そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

寿美菜子1stアルバム『My stride』初聴きの感想

My stride(初回生産限定盤)(DVD付)

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普通です。
「初めて聴いた曲なのに、まるでずっと手元に置いてあるかのような馴染みの良さ」という言葉は果たして褒め言葉だろうか?ともすると、インパクトに欠けているのかもしれない。
それでもいいか。。。寿美菜子さんの記念すべき1stアルバム『My stride』は、日常に寄り添った距離の近さ が特長の1枚となっているよ!普通ゆえの心地よさ。
収録曲のジャンルは多方面、今や寿美菜子の代名詞ともなっている「寿ロック」な快活なのから、ダンスナンバー、バラード、軽快なポップス。。。。そのどれもが、あまり尖っていないというか、耳にすっと入り込んでくる感じ。
場所も時間帯も、聴く自分の気持ちも、何にもとらわれずにどんな時でも聴けるような1枚!って印象ありますね。


寿美菜子さんらしいなと。守備範囲広く、万能にこなす「マルチロール」な才を活かした構成となってると思う。そうやって歩んできたのが寿美菜子さんなのかなと、それが彼女の「STRIDE=歩幅」ってことなのかなと。
ちょっと小さくまとまりすぎちゃったかな、っていう印象はある。もっとどっかの方面に攻めて欲しかったとも思う。ただ、これが1stアルバムであり、「寿美菜子の現在地」を示そうというコンセプトのものなので妥当なところとも思う。


フォトブックとか歌詞カード見ながら聴くと、自分の中に寿美菜子が入り込んでいく感覚。「これが寿美菜子だ」って伝わってきて、それがスゴく嬉しいというかなんというか、やっぱり俺はこの人のことが大好きなんだなーって。
自分の好みとか、客観的なクオリティの評価はそこまで良くないんです。でも、好きなものは好きなのだと。大好きなのだと。
この1枚を「2012年・至高の1枚」に選ぶことはおそらくないけど、とても大切にしていく作品になると思う。ファンなんてそんなもんです。


もうちょっと深読みしたり、1曲ずつにフォーカスを絞って、、、というのは明日以降に。