そしてオタクは続く

だって行きたいし見たいし。

収拾がつかないなら、こっちだけ見てれば? ー LiSA LiVE is Smile Always ~ASIA TOUR 2018~[en] @大阪城ホール

2日目。今日はやたらワイルドだなと思っていたLiSAの歌声がコンディション不良なんだと気づいたのは、中断直前の『L.Miranic』だった。
直後が衣装替えでもあったのでLiSAはステージから退き、バンドの演奏が長くなったところで会場の全員が「ここで止まる」ことを理解した。中止もあるかなと、俺は考えていた。
バンドのトークと、バンドも引っ込んでの休憩時間およそ40分で、LiSAは戻ってきた。歌えるのかどうか不安と、やろうってんなら頑張ってくれという激励の気持ちで見守る。否が応でも頭をよぎる、初の武道館での彼女の姿。
中断明けは『DOCTOR』だ。初武道館で歌われた曲だった。あの時の「センセイ すごく痛いの」は曲中の意味ではなく、ただただ悲痛な叫びに聞こえた。

今回は、乗り切ってくれた。
確かに声が掠れるところもあった、高音が出しきれないところもあった。それでも、決して崩れることはなかった。
素早く中断を決断したのは、きっとリスクマネジメントの方法がチームとして確立できているんだろう。あの武道館からの学び、なんだと思う。
「何ができて、何ができないか」のチェックが行き届いていたようで、出せる音は強くいく、出せないなら無理せず裏返す、荒れたきゃ荒れろ、なんなら客席にマイク向けちゃおうって感じで、思い切りよく割り切りできていたように見えた。
そして、技術的には「悪いなら悪いなりにまとめ」たのかもしれないけど、これを補って覆い隠してしまうほどに動きや煽りが熱を帯びていった。
LiSAの気迫にあてられて、自分にも一気に火がついた。「今日はすごい、最高のライブになった」ってLiSAは言っていたけど、それはあなたがすごいんだよ。
「大丈夫、心配すんな、楽しく遊べ!」って雰囲気を作り上げたトラブル対応とパフォーマンス、素晴らしい。


自分が楽しむという軸がすっかり定着していた俺だけど、今回ばかりはひさびさに「がんばれ!よし!おーけーぇぇい!!」って激励とか応援とか祈りのような気持ちが強くなった。
そうすると自然に、見方としては「LiSAと俺」ってなる。曲・歌詞を起点に色々なことを思いながらのライブは大好きなんだけど、あっち行ってこっち行ってで頭の中めちゃくちゃよねってのも一方ではあった。
だから、今回の中断前後ではかなり自分の見方が違ったように思う。後はかなりシンプルに曲に歌に音に反応していった。
そうすることで出る結論も単純で、「乗り切ったLiSAすごい、LiSA楽しい、あぁ好き」ってなった。
忘れてるつもりなんてなかったけど、改めて俺にとっての世界チャンピオンだなと、そんな認識を深めた大阪だった。


No More Time Machine』と『Mr.Launcher』の話は、繋げた先のイベント感想に絡めた方がきっと良い気がする。もうすぐ書くことになるけど、いつでも出せるくらい頭の中では整っていたりする。