そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

店じまいです(6/8の件の幕引きです)

「人それぞれ」を超えて何かしようって投げかけたことが、「人それぞれ」って言葉で拒絶される。
「趣味は趣味なんだから」って、楽しい範囲で終わらせようよって言われる。俺は過程で辛いことがあっても、楽しい結果を得られるんならそれは極上の趣味だと思っている。
自分と他人の視点の違いって大変だね。


センセーショナルな文章を作ってやろうって気持ちが多分にあったから、だいぶ攻撃的にした。それでも今年の活動に関わった誰かを責める文なんて欠片も入れてないし、今年に出た課題を拾って来年に潰しきるためにできそうなことやりたいことを話した。それでも責められたと思う人がいる。とことん難しい。
場を仕切りたいわけじゃない。むしろ仕切りたくない。でも、望みを抱く人がいて、大好きなその人のためにできると思いついたことがあって、それを放置して、放置したらたぶん来年も同じ辛い結果を得ることになって、そんなの絶対にしたくないから、書き連ねた。まぁ、取り組んだとして望む結果になるかはわからないんだけどさ。
自分一人じゃ絶対に解決できない。でも、全く手に負えないことでもないとも思った。だから、「皆でやろう」などと今までの自分では考えられなかったことを乞うた。でもどうやら、届かないみたいだ。


6月8日に書いた件については終わらせたいと思う。
現状維持が良いみたいだし、一人で駄々をこねても仕方がない。
俺もこれからはまた、「元気でいてくれていれば、それだけで良い」ってスタンスに戻ろう。あの子があの子の力で道を探して切り拓く姿を、遠くから見守ることにしよう。ずっとこうしてきたしね。
ただ、自分の中では"頑張ったろうじゃん!"的な火は点いたままなので、それができそうなところに顔を出していこうとは思ってる。というかもう行ってるんだけど。早速もう居心地よくて、これをやりたかったんだよなって思ってて。割と結果が出そうなところで、気楽でもある。気楽なのは良し悪しあるけど。
そのうち序列がひっくり返っちゃいそうだけど、それこそ自分が前に踏み込んだ結果だからね。あとはここのタイトルのとおりに「流れで」いこう。


最後に一つ。
俺が他の名前を提示しなかったから名乗りづらくなってしまったようで、本当に申し訳ないと思っています。
皆さんと内山命さんの大事な大事な絆なんだから、「"みこっ党"って名乗らない」っていうのは止めてほしいです。それこそ、あの子が悲しむかもしれない。応援する気持ちがあれば、みこっ党なんですよね?
現状の緩いみこっ党が個人的には嫌いではなかったです。ただ、そこから一歩か二歩か三歩か進めて、みことが次のステージに進むための後押しを強くしてあげたかった。
それが皆さんのコンセンサスを得られないので、迷わず俺は退きます。お騒がせしました。もっとも、俺にまで反応が見えず聞こえず、お騒がせすらしてないんだろうけれども。




                                      • -

ここまで書き上げて終わろうと思ってたんだけど。一番大事なミステイクを俺がしていることに気づいたので、そこを嘆いてごめんなさいしておかないといけないなと思います。


自分に都合よく解釈して、「強固なみこっ党を作ること」が今後の内山命に対して最も良い方法だったとして。だったとしても、それを提言するために俺がとった流れはクソほどに悪かったと思いました。
人に何か同意を取ろうっていうのに、問題点の指摘とそれへのカウンターの入れ方ばかりに執着していた。これはもともと意図していて、状況を冷静にとらえて、「今のままじゃまた悲しい想いを抱えるだけですよ」ってことを強く打ち出したかった。現実を見させれば、解決しなきゃって方向へ向くと思っていた。それが反発・拒絶されることまで予見してなきゃいけなかった。


もっと共感を得られるような手順を踏まなきゃいけなかった。
もっとポジティブな、「良い方向にもっていきましょうよ」ってことから入って、それじゃあ今こんな状況だったわけだから、もっと少しずつでも手を取り合いましょうよって言わなきゃいけなかった。


『ねえボウヤ、いくら力があっても、どんなに偉くても、人の心ってそれだけじゃ動かせないって知ってる?』
ましてや「所詮は趣味」なんだ。やるかどうかなんて気持ち・気分次第だ。たとえそれが正論だったとしても、その気になってもらわないと何も意味がなかった。
なんでかな、ずっと見てきた作品で言われていたことなのに何も入ってねーじゃねーか。「前へ出ろ」だとか自分の都合の良いところだけ引っ張ってきて、悦に浸っていた。



結局のところ、俺の偉い偉いご高説は、何も意味をなさないどころか、内山命さんファンの繋がりにちょっかいを出したクソ迷惑な行為でしかなかった。ほんと、すみません。申し訳ないです。