そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

今はとりあえず進もう ― LiSA横アリ the Sun & the Moon

LiSAの横浜アリーナ2デイズだった。
しっかり覚えているどころか身体に染み付いてるくらいLiSAは聴いているので、今さら予習なんてしないで日常生活のような雰囲気で当日を迎えて、会場に行った。


1日目the Sunはセンターの前から9列目且つ花道に近め。
2日めthe Moonは北スタンドでステージとは逆側で上の方。
見事な対比っぷりで、まぁ自然と意識のポイントも変わるからこれくらい豪快に席が違ってくれれば清々しい。

で。何を記録しておこうか。


the Sunの一曲目『コズミックジェットコースター』のイントロで既に、今秋のあらゆる瞬間より気持ちが高まって熱く熱くなってたのが全てなんだよな。
いやぁあれだね、ガッチリや(天山広吉的な語彙)

特にthe Sunは春夏ツアーの残り香のするようなセットリストだったけど関係ないね楽しいね。まぁHi FiVEツアー大好きだし良いんだよ俺はw
『エレクトリリカル』でウツダンス(最近TMNブーム)入れたりと新技もありつつ、同じようにだったり違ったりで楽しく遊んだった。
いやぁいいね、横浜アリーナで『ANTIHERO』やってくれるしね。『変わらない青』とかもう最高っすよね!
Sun=太陽の解釈の仕方ね。明るい太陽!だけじゃなくて、サディスティックな面も出してて、しっかり押し込んでくれた。ブラックサン、世紀王だね仮面ライダーBlackだね。
あとバトルでリボルケインバイオブレードとボルテックシューター出てたよね。出てたと思えば出てた!


ちょっと飛ばしてthe Moonへ。こっちはダークな感じと、内へ内へ入っていく感じと。
いきなり『Bad Sweet Trap』とか!お久しぶりだね『ヒトリワラッテ』『シロイトイキ』『蜜』『エスケープゲーム』!!LiSAも言ってたけど普段あまり出てこない曲が多くて、それでも良い組み合わせになるもので。
そ、し、て!
今年のLiSAでいちばん楽しく遊んだだろう『Psychedelic Drive』もきたね!イントロへ繋げるリードですぐわかってはしゃいだわ!!
そして良い感じの席だったのでLiSAの扇子に合わせて"飛翔"させていただきました。いい景色であった。


しかしまぁ、ツーデイズでほとんど曲の被りがなかったってすごいな。よく作り上げてくれた。今すぐにでも映像化してほしい何度でも見返せる気がする。
いろんな曲、いろんな感情、光も闇も受け入れて抱きしめていこうねってテーマだったと感じた。ウルトラマンオーブでもこういうテーマあったね。最近の俺もよくこういうこと思う。
この二日間で改めて、LiSAすげぇめっちゃ好き相性バッチリだぜって思った。新曲『Catch the Moment』の時に言ってたけど、「一瞬一瞬の楽しい瞬間を大事にしつつ、それが10年でも20年でも50年でも続けばいい」って関係性でいたい。
目の前のことを最大に楽しんで、先を見据えはしないんだけどいつまでも続くような。刹那主義も積もれば永久。



で、11月のもう一つの山場となっていたこととの勝手なリンクをしてくれたのが『ツヨガリ・ファンファーレ』だった。あ、ここからはLiSAの話にならなさそうだ。
夏に初めて聴いた時は「ふーん夏の失恋の歌ねー」って流してたんだけど、今の俺にはものすごいインパクトだった。まぁ、推しの看板を下ろしただけで恋愛なんてまるでしちゃいなかったけど。
ビジョンに映る歌詞を見ながら聴いてたら、言葉が刺さり続けたね。泣きそうだった。

思い出が綺麗すぎる ノートが開けないんだ
ちゃんと好きだったんだから 今はとりあえず 進もう
さよなら My dear ボーイフレンド

私たち 似てなんかないけど それが良かった
当然じゃない キセキなら 一つ一つ 全部 嬉しいから

歌詞だとボーイフレンド言ってるから視点はあちらさんだけど、まぁくるね。そのとおりだよねぇ。
そして、「Goodbye see you again. "Thank you" to you my dear.」のところを一緒に歌いながら、この気持ちを栄に届けたいなってなっててもうめちゃ感情的っすよ。LiSAに代弁してもらっていた。
そしてこの曲が完璧に俺の今の気持ちと一致してるのが、ここで終わらずに、

迷路のような 森の中の どっかで また出会えたら
運命も信じちゃうかな 今は考えるのやめとこう

ここね!ここ大事ね!!
"復党"に含みは残しておいてもいいんだけど、今はどうするか考えてもないっすよってところまで歌に込めてくれてるなんて、さすがLiSAだ俺のことよくわかって仕掛けておいてくれたんだねw

こういう流れを感じられるのすっごく楽しいですね。やめられないっていうかやめる必要は、ないですね。年齢要件なんてものはない!

悲しみに溺れてしまいそうでも仕方ないから
忘れちゃうくらい 勇ましく 高く鳴らせ ツヨガリのファンファーレ
(以上引用部分、LiSA『ツヨガリ・ファンファーレ』)