そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

savage genius LIVE ~じゃあ、またね。つったでしょ!~

savage geniusの魅力はどこにありますか?」と聞かれたら、俺はどう答えるだろう。
強めのロックも優しいバラードもしっかりと歌える歌唱力。ブレが少なく骨太な高音処理。MCでの面白さ。客席との距離感の絶妙さ。
これら引っくるめた、「ライブで与えてくれる幸福感」に魅入られて、savage geniusのワンマンへ行っているんだと思う。


さて、2009年の「コン活!」以来のsavage geniusワンマン。場所は渋谷BURROW、O-EASTなどOグループだからあの辺だろうと行ったらちょっと違った。
入場、最前列センター。ステージが低い。俺の靴サイズ26.5cmよりも低く、たぶん20cm程度ではないかと。そのおかげで近いなんてもんじゃなく、俺のために歌ってるくらいの感覚に陥る。



そんな状況下で開演。後ろからの圧縮もなく、どうぞご自由にといったところ。そして。
一曲目から泣くか、俺。
想いを奏でて』の1番サビのあたりで、「savage geniusが帰ってきたぞ」という感激が早くも溢れ出た。最初のMCでああさんが「泣かせようとしないでね!」って言った時にもうこっちが泣いてるというね。なんだよ大好きなのかよ。あぁそうだよ。


こっからはもう、とにかく幸せだねと。4年以上のブランクがあれば、そりゃぁどの曲を歌ってくれてもヨッシャとなるし。
『Maze』は「savage genius Feat. 近江知永」の曲ということでゲストに近江知永さん。2009年最高のアニソン(俺認定)はやはりめちゃくちゃ素晴らしい。シンメトリーの振付ひっさびさに堪能。「あべった!」の後継に「おうみった!」爆誕。改めてスベリ芸を確立されるおーみさんであったw
『恋心』から『First Smile』なんて、きれいなバラードをきれいに繋いでくれて。「じゃあ、またね」って歌う『First Smile』を、やってきた「また」の機会で聴く。このシチュエーションを待って、待って、待ってたはずなのに、いつしか諦めていた。そんな俺ですら救ってくれて、戻ってきてくれたsavage genius。感謝してもし尽くせない。
激アツの『プロメテウス』、バンドサウンドにアレンジされた『絆』。この2曲では、2009年から2014年にかけての俺の変化が見えた。跳ぶこと以外のアウトプットも楽しくなってきたよねと、頭を振る振る。『プロメテウス』でのヘドバンはやりたかったことなので、セトリ入りありがとう。『絆』のアレンジ格好良すぎるでしょうに!

そして『JUST TUNE』は本編とダブルアンコールで2発。ウキャー、表参道FABの「TUNE UP」で力尽きて倒れ込んだコースやぁぁw あの頃からフィジカルも鍛えられ、最後まで楽しくハシャいだね。頭上のスポットライトとニアミスしながらも颯爽と回避してた(俺さんお上手!)。ダブルアンコールの「もっと もっとも高く!」ではマイク欲張っちゃった(・∀・)


MCの回し方はやっぱり、ああさんのがいちばん好きだ。テンポが心地よく、客席と程よく絡む。客も程よく絡んでいってたよね、みんなもこのリズムが好きなんだよね!
ああさんの小ボケへの返し方とかめっちゃオモロかった。「キャラ変するわー、『萌え萌えキュン♪』」に対していつものテキトーなフーフーよりも大きな「お、オウ…」的なため息でた時はもうね最高。ああさんも気に入ったのか何度かやってたよね。
そして、そんなナイスMCの締めが「savage geniusのライブでは、お客さんとのキャッチ&リリース…ちがうコール&レスポンスを大事にしています」それ釣りやwww


で、で、で、秋にまたライブやるんだって!やったよきたよ、「継続」を勝ち取ってくれたよsavage genius
いつなのかどこなのか、それは今後に発表されると。10月のPIERROTとさえ被らなければ優先するの確定だし、また生きる理由ができたよ。ありがとう。


ということで。
復帰おめでとうありがとう、savage genius。おかえりなさい、ああさん。今後ともよろしくお願いします。