そしてオタクは続く

届け声、描け未来。

nano.RIPEツアーファイナル新宿を最前列で見ながらやっぱり考えるのはあの子のことばかりって話。

離した指の行方は?
解いた糸は切れてしまう?
破った誓いは塵になる?
そんなわけないだろう
nano.RIPE『痕形』)

足掛け3年、遂に「そんなわけないだろう」とできた2018年の締めくくりはnano.RIPEのツアーファイナル。
思えば、たくさんの気持ちをnano.RIPEには代弁してもらっている。
中でも『痕形』はあまりにも「2015年の自分」に刺さりすぎているから、ファン投票で7位に入るほどの人気曲だとは思っていなかった。
ただやっぱり、似たようなマインドのファンが集まるということなのだろう。きみコさんもMCでそんなことを言っていた。
きみコ「これから暗い曲が続きます」
サイド「待ってました!!!」(最前列センターだったので叫ばなかったけどたぶん届く)
きみコ「こういうの待ってる人が多いのがね、バンドとファンって似てくるんでしょう」

一つの記事に他のアーティストやアイドルの話はなるべく盛り込まないようにしたいんだけど、nano.RIPE、特に『痕形』の話はどうしても内山命ちゃんのことを話さないと自分の気持ちが表せない。
「そんなわけないだろう」と言って気持ちを奮い立たせ続けていた。
離れた期間があって、戻ってきて、この気持ちをどうにか成したいと思ってきた。
それが(自分の出来はともかく)皆の力で成就して、自分の中での『痕形』という歌を結ぶことができた。
そこから夏・秋と進んで、みことちゃんの誕生日に自分史上にも残る最高のオタ活動ができた。

ココにちゃんとぼくがいたってこと忘れてほしくないんだよ
きみの中に棲みたいんだよ
(『痕形』)

曲の途中でぐるぐる回り続けていた気持ちが、最後まで届くようになった。
新たな心境で聴き、爆発させた『痕形』となった。これからもずっと、俺の心に火を点ける曲であってほしい。


自分が投票した3曲は、『痕形』『日付変更線』と『終末のローグ』だった。
『痕形』ですら入るかどうかって認識だったから、他の2曲はもう完全に自分が好きだって表明をするためのチョイスだった。結果もランク圏外だった。

だから、アンコールで『終末のローグ』のイントロが鳴った瞬間に感極まって涙してしまった。最前列センター、目の前にきみコさんがいるところで、タオルを握りしめていた。
『痕形』と同じく、今この「俺やりきった!」タイミングでで聴きたかった。

2016年11月14日、名古屋からの帰り道でひたすらリピートしながら“終わった”余韻に浸っていた。
「ドラマチック」とか「分かれ道」の言葉の響きがちょうどいいと思っていた。

ただ、2016年当時よりも2018年の方が遥かに刺さる。

ずっと続いていくシナリオにドラマチックを
吹き消したろうそくが作り出す闇は
終末に向かう途中で訪れる うららかな春の日のうたた寝のようだ
何もかもそっと包み込む あたしのまま柔らかい夢を見れる
nano.RIPE『終末のローグ』)

2016年11月14日からの1年ちょっとの期間は、「うららかな春の日のうたた寝」と表現するに相応しいものだった。
と、今から振り返ると思える。今はそう思える時期だ、くらいが正しいのかもしれない。
この歌詞に沿って生きようと思っていたわけじゃない。今を大事に、今やりたいことを、全力でやってきて行き着いたのがここだった。
“ここ”にたどり着けて良かった。そんなこと思うと涙が止まらなかった。やっぱり、きみコさんは俺のために書いてくれたんじゃないかって、訳の分からない感謝をしながら聞いていた。


特に強く印象に残ってることを重点的に書くと、nano.RIPEとまるで関係なくなってしまうのどうすりゃいいんだろうね。
自分の気持ちをnano.RIPEに託しすぎてて、自分にしか伝わらない。まぁ自分が分かってるからいいや。

次はたぶん5月のツアー。その時にまた、たくさん入れ込ませてもらおう。ありがとうnano.RIPE