そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

対 ― アンジュルム コンサートツアー 2017春 ~変わるもの 変わらないもの~ @日本武道館

「歌を聴きたい、ダンスを見入りたい、表情を観察したい」が「曲に対して声を出したい、動きたい」に勝つんだよねぇ、アンジュルムだと。
恥ずかしくて動き出せないなんてはずもなく、グイッと入り込むと動く部分が捨てられていく。さてなぜでしょう。


なんてことにある程度の答えが出てきた、ような気がする。

まず、アンジュルムというか室田瑞希さんがあまりにも"見ていたい存在"な点が強い。
重心の低さ、動きのシャープさ、急制動の力強さ。「ゲームでアイドルの能力値をエディットすることになったらこうする」ってくらいの好みそのものズバリ。完璧。
歌唱力も良い感じ、ロングトーンでよくわかるのは太すぎず細すぎずな声質。ソロでたくさん聴きたいなんて思ったりする(室田好きが先行して高評価にしてる感もある)。
ショップで写真を買っていくくらいには当然にルックスも好きなわけだけど、今日の写真集を見ていたら「あれ、下川みくにさんそっくりじゃね」ってカットがあって、あぁやっとここに説明もついたなと。19年前と好みがあまり変わっていないとw
ともかく総合的に見てかなり"オーダー通りに好き"な感じが強くて、じっと見てて満足できちゃうところがある。「リアクションを返して楽しさを増幅させる」よりも「一秒たりとも視野から切りたくないし見た情報を記憶に留めたい」を優先していた。
この辺は、今日も先週の中野も先月の三郷も2階席だったというのにも起因しているかもしれない。労せず見えるんなら動くのにキャパシティを使えるかもしれない。


そしてやや問題なのはアンジュルムスマイレージに隔たりを感じているところ。
「すっげー好きなアンジュルムの曲」から「よく知らないスマイレージの曲」ってなった時に気持ちが寸断される。曲調もだいぶ違うし、ワンマンなのに対バン見てる気分にすらなる。
「だって室田いないし曲が多いしめんどい」ってことでライブで見た聴いたものを復習しようスタイルで行く以上は、完全解決に長ーい時間がかかる。秋あたりまでにYouTube先生のご指導を受けておこうか。
この辺については、今日のMCで「ツアーのテーマが『アンジュルムスマイレージ』」って言ってたりなぷーとか、「『アンジュルムはもう違うのにスマイレージの曲をやると(客が)沸くのが違和感あった」とか言ってたあやちょには汲んでもらえるかなぁなんて。
うまく折り合いをつけておいたほうがいいだろうけど、決して受容できないようなことじゃないのかなと。新規なりの悩みってことで、うまいこと取り組んでいこ。


なんか全然ライブの感想じゃないな!!!


セットはホールツアーとほぼ同じ。新曲3つと『有頂天LOVE』が追加されてたのかな。ってかこれがホールツアーのファイナルだから同じなのは当然だよね。
序盤でセット組み替える気配がなかったんで、「『カクゴして!』投入と『次々続々』フル」の期待は早々と取り下げておいた。そういう日じゃなかったんだよ。
そうなってくると新曲のチェック以外は通常営業ってことで、↑のとおり見る聴く基本にして後半の『大器晩成』からグイと上げていく感じとなった。
『愛さえあればなんにもいらない』どうなんだろうね、結構な変化球だから慣らしていこうねってところで現状。
魔女っ子メグちゃん』は遊びまくれる。アニソンちびっ子大集合、ナニワ金融道。こんなん武道館で口ずさめると思わなかったw悪ノリが過ぎないようにな!
『ナミダイロノケツイ』が相川さんへのメッセージだった。と思う。まだ彼女を見たことない自分としては、「9人のアンジュルムを見られる日を」というところで。



今日でアンジュルムそしてハロとの春シリーズが終わりということで、そこんところ総まとめ的に見ていたり"次"に繋げる何かを考えたりしながら見ていた。
楽しかったし良いもの見たなって思うんだけど、まだスイングし始めた段階で「これ!!」っていうスイートスポットにはまだ当たってない。自分の持つ情報量を増やしていくのが第一。
秋にツアーとかまたあるんなら、他の日程めっちゃ詰まってるけど入れ込みたいところ。