そしてオタクは続く

だって行きたいし見たいし。

NANA MIZUKI LIVE JOURNY 2011 福岡公演・ネタバレ無しレビュー

ライブ前に訪問される方もいるでしょうし、セットリストの紹介とかはしません。印象だけでどこまで伝わるかわかりませんが、読んでもらえると幸い。
「印象すら読みたくねーよ!」って人もいるかもなんで、折りたたみまーす。





「大人になったな」っていうのが、公演中から感じ、そして終了後にも抱いた印象。

全体的なリズム・流れが大変良く、序盤→中盤→終盤という中でのチェンジペースも見事。序盤の楽曲を省みると、単品ではそこまで強烈なモノは多くない印象だけど、組み合わせの妙なのかとてつもなく重厚になっていた。

「ここ!」という楽曲の前には布石を打ち、後に続く楽曲を際立たせていた。「なんで今?」って思っていたらその後に納得、っていう感じ。「餌を蒔きやがった!」と。味な真似をしてくれる。


水樹奈々のパフォーマンスが、「一皮むけた」ように感じられる。本人はおそらく「変わらず攻めます!」と言っているのだろうけど、そんなことはなくなった。攻めるタイミングを見極め、そうではない時には落ち着かせたり流れを作ったりしていた。以前とは明らかに違う、「プレースタイルを変えた」とでも言うべき変化が見えた。
サッカー好きの俺が解りやすい言い方をすると、ポジションを下げたんだな、と。花形であるフォワードとかトップ下を長く担ってきたが、ボランチとかやや下がり目になって攻撃以外の役割にも関わるようになった、みたいな感じ。「落ち着き」が加わったことでパフォーマンスの幅が広がった。


まぁ、俺がこういう受け止め方をするようになったとも言える。跳び厨・アゲアゲ厨の俺が、水樹奈々に攻め以外を求めた、「鑑賞したい」と思うようになった、そして水樹奈々がそれに応える(ように見える)公演をしてくれたのだ、と。
嬉しかった。ここのところ、自分の中で他のアーティストが台頭してきたことがあって「攻め」としての水樹奈々の価値が相対的に下がっていた。なので、今後の身の振り方を考えようとしていた、その矢先での『ポジションチェンジ』だった。
まだまだ良いモノを見せてくれそうだ。他との共存も可能だ。
そんな水樹奈々の"新しい可能性"を見出だしたこ、ツアー初日だった。



同じように感じていた友人と餃子を食べながら飲んだビールが最高に旨かった。公演前の心配なんか吹っ飛び、素晴らしい夜だった。