そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

エディ・ゲレロ

WWE エディ・ゲレロ ライ・チート・スティール [DVD]
私が初めてエディ・ゲレロを見たのは、新日本プロレスの中継。ライガーと組んでたように見せかけて裏切り、ブラックタイガーと共にTeam 2000に入ったといういきなりの衝撃だった。
ライガーよりも綺麗で豪快なフロッグ・スプラッシュ(日本の実況だとダイビングボディプレス)や強烈なスープレックスをかました印象が残っている。
で、日韓ワールドカップをキッカケに加入したスカパーでみたWWE。私はエディと再会した。
やっていたのはRVDとの抗争。「真のフロッグ・スプラッシュはどっちだ!?」みたいな感じ。
ちょっと知っていたってことで本来はヒールのエディを応援していた記憶がある。
2003年7月。横浜アリーナ。私が初めてWWEを観戦したとき、エディはタジリと戦っていた。
ライヴで「ズルしていただき!」の一部始終を見た。タジリと一緒に「こいつはやられた!!」とか思った。それだけじゃない、エディ・ゲレロの様々な魅力に酔いしれた。
2004年のレッスルマニアでWWE王者として参戦。世界ヘビー級王者となった親友クリス・ベノワと抱き合った瞬間は本当に感動した。この二人からは、今の王者のように作られた感はなかった。
「上り詰めたぜこの野郎!」みたいなオーラがあった。
ベビーの時も、ヒールの時も、エディ・ゲレロは小さな体で大きな男達に立ち向かっていった。時にズルをし、時にはがっちりと「スリー・アミーゴ」を決めて。
エディ・ゲレロはまだまだ何年でもやれたと思うし、その死はもの凄く残念なことだ。
でも、絶対に忘れない。エディ・ゲレロの生き様は決して。
天国でも、ズルしていただけよ!
I lie, steal, and cheat.
Orale , ViVa La RaZa!