そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

あしあと〜「ラジオどっとあい 雨宮天の群青ガラパゴス」総括

声優さんのラジオ番組で、短期的な勢いでは間違いなく最も入れ込んだ「ラジオどっとあい 雨宮天の群青ガラパゴス」が終わった。聴くのも投稿するのも楽しくて、充実した日々だった。


最終回の「ネガティブについて」のリスナーからのメールと、メールを受けての雨宮天さんのトーク、これこそ群ガラの真骨頂だという猛烈なハイクオリティだったね!素晴らしい。俺も同じ話題について渾身のメールを送っていたけど、読まれなかったことなんてどうでもよかった。二人の素晴らしいパス交換、相互作用を聴けた。
最終回らしいメールが多い中(まぁそれが最終回だ)、この回で唯一のふつおたがここまで輝いてくれているともう嬉しくて嬉しくて仕方がないね!最高のフィナーレでしょう。
「リスナーの考え方を知ることで、自分の頭の中を整理できた」というようなことを雨宮天さんが言っていた。それは聴いていた俺も同じだった。自分含めリスナーのメールと雨宮天さんのやり取りを通じて、いい刺激をもらってた。自分とは違う視点がわかると、考えは深まるものだね。
雨宮天さんが投げかけた話題に、それぞれが真剣に向き合ってメール書いていたんだと思う。だから相互作用が生まれる。すげぇ良かった。「ラジオの双方向性」とはまさにコレというか、これまで感じた中ではいちばん濃密な関係を築けたって感覚がある。


メール採用は6通。送った総数は34通。今まで投稿していた番組では”打率”みたいなの気にして、一通必中だぜってノリで送っていた。けど群ガラについては短期間だし、何度でも言うけど最高のパーソナリティで最高の環境だからセーブなんて一切しなかった。投稿した期間は1ヶ月ちょっとだけど、こんなに頭の中フルに使ったの社会人になってから初めてってくらいモノを考えた。
34通の全てが自己採点で秀作だと思うし、読まれていないものは再編集してこのブログで話題にしたいくらい丹精込めた。
そんな思い入れも込めたメールたちなので、読まれた時はとても嬉しかった。そして読まれた後の雨宮天さんの話の展開の仕方が本当に大好きで、あぁもう一生この番組続けば良いのに。
群ガラでの雨宮天さんの話の仕方は、「私はこう考える。その理由はこうだ」っていうシンプルなもの。これを丁寧に突き詰めようとしていて、そして時にはうまく表現しきれなくて粗っぽくなってしまうこともあって、そんな揺れがたまんねぇって思うのよ。すげぇわかるんだよそういうところ。
そうそう、「あー、良いですね、その気持ちわかります」っていう雨宮天さんのコメントが入ると凄く気分が良い。自分のパスをしっかり受け止めてくれたって思えるので。そしてまた素晴らしいパスが帰ってくると。
雨宮天さんについては毎回毎回同じことばかり書くけど、何回でも書きたいんだよね。雨宮天さんのアウトプットは最高だよ。読んだメールに自分の解釈を加えていくところなんて、もう俺が死ぬまでラジオやり続けてほしいってくらいに好き。大好き。
群ガラの終わりに「また"一人の"ラジオをやりたい」と言ってくれている。雨宮天さんにとってこの3ヶ月間が充実していたんだと思うと、楽しく楽しく楽しく聴いていた俺も嬉しいわけです。ぜひともやってほしい。俺としてはこのオーソドックスなトーク中心のスタイルでいってほしい。キャーキャー言いながらラジオ的じゃないチャレンジなんてやらないでいいからね!



印象に残っているところ、いくつか挙げてみる。
・第1回
「みなさんの考えが知りたい」と初めて言った時。これによって引き寄せられた。「日常の何気ない行動にも、理由があるはず。教えてほしい」なんて言う声優さん最高でしょ。
・第4回
「ブログにもっと天ちゃんの写真を載せてほしい」というメールを受けて、「自分でブログ読み返した時に自分の顔がのってるのがなんかイヤ」と。これ、ストンと腑に落ちた。すげぇ雨宮天さんって思った瞬間。
・第4回
蜘蛛に遭遇して泣いた話。泣いた理由が面白かったし、話の全体の組みあがり方が秀逸でね。これあんた月曜JUNKのオープニングトーク任せられるよってくらいのナイス小話。
・第10回
「ハヤシライスにマーガリン」コーナーでの異様な笑い方。これはただただ気味の悪いオモロで笑ったw
・第10回
反省会で、目標とか夢の話。「自分を満足させられる自分になりたい」って、雨宮天さんらしさ。
・第11回
「蚊を見つけたら叩きのめす」。「叩きのめす」という言葉のチョイスな。
・第13回
「ネガティブとは何か」のメールとコレを受けてのネガティブとはトーク。最終回にして最高傑作。


挙げていけばキリがないからこの辺で。まだまだ書けるぜってあたり、心酔しているよね俺。
そんなわけで、ヒマさえあれば群ガラを聴いていた。そんな番組がもう終わってしまったわけだから寂しい。そして自分と相性の良い番組は、たとえ雨宮天さんが今後なにか番組を持ったとしても、出てこないんじゃないかって思っている。
それでも、雨宮天さんがいつかまた一人喋りのラジオをやってくれるのを願ってやまない。群ガラほどじゃないにしろ、俺の求めるものがきっとあるはずだし。もしかしたら群ガラ以上に俺得の番組になるかもしれない。なんにせよ一人喋りだ。あの人は誰かがいると若い女性らしくキャッキャしていってしまうw
そんな日が来るまで、雨宮天さんどうかお元気で。こっちも良い話いっぱい仕込みながら待っていますので。