そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

スフィアLIVE2013「SPLASH MESSAGE! 」

「私たちについてきて」という言葉について。
ライブにおける意味合いとして、「また来てね」と大差はない。けど、込められている想いは強く、重い。スフィアを信じてほしい、気持ちを共有して共に歩んでほしい、彼女たちはそう思っているにだろう。


俺は、スフィアのこの想いを受け止められる存在なのだろうか?


昨年のorbitツアーが終わってから半年ほど後、2013年の頭には、スフィアへの飢えがあった。それがリスアニLIVEで至極のパフォーマンスを見せてくれて「やっぱりスフィアは最強だ!」との確信がより強まり、次のワンマンへの期待が更に高まっていった。
そんな、全幅の信頼を寄せていたスフィアに対して疑問符がついたのが春。俺にとってね、当然。Elements gardenによる楽曲提供は、避けてほしいことだったんだよねぇ。スフィアの良さで俺の大好きな「自分たちの感情を表現する歌」とは、全く違う存在。パッケージングされた曲から感情を感じ取るのは、俺には難しくてね。以後、スフィアから意識が遠ざかっていった。


今年の代々木第一体育館ツーデイズ、「これを越えた先に、『年頭までの俺』はいるのか」がテーマだったように思う。今から振り返ると。俺は俺を取り戻せるのか。
一日目は前日に心身が消耗されきっていて、準備しきれずにライブへ入って難しかった。どこか傍観してて、いろいろ考えがちだった。楽しいとは思っていたんだけど、何かが足りないような気がしていて。


二日目。
開演直前、俺のスイッチを押してくれた出来事があって、些細なことだったかもしれないんだけど、おかげでグンとテンションが高まった。考えるより、まず動いてみようと、そう思って開演を迎えられたのが大きかった。
そんなわけで、二日目は心の底から楽しかった!遅いけど、どうにか間に合ったなとw
好転すると、連動するもので。一日目に「見て」しまっていたLIVEで初遭遇の曲、二日目はスムーズに振りコピできたなと。「ワタシNOTEと♯ペンシル」とかすっげぇ可愛いよなっ!
アレの攻略法も、この辺にあったように思う。何より大切なのは、拒絶ではなく受容と解釈なんだと。



信じれば必ず何かを得られるわけではないけど、信じないと始まらない。そんなところかなぁ。
一方で、重く重くのめり込んでしまう自分にはもっと力を抜いてもらいたいねとww 考えすぎんなよとwでも、このスタイルが俺だから(せめぎあい)



この数ヶ月、距離をとったことをロスと捉えはしない。「トップグループ」を目指すことを止めたからこそ見えたことだってあるしね。ってか目指してたんかい。そうなんだよ。
じゃあ俺は、「スフィアについていく」のか?それはわからないけど、スフィアのLIVEはめちゃ楽しいからまた来るよ!今は、これでいい。


そしてスフィアと俺の時は続く。