだ。
「いいんだよ、珠理奈もいろんなレスラーを絶賛してるんだから」ってノリで良いと思った子の券を取ったりメール取ったりしたところはある。そのおかげで変な意地を張ることなく内山さんのとこも行ったわけだし。
もちろん握手会で珠理奈のとこも行ったね。プロレスの話への食いつき具合と表情を見て、あぁこれは同じプロレスファンだと”仲間”だって確信したね。

新日本プロレスの試合会場に足が向いたのも珠理奈の影響がデカい。新日をまた見るようになったのは3年以上前だったけど、あくまでテレビと新日本プロレスワールドで。「家でマッタリ酒を飲みながら見るのが至高」的な感じだった。
それが、まぁ珠理奈は忙しい合間をぬって会場に行くじゃないっすか。アレ見てたら「くっそ俺も行かないと張り合いが」みたいになってね、G1の両国国技館に行っちゃったねw
そったらやっぱ生で見るのは違うね!って当然なことを思うわけですよ。ありがとう珠理奈、東京ドームも行くよ。
そうこうしてるうちに、イッテンヨンのアンバサダーになってるからねこの子。1年で仕事に繋げきったよ。今までのマスコットちゃん達とは熱量のレベルが違うよこの子は。

「SKEと俺を繋いでおいてくれた」「プロレスを一緒に楽しめる”仲間”になった」「”全方位型”のスタンスを示してくれた」って、ステージ上じゃないところのことばかり書いてからオマケのようになってしまうけど、今更ながら松井珠理奈のパフォーマンスすごいなって思ったのはもちろんのことですよ。
『意外にマンゴー』発売日のゼロポジ公演2回目、ラスト一曲だけ出てきたけど存在感すげぇってなった。以後もやっぱりプロレスって共通項を持ってから注目すること増えたな 。
そうすっとね、モノがちがうな!って思うことかなりあった。見せ方、魅せ方って言えばいいのかね。ミッドナイト公演の『赤いピンヒールとプロフェッサー』で出てきた時とかおひょおぉおぉおぉ!ってなったし。あれはシチュエーションもだいぶとんでもなかったのもある。

松井珠理奈がプロレスを知ったことが俺の2017年に多大なる影響を与えてくれましたね。そんなわけで今年は珠理奈の年だったって言える。
そして珠理奈がもたらしてくれたものは引き続き来年以降も続く。SKEも見ていくし、プロレスも見ていくし、これ良いと思ったものには食いついていく。
そしてブログタイトルである、棚橋弘至G1 CLIMAX 25優勝コメントに着地する。この言葉は来年に直接言う流れを作ろうかなとも思っている。
プロレスを好きになってくれて、ありがとう!