そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

We've woken up and won it back!― LiSA LiVE is Smile Always〜PiNK&BLACK〜「ちょこドーナツ」

鈍っていた感覚も 忘れていたときめきも 眠っていた衝動も。

  • プレビュー

「いちごドーナツ」で武道館に打ち克ったLiSA。
今日はロックにもっと派手に、解放感とともにやってくれよう!
…とか言いつつ、ちょっとした、けど長期的にも解決してくれなさそうな引っ掛かりがある俺さんであった。そこをどうカバーしていくか、多少なりは考えているけど難しいなと思う俺さんであった。

  • 引っ掛かり

去年の武道館から、「"正調"ROCK-mode」ってやらなくなったよね。サビの終わりとかで"下"に行くようになったよね。
突き抜けるハイトーンがLiSAで一番好きな俺としてはかなり残念なんだけど、LiSAの喉とか想像したら仕方がないのかなと。
昨日、「じゃあ、俺が"上"をとっていけばいいんじゃん!」という発想に至り、まぁ気晴らしくらいにはなるかなと。

  • お席

2階西のC列、前から2列目。センターステージの真横。
前の席が空いてるので、センターステージへの視界は明瞭。武道館の傾斜のおかげでほぼ明瞭ではある。

  • 本編

もうお酒いっぱい飲んでて眠いからごくごく簡単に。

本編めっちゃ強いね。強打をビシッ、ビシッ、ビシッと打ち込みまくってきた。超気持ちいい、超滾る、常にイヤァォ!って気分だった。
強めに来る曲はもうほぼほぼ全部やったんじゃねーのってくらい畳み掛けてくれて、もうお腹いっぱい満足だった。
そしてアンコールはまぁ、遊んだってことにしておきましょうか。「Believe in myself」はやらなくても良かったんじゃないかな、だってもう勝利は掴みとった後じゃない?まぁ、「Believe in myself」自身が負けたまま終わりたくなかったもんね。なら順番とかあったんじゃないのとは思うけど、そこんところは今後の課題っちゅーことで。アンコールだしね。

  • 無色透明

プレビューと引っ掛かりを前振りとして、今日のコレイチ。
「無色透明」をセンターステージで歌った。視界明瞭だったんで、せっかくだから座って聴き惚れようかななんて画策した。
「ROCK-mode」を筆頭にもうハイトーンは出せなくなったんだろう、また出せるようになるんだったら休養した方がもしかしたら良いんじゃないかななんて思っている俺。
あぁ「無色透明」好きだなぁ、でもクライマックスはまた裏声になっちゃうんだろうなぁ、不満って言うと言いすぎだけど切ないよなぁなんて思ってたらさ、LiSAがやってくれたよ。

鈍っていた感覚も 忘れかけたときめきも眠っていた衝動も
目を覚まして 取り戻しに "行こう"

思わず後ろにのけぞった。この「行こう」はもう聴けないんだって決めつけていた、俺の大好きなLiSAのハイトーンが出た。天空を貫く鋭い一筋が飛んでいった。
え?なんで?出してくれた?出せるの?え?
あれかな、回数限定とかかかってるのか、もしくは「無色透明」のクライマックスは言うほど高くないのか。よーわかんねぇけど、出しきってくれたのすごく嬉しかった。
この瞬間のために、昨日でまず武道館を味方につけて、(俺だけかもしれないけど)リラックスして今日を迎えられたんだなって思った。サンキューな、昨日のLiSA。

ほんともう、感謝ですよ。万感の思いです。