そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

内山命の総選挙アピール動画を見てあれこれ考えた。

https://youtu.be/nsWpfb_yHvE

みなさんこんにちは!SKE48 Team K2の内山命です。

私は、小さい頃から背が高くて、小学校の運動会の組体操では、一番下の土台をずっとやってました。
組体操のメインである巨大ピラミッドでは、本当に、本当にキツくて。手に石が刺さったりとか、膝にも刺さったりとか、友達の手が背中にこうグッときたりとか、すごい大変だったんですよ。

それを「やりたくない」って先生に抗議して。
そしたら先生が、「一番下でもちゃんと見てるし、みことちゃんがいないとできないんだよ」って言ってくれたんですよ。
それを聞いて、私なんてバカなことを考えているんだろうって思ったんですよ。


なので、今度は、みなさんが、この土台である私を、見てほしいです。輝く時を、一緒に見守っててほしいです。よろしくお願いします!

このエピソードは2010年にブログに書いていて、当時からとても好きな話だ。みこってぃのことが好きになり始めた頃で、この子の性格や立ち位置がとてもよくわかった。土台とか隅っこにいる子に目が行って、好きになったのに縁を感じて、見守っていこうと思ったものだ。
当時のブログはもう参照できず、自分で保存してたのもハードディスクが壊れた時に消えてしまった。だけど、何度も何度も読んでいたから記憶には残っていた。しばしば、みことのパフォーマンスを見ながら思い出すこともある。


俺にとっても大事なこのエピソードを、みことは5年ぶりに世の中に出した。勝負に出た本気の総選挙のアピール動画に、この話だけをつぎ込んだ。これが手持ちの最強のカードで、最後のカードだってことなんだと思う。
当時のブログでは、先生からの一言を受けて「がんばろう」くらいのことを書いていた。自分の立ち位置を受け入れて、しっかりやっていこう。だから見ててね。みたいな。
今回の動画、もっと時間が長ければ「私なんてバカなこと考えているんだろうって思ったんですよ」と「なので、今度は、みなさんが」の間にもっと話したかったんだと思う。勝手に行間を読む。

見てくれる人がいると信じて、土台として頑張ってきた。
力をつけて、グループを支えられる土台になった。
評価され、「信頼できるメンバーだ」と讃えられ、責任ある役割を任されるようになった。
土台でやってきた成果を得られている。成長できている。
ただ、ここで止まりたくない。終わりたくない。もっと輝きたい。上に行きたい。


これまで培ったキャリアへの自負、今後に向けての欲求、それらが受け容れられるかわからない不安。これらの感情が混じりながら、アピール動画に挑んでいたんだろう。声が上ずって、泣きそうだった。
なんとしてもランクインしたいという彼女の想いを汲んでほしい。受け止めてほしい。そして、投票をしてほしい。


「いくぞ!みこっ党!!」ってみことに言われて「よっしゃ!」って思った皆、もう一踏ん張り二踏ん張りがんばろう。



ここ最近の内山命の活動や、アピール動画を見て何かを感じてくれているあなたへ。
毎年の総選挙で俺は、速報を見てから「お、ここの界隈がんばってるなら投票してあげよう」って気分で入れてました。現状で投票先を決めてない方なら、同様のスタンスかと思います。
もし内山命に少しでも期待感があったら、様子見したい気持ちは重々わかりますが、そこをなんとか速報前に投票してください!!



そして。
かつて内山命と苦楽を共にして、今はどこかに行ってるあなたへ。どうでしょう、あなたが守ってくれた内山命の今を未来に繋げるお手伝いをしてくれませんか?
モバイルでも何でも良いです、内山命とすごしたあなたの一票が入るの、俺はすごく嬉しいです。







実にもどかしい。
この3月からというもの、俺の心は何度も何度も火をつけられている。そしてこの動画で、また一段階も二段階も熱くなっている。
でも、この熱量に見合うだけの行動がなかなか起こせない。速報までに自分の力で入れられるだろう物理的な限界までは、手持ちが既にある。自分の力だけで最終順位を押し上げようにも、そこまでの力は持ち合わせていない。
ここであーだこーだと言葉を紡ぐことしかできない無力さも受け入れ、できる全てを続けていこう。