そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

今昔交錯 ― Sphere live tour 2017 “We are SPHERE!!!!” @神奈川県民ホール

スフィア「等身大のHeartに!」
スフィア「Candy敷き詰めて!!」
スフィア「照準合わせたら!!!」
スフィア&オタク「woo yeah!!!!」 King of OTAKU STYLE「イャァオ!!!!」
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最近何かと"ノスタルジックな風″が吹きがちな僕です。
内山命さん速報ランクインおめでとうございます。
下川みくにさん新譜発売おめでとうございます。
そして、お久しぶりですスフィアのみなさん。Eternalのファイナル以来2年半ぶりですね。


チケット確保した時点で、知人友人は誰も俺が行くことを知らなかった。どうせならこのまま隠密行動でライブを迎えてみようと決めた。朝イチでディズニーランド行ったのも、ちょっと"フェイント"含みだった、自己満足w
もちろん「隠れてライブ行く面白さ」もあったけど、かれこれ2年半かなり頑なに断絶させてたスフィアとの再会をじっくり自分のペースで向き合おうとね。
主目的は『Miracle shooter』と遊ぶこと。アルバム『ISM』を何気に発売週くらいに聞いてたけどなかなか良いじゃん、中でも『Miracle shooter』はめっちゃ遊べそうって感触があった。
そして、土曜のセットリストをサラッと見た(あまり記憶に残らないように的な意識)感じだとかなり強烈。期待が高まる。"同窓会気分"も、そりゃあ混ざるもの。
ホールに着いた段階で、何人かの知り合いを見かけるも気づかれず。背景に同化する男。
知り合いじゃないけど顔をよく見かけていた人らが相変わらずいる。お元気そうで。

席はかなり良い。1階一桁列の上手端っこ。ステージ脇のせり出し的なところ。
開演前に目の前を知人が通り過ぎるも察知されず。モブキャラこと俺。


ライブ中の2時間半、色々なことを感じ、思った。

OrbitやEternalで遊び回っていた曲たちと"再会"を果たした時は、当時の思い出が頭の中を駆け巡って、その思い出のままに手も足も身体も動いていった。『HIGH POWERED』のイントロで一気に沸き上がっていった。
当時の振りについては全力で身体に叩き込んだからね、簡単には忘れないよね。『Now loading...SKY!!』の間奏の↑↓もしっかり上からいけたw
その一方、『ISM』の曲とは当然に初めましてなわけで、振りコピを試みながらも音に対して自分のやりたいように返していった。
1曲目『SPHERE-ISM』のイントロから早速なじめたというか、2年半空いてたのになのか空いてたからなのか、かなりハイな状態になっていた。
お目当ての『Miracle shooter』そして『& SPARKLIFE』もきっちりやってくれた。『Miracle shooter』は振りが可愛いって評判を聞いていてそこも期待はしていたんだけど、リズムに乗って首振って暴れまわってたから全部は覚えていなかったりする。またそのうち、かな?
いやぁしかし、これオルスタでやってたらフロア中を回遊しまくるような感じで動けちゃうよね。素晴らしい楽しい!
『& SPARKLIFE』のサビいいね、ぴょんぴょん跳びながらbangbangして気づいたら滾ってるやつね。イャァオ。

総じてめちゃくちゃ楽しくて汗だくになったわけだけど、
「この楽しい気持ちは、"今の俺"なのか"思い出の俺"なのか」みたいなことは思考していたりした。まぁ、そこは曲の新旧でスイッチングされてて、全体で見ると渾然一体なのかなと。
曲はともかく、スフィアの4人を観察してる俺は完全に同窓会モードだったかなぁ。相変わらずたのしそうにやってんな!って感じで。昨秋のユーフォ演奏会で寿さん出てきた時は割と顔が引きつっちゃってたもんねw
「俺が好きなのは、寿美菜子さんってよりスフィアの紫」説、今日も当時から引き継いでたかもね。久々に紫キンブレ持ってチーズケーキTシャツ着てそういう感じに持って行った感は多分にあるけど、結構じっと見ていたな。


上手の端っこが炸裂したなって思ったのは2回。
Non stop road』といえばOrbitの初日名古屋が最前列上手だったねってことで、1番のサビで愛生ちゃんとわかりあったなと(ACEで初披露してて見てたの4連番の中で俺だけで、その振りを連番者には教えないで"独り占め"気分だったw)。
あの日のこと思い出しながらの『Non stop road』で、そして愛生ちゃん側で1番サビを迎えた時の感情の揺れ動きったらなかったね。
そしてもう一回は最後の『キミ想う旋律』。ステージ脇のせり出したところ(花道?)まで来たのは美菜子だった。
今も好きだとかまた好きになったとか簡単に言うつもりはないけど、「この笑顔が好きだったな、俺」感慨深かった。「みんなで歌おう」って感じだったんで、目の前の美菜子に届けとばかりに全力で声に出していた。スクリーンの歌詞を盗み見る必要もなかったくらいに仕上げていたの自分でも笑う。


自分が見ている"現在地"との比較は、特にしようとも思ってなかったのに何度もしていた。
もっと難しいダンスをしてみせる人たちもいるし、もっと力強く上手く歌う人もいる。クオリティだけで俺をまた引っ張り込むのは、ちょっと難しいと思う。
それでももの凄く楽しくて、「一生やってればいいのに、また良い感じのタイミングで遊びに来るから」なんてことを思うのは、自分の中でスフィアが一時代を築いていたからに他ならなくて。
そして2年半のブランクを経て、「もうこれで終わり」と決めて頑なに見ないようにしていた間に、不満に思ってた気持ちというか自分の中にできていたトゲが取れていたのかな。「間違いなくいちばん好きだった」気持ちが色濃く残っていたから、新曲の好感触をトリガーにまた遊びに行けて、すんなり受け止められたんだと思う。


まとまりきってないけどこんなところで。
うん、すごく楽しかった。
「じゃあ来週も来る?」って問いかけられたら、それとはまたちょっと違う性質のものだけど。
また心身のコンディションを整えて、ここってところで行くのが良いだろう。
『Miracle shooter』とはまだまだ遊び足りないしね!!!!



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ここからはおもいっきり余談というかオマケというか、自分用の記録。
今日に至るまでの経過を書き留めておく。


○2月5日(日)
アルバム『ISM』購入。"視察"目的だったかまぁそんなところ。あと応募券をオタクに施してやるぜヘッヘー的なのもあったかもしれない。


査定する気満々からの


かなり良い感触があった。そんなわけで、「同窓会気分に浸りに行く」ってよりも「アルバム曲と遊びに行く」テーマで行くかどうかというのを画策し始めた。
『Miracle shooter』がベースドンドコしまくってて俺の中の田淵智也が暴れたくて暴れたくて仕方なかった!からの『& SPARKLIFE』もハイになれるし、俺の"現在地"でのやり方を持ち込んでスイングしていけるなって思った。


○~3月上旬
代々木第一体育館ツーデイズへの参加を画策するも、行かず。
友人に余りの有無を聞いたら余剰はなかったってことで、んでぴあとかも完売して、ディズニーシー15周年グランドフィナーレとJリーグホーム開幕戦に押し流されていった。

○~4月
友人にツアー参加を誘われる。
ぼちぼち検討するも、代々木がお流れになってから気分が上がりきらず。
「同窓会要素くらいしか見出だせないんなら、それ飲み会だけやりゃいいんじゃね」派、俺の中で優勢に。それを言い出せず有耶無耶にしておく。
他のオタクにはちょいちょい「どう言えばいいんだろね」なんて話をしていた。人間が小さいこと俺。
「We are SPHERE!!!!とは言えないよね」が口癖。


○4月30日(日)
ARIAイベ。
ARIAオタかつスフィアオタ」たちと飲み、話す。ツアーの位置づけとかを聞いて興味がポコッと湧きかける。
「富山とか美味しいもんあるだろうし、チケ余ってたら行くのも"やぶさかではないですね"」とか口走ってた。ネタ度99%ではあったけど。

○5月4日(木)
オタク飲み。誘ってくれてた友人と久々に会う。そこで「ぶっちゃけ行くイメージつかねぇ!」とぶっちゃける。泡盛に勢いを借りた。
その後、話してるうちに「行くの検討しても別にいいんじゃね」って気もしてきていた。揺れる天秤。
「富山あたりで突如現れて、知り合い数人をちょっと驚かす作戦」立ち上げ。ネタで行く富山、この時点で割とアリ。

○5月19日(金)
富山行くよ宣言。
件の友人とLINEでだけ詰める方向性にする。

○5月22日(日)~6月2日(金)
ARIAカフェ。
ここで一緒になるのはやっぱり「ARIAオタかつスフィアオタ」なので、話題は自然とツアーの話。「聞いてるうちに興味がわいてきて…」どころではなく、「どこ行ったろうか」くらいにはなっていた。
富山に行くことはここでも話し、さっそくLINEでだけじゃなくなる。
「富山行くの4,5人が知ってるし、そんなに知ってたらサプライズ感が薄まるな、その前に本当に突如として現れてやろう」プランが浮上。
「『Miracle shooter』の振りがめちゃくちゃ可愛い」と聞く。機運がかなり高まる。
「行くにしても関東じゃつまらないよな、地方公演にフラッと現れるインパクトだよな」的なイメージを持つ。

○6月3日(土)
セットリスト確認→地方公演まで待てねぇ明日行く→チケット見つける→決



ま、手のひら返しをすることを躊躇わなくなってるから、
旅の終わりに - サイドの活動記録
「これで終わり」なんて位置づけた対象にだって、行きたくなれば行く。それだけのこと、とも言える。