そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

2017年MVPによせて ― プロレスを好きになってくれてありがとう

ハポンはしなかったけど、こっちはやったぞ俺。

そんなわけで、俺の中でのMVPはSKE48のエース松井珠理奈さんだなと、思ってるわけですよ(内藤哲也調)。
今年の上半期はハロプロで遊んでたわけだけど、その間にもプロレス(ってか新日本プロレス)にハマっていく珠理奈の様子は追ってた。どうせ豆腐プロレス終わったらフェードアウトするんだろって思ってたのは最初のうちだけで、「人生初の趣味」って言葉を聞いてこれは本当に好きになったなと感じた。
そして、「今日の試合はこの選手が一番よかったと思ったら、その選手のグッズを試合後に買ってます(Number Plus『プロレス総選挙』内藤哲也との対談より)」ってのが素晴らしいなと。
「プロレスを好きになってくれて嬉しい!」のはもちろん、その全方位に気持ちを向けていく姿勢がオタクとして非常に尊敬できるなって思った。節操ないとか思われるかもしれないけど、良いと思ったところに行けばいいって共感できる行動原理だな俺は。
この発言自体は夏に読んだものだけど、それより前からスタンスは伝わってきていたからね。このへんが布石になって、『意外にマンゴー』から実にスムーズにSKE48へ復帰して、今まででいちばん貪欲に視野も広くSKEを楽しんだ。
「いいんだよ、珠理奈もいろんなレスラーを絶賛してるんだから」ってノリで良いと思った子の券を取ったりメール取ったりしたところはある。そのおかげで変な意地を張ることなく内山さんのとこも行ったわけだし。
もちろん握手会で珠理奈のとこも行ったね。プロレスの話への食いつき具合と表情を見て、あぁこれは同じプロレスファンだと”仲間”だって確信したね。

新日本プロレスの試合会場に足が向いたのも珠理奈の影響がデカい。新日をまた見るようになったのは3年以上前だったけど、あくまでテレビと新日本プロレスワールドで。「家でマッタリ酒を飲みながら見るのが至高」的な感じだった。
それが、まぁ珠理奈は忙しい合間をぬって会場に行くじゃないっすか。アレ見てたら「くっそ俺も行かないと張り合いが」みたいになってね、G1の両国国技館に行っちゃったねw
そったらやっぱ生で見るのは違うね!って当然なことを思うわけですよ。ありがとう珠理奈、東京ドームも行くよ。
そうこうしてるうちに、イッテンヨンのアンバサダーになってるからねこの子。1年で仕事に繋げきったよ。今までのマスコットちゃん達とは熱量のレベルが違うよこの子は。

「SKEと俺を繋いでおいてくれた」「プロレスを一緒に楽しめる”仲間”になった」「”全方位型”のスタンスを示してくれた」って、ステージ上じゃないところのことばかり書いてからオマケのようになってしまうけど、今更ながら松井珠理奈のパフォーマンスすごいなって思ったのはもちろんのことですよ。
『意外にマンゴー』発売日のゼロポジ公演2回目、ラスト一曲だけ出てきたけど存在感すげぇってなった。以後もやっぱりプロレスって共通項を持ってから注目すること増えたな 。
そうすっとね、モノがちがうな!って思うことかなりあった。見せ方、魅せ方って言えばいいのかね。ミッドナイト公演の『赤いピンヒールとプロフェッサー』で出てきた時とかおひょおぉおぉおぉ!ってなったし。あれはシチュエーションもだいぶとんでもなかったのもある。

松井珠理奈がプロレスを知ったことが俺の2017年に多大なる影響を与えてくれましたね。そんなわけで今年は珠理奈の年だったって言える。
そして珠理奈がもたらしてくれたものは引き続き来年以降も続く。SKEも見ていくし、プロレスも見ていくし、これ良いと思ったものには食いついていく。
そしてブログタイトルである、棚橋弘至G1 CLIMAX 25優勝コメントに着地する。この言葉は来年に直接言う流れを作ろうかなとも思っている。
プロレスを好きになってくれて、ありがとう!