そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

続・Seamless ―UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2015-2016「プログラムcontinued」 市川市文化会館

最前列でした。
ボーカル・ギターの斎藤宏介さんの真正面でした。
ものすごい世界でした。遮るものは何もありません、目の前で歌う斎藤さん、その後ろにドラムの鈴木貴雄さん、斎藤さんの横、間接視野くらいの位置にベースの田淵智也さん。これしか見えない位置でした。なぜ、丁寧語でさん付けなのかはわかりません。そういうテンションです。



楽しくて気持ちよくて、現実感が薄くて、でもしっかり手応えはあって。
集中してたのか圧倒されて飲み込まれたのかもよくわからない、とにかく3人の音楽に没入して、聴きたいものを聴いて見たいものを見て動きたいように動いていった。ストレスというか雑念というか、そういうものを微塵も感じなかった。
こんな感じ、昨年のUNISON SQUARE GARDENツアーファイナルでも感じていて、そこで「Seamless」って単語を使っていたなと。
http://d.hatena.ne.jp/fivetimechamp/20141128/1417189398
今日もこのSeamlessで、去年よりももっと深いところにいたように思う。視界が良すぎるからね。
周りが何してるかも視野に入ってこないから、正真正銘の"全く気にかけない"状態で、入りと出がそのまま同時!みたいな。もはや何したかもちょっと記憶に残ってない部分もあって、でもメチャクチャに楽しんだことは感触として残っている。
「不条理を」ぶっ蹴っ飛ばしてやった。ホールの最前じゃないと真正面に蹴飛ばすムーブはできないよね。
新曲どうしようって時に、後ろの照明の具合で予測を立てたり(まぁこれは意図してやってくれてる)、斎藤さん貴雄田淵智也の動きから拾ってみたり。ちょちょいとつまみ食いして1人で3人の面白そうなところやってた。まぁリズムに乗って聴いてりゃカッコいいって話なんだけど。
夜桜四重奏なりタイガー&バニーなりについては、アニメというかアニソンの方向性からアプローチしていきたいよねって。Bメロでパンッパパンッってさり気なく入るよねオリオン。入れたらニヤニヤしちゃったよ。ヲタクやん俺、って。
あとなんだろ、もういいやww
最高なんすよ!!!



「歌は求愛」ってゴスペラーズが言ってたっていう、何度もブログやTwitterで話題にしている話を今日も。
男性ボーカルを男である俺が聴くと、「送り手のボーカルと受け手のリスナー(俺)」の関係だけじゃなくて「誰かに送りたいリスナー(俺)の代行者たるボーカル」って関係になることもあるよねと。
「お前こう思ってるんだよな」って肩を組んで同じ方向を向いてくれるような。
「流星のスコール」と「誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと」と「黄昏インザスパイ」でそんなことを思った。まぁ、送りたい相手は内山命さんなんですけど。それで良いのかもうすぐ29歳、それで良いのだ。



最後に「お前の勘違いだろ」って話をするんで、不快に思われても知ったこっちゃないゾーン。



真正面の斎藤さんが「楽しそうだなコイツ」って感じで何度か微笑みかけてくれて、それもまたテンション上がりましたね。脳内乙ってことでw
たまに田淵智也と動きがシンクロする俺だから、今日は横にも前にもみたいな感じだったかもしれませんね!!


そんな感じでーす。