そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

#栄の最終ベルが鳴る のごく個人的なプレビュー ―"K4th懐かしい"だけにはしたくないよね

SKE48 Team K2(機種依存文字が化けそうなのでK2表記)公演、7月27日の遠方枠で当選した。
遠方枠なんて幻だろってくらい久しぶりの当選だった。調べたら2010年2月27日のチームS公演以来、3,072日(8年5ヶ月)ぶりらしい。SKEから離れていた期間が多々あるとはいえ、幻に感じていたのも当然の長さだ。

そんなわけで、8年5ヶ月ぶりに「来週は公演」って気持ちで週をまたいでいった。何時に名古屋に着こうとか、着いたら何しようとか、なんとなく計画を立てている。立てているのだが。

『最終ベルが鳴る』公演である。
オリジナルのTeam K 4th、俺が初めて入った劇場公演でものすごく思い出深い。
そんな話を握手会で内山命さんにしたら、「それめっちゃエモいやん」と返ってきた。その通りで、心臓を強く握って揺さぶられるってくらい、とてもワクワクしている。
思い出深い公演を、今いちばん好きなチームであるK2がやる。願ってもない構図が出来上がっている。
K4thの後もいろんな所でやっていたこの公演を「入りたいなぁ」とか思いながらも応募すらしてこなかったのは、きっとK2が演るこの日が来るのを本能的に理解していたからだ。そんな後付けのこじつけができるくらいには浮かれている。
やっべぇ早く入りてぇ。大丈夫だよ明日には入れるんだよ俺。


その一方で、「あまりにも思い出補正が強い公演」を「お気に入りのチームがやる」ことに対する不安感のようなものもある。
実際に入ったのって10回はあったよねくらいだけど、公演DVDはそれこそ無限に見た。
今回の当選後に映像を見直したけど、カメラ割りとか「そうそうこのタイミングで佐江ちゃん映るよね」ってくらいには記憶に残っていた。
これまでやったK2の公演映像はまだ見ていない。このタイミングで入れるなら、最初は劇場で見たい気持ちがある。直前にチェックしたくなるかもしれないけど。
劇場にせよ映像にせよ、K2の『最終ベルが鳴る』に対峙した時に何を思うのかってのが、俺にとって最大のポイントだと思う。
あの頃を思い出すのは甘く美しいものだろうけど、「センターゆななの向こうに優子が見える」みたいなのは「じゃあ家でDVD見てろよ」って感じだよね。でもそんなこと考える瞬間はあるんだろうな。
懐古に浸ろうとしたその刹那、目の前に広がるK2の最高の「栄の最終ベルが鳴る」が飲み込んでいった……!!みたいになることを期待している。
俺たちのチームK2を信じろ。


初日のポジションは確認した。
自分の中では、”初推し”の宮澤佐江ちゃんのところに惣田紗莉渚さんが入っているという一点がもうめちゃくちゃすごい巡り合わせだなってなった。
つくづく、俺と惣田さんの相性が抜群に良いというか、引きが強いというか、そういうとこ押さえてくるよねー!というか、そういうことを思う。
27日には惣田さん不在で、そこに誰が入っているかは(25日の公演をまだ見ていないので)分からない。
佐江ちゃんポジに入る人への印象、それがつまりは上記の「思い出のK4th対K2、どうなってきますかね」ってテーマに対する答えの大部分になってくる。
27日に関しては内山さんを中心に見ていくことにはなる。が、佐江ちゃんポジの人がどこにいるかってある程度は分かるし、そこをチェックしたくもなる気がする。
良い発見というか、おぉすごいじゃんK2!みたいなのを、佐江ちゃんポジの人から見つけられるとかなり面白いかななんて思う。
そんなわけで、明日の佐江ちゃんポジの人、俺の中での「推しランク」を一気に上昇させるチャンスですよ!ガンガン掴んでいってねww

遠方当選してから構想して少しずつ書いて、気づけばもう公演当日になっていた。
1,500字くらいの御託を並べておいて言うことじゃないけど、細かいことぁ良いからまずは曲でぶち上がってクソほど叫んで(劇場でできる程度に)暴れ倒したいね!
『最終ベルが鳴る』はもちろんだけど、『メロスの道』が死ぬほど好きなのでそこで頭の血管の一本や二本ブチッと行っちゃうくらいの勢いで!