そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

③4月10日~17日、会合その2と"成果"と進捗と終わりの決まりと

会合その2は、生誕の時もいろいろ話を聞いてくれてアドバイスもくれて花屋さんを教えてくれたオタクと。
卒業発表の翌日にLINE入れてくれる気づかいにまず泣きそうだった。
4月は年間でいちばん仕事が忙しいんだけど、早く話したいし肉!ってなっちゃったし冷たい雨の夜に焼き肉。

話すことってまぁ、4月6日のパンケーキ会とまずは同じで。
「限られた時間の中でやりたいことは全てやろう」
「こんな楽しい盛りにいなくなるの寂しいしツラい」
「でも紆余曲折あっても戻ってこられて、長く頑張ってくれたみことちゃんに感謝したい」
これらのことはそれこそ毎日毎分のように考えているし、ネガポジ合わせて一日の中で気持ちがほんと上がって下がって忙しいくらいだ。

パンケーキ会でコンセプトが固まり、少しずつ具体化していってる。
この日も構想を聞いてもらって、アドバイスもらいつつ考えを練っていった。
「そのプレゼントなら、花との組み合わせでなにかできそうじゃないですか?」
なるほど確かに。プレゼントの方はほとんど形式が決まってるから、花屋さんに相談してみることとしよう。

こっちの話を軸にしつつも、友人の近況も聞いて、いい刺激を受けたりもした。
オタクのオタク論はもともと好きだけど、そこに"人との繋がり"とか感謝とかをも求めるようになった。精神的な変化というか成長というか、ここ一年弱でしたなと思う。
今ここにいられるのは当たり前じゃないなって思うこと、いくつもある。
恥ずかしいセリフ禁止!!(変わり始めは、たまゆらARIAの縁)


仕事で取引先(っていうのはちょっと違うかもだけどざっくりそんな感じ)の人と打ち合わせ。
まぁまぁ付き合い長いしお互い作業しながらの雑談。俺がなんとなくオタク趣味なのは知ってるくらいの先方が、
NHKでやってた、特撮のオタクを題材にしたドラマが面白かったですね」
と衝撃的な一言。即、
「それ、僕の応援してるアイドル出てましたよ!」
とカミングアウト返答。どの子だってなったのでホームページのマイさんを見せたら「この子かわいいと思ってたんですよ!」
これですよ、内山命のやりきった成果。NHKドラマに出演した証が、みこっ党やSKEのファンだけじゃない広い範囲に及んでいた。
俺がみことちゃんのファンだってことは知らない状態で、先方から話を聞けたというのがめちゃくちゃ嬉しかった。SKE48を「AKBの名古屋版」って言いかえてやっと伝わる人が、(名前は覚えてなかったけど)「この髪の長いかわいい人」って認識をしていたんだよ!
すごいことだよ、俺は俺なりに見えたよ、みことちゃんの到達点。
「この子23歳ですよ」
「え、若い」
「好きになって9年くらいですかね」
「え、9年前って」
「中2ですね」
「それやばいやつ」
「言わないで」


プレゼントの方は発注完了した。
パンケーキ会での判断をベースに、そしてその時の友人が見かけたちょっとしたご縁も加味して決めた。
さらに焼き肉会での「花との組み合わせ」の可能性を視野に入れて、よりベーシックなものにした。合わせやすいし、単独でもしっくりくるから良い感じ。
オーダーから日数かかるって話だったけど4月中には届くみたい。
これ、写真撮ってチケットホルダーに入れて、握手会で事前報告もできるな。卒業公演合わせで持ち込むと反応が見られないから、検討してみよう。

花の方はやや苦戦。
コンセプトは見えたけど、その実現可能性(季節とかあるかもだし)と詳細が詰めきれない。
ここからは専門家に助けてもらおう!!ってことで花屋さんにメールして、打ち合わせのお願いをした。
…が、3日経っても返事が来ない。ちょっと焦ったんで17日夕方に電話したら、問い合わせ受信するサーバの不調だったとかで「ちょうどメール打ってました」と。タイミングよかったw
無事に打ち合わせ日程を決められそう、ってところで同じ時間にラジオ出演していたみことちゃんから今後についての情報が。
仕事中だったから聞いてなかったんでTwitterから知った。仕事中に花屋さんと連絡していいのかってそれは休み時間を使ったわけだけど。

SKE卒業後、芸能活動は続けないとのこと。5月いっぱいでステージの上の内山命ちゃんは、いなくなる。
状況から予想していたことで、想定通りの順当な情報ではあった。それでもやっぱり、事実として直面すると打ちのめされる。

そっか、本当にあと43日とかでいなくなるのか。
「6月以降」を考えたときに、劇場に行ってもステージで見られないとか、握手会に行っても会えないとか、そういうのもあるけど何より「存在が認識できなくなる」ことがツラい。
ブログとかTwitterとかメールとか、毎日なにかしらで見かけて「元気そうだな」「今日もかわいいな」って思ってきた。
”力尽きて”SKEから遠ざかっていたころも、もう内山はいいやと思ってたころさえも、ずっと気にかけてはいたわけで、何かにアクセスすれば生きてることくらいはわかった。
6月になったら、そんな生存確認すらできなくなるのだろう。そんな生活を送ることが、寂しくて、悲しくて、怖い。
9年以上に渡る習慣がなくなること。それも俺が飽きて放り出すわけじゃなくて、絶好調に好きな状態にあるのに断絶されてしまう。
嘘だろ、ありえない、無理。そんな気持ちで溢れそうになる。
これはいくら卒業に対して花とかプレゼントとか手紙とかで「やりきった!」って思えるように動ききっても、6月になったら感じることになるんだろう。
受け止めて、ぶっ倒れて、凹んで。立てるようになったら、楽しい思い出も寂しい気持ちも抱えて、次の何かに向けて生きていくこととしよう。たぶん、そうする以外にはないだろうし。
6月以降のことは6月1日から考えるとして、やはり5月末をターゲットに、やることやるし楽しいこと楽しむし握手会ではぁ好き大好きってなるし、そこ全力でやっていこう。