そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

②4月6日・会合と握手会

昼は中目黒でパンケーキ会。
…と言えば!なオタクに話を聞いてもらう。

こんなことやろうと思ってるって話と、5月まですぐだよ会えなくなるのイヤだよツラいよって話。
ちゃんと聞いてくれる人に話をすると、内容を多少なり整理しながらとなる。だから、聞いてくれるだけで、一人で考えるよりも中身がまとまってくる。
そして、オタクとしてのルーツとがベースが同じで考え方も共有できてると、“落としどころ”を一緒に見つけてくれる。

この最後の機会に贈ろうと思ってる物、自己満足の要素が多分にあることは自覚していた。
そんな中で、元になってる通りのプランで実行すると「手もかかる上に、自己満足の方向が更に強まる割には出来上がりの質が向上しないおそれ」が問題点として挙がった。
「それなら、お花にパワーをかけましょう。クオリティが上になる妥協点ならむしろ改善策」と結論づけた。
趣旨は「みことちゃんが喜ぶようなものを」であり、さらに制約として「最終公演の日にプレゼントボックスに入れたら、その感想や“答え合わせ”をする機会はない」がある。「これ実は…」って説明しないと「なんだこれ?」ってなりかねないんなら、手堅い妥協案を採る。
時間があるようであまりない現状、割り切りと決断が大事だ。プレゼントのプランは固めよう。


花についても進展。
花言葉が“感謝”の花を使いたいとかはあるんだけど、それでいっぱいにするだけじゃどうもしっくりこなくて」
「(ペンライトカラーの)黄色とオレンジを使うつもりだけど、花の種類もこれ!っていうの詰めたい」
「みことちゃんに相応しいもので、かつ、“サイドさんの手法そういうのだよね”感もあれば自分も満足できる」
こんなイメージを聞いてもらいつつ、今年に入ってのライブとかイベントの話をしていくと、「これで行けるね!」って方向性が見えた。
この最終局面をこの流れで迎えていたことが、もう運命なんだよ!って勢いがつけばこっちのもの。
お花のイメージ膨らませて、お花屋さんに相談することにしよう。


場所を「この人、声優さんなら無限に推せる。なんならここ通うわ」な店員さんのいるカフェに移した後も、話は続く。

もう一つの課題が、「今日この後の握手会、みことちゃんと何をどんな風に話すか?」だった。
卒業の話題に触れるけど、どんな感じにしようか。他の話題もできるか。
そもそも、顔を合わせた時にどんな気持ちがわきあがるのか。
あー、想像しただけでまず泣きそう。


「サイドさんは何を一番に伝えたいのか」というところをハッキリさせよう、となったので聞いてもらう。
そうだね、そういえばさ…
……
………

「と、いうことなんだけど。これ手持ちの3枚計30秒足らずで話せるかな?」
「いま5分は話してましたけど笑」
「ですよね…w」
ってことで、10倍速で話すか、時を止めるか、その中でも本当に伝えたいことに要点をまとめるか、どれかをしなきゃね!ってことがわかった。
そして一回しっかりフルバージョンを話したことで、要点が整理もできた。あとは中目黒から西武球場前までの移動で詰めていけば話せる気がする。
このタイミングで会ってくれた友人に感謝。また苦しくなったらよろしくね!



メットライフドームへ移動。
手持ちはB8部、19時10分からの回3枚のみだった。B6部でみことちゃんと話したみこっ党の人たち(みことちゃんの券がない人もいた。今回は完売がやたらと早かった)と会って話す。
「最初、みことちゃんの前に立った時に固まった」的な話を何人かからもらった。何を話せば良いかって迷いが、目の前にしたみことちゃんの表情と相まって増幅したってところだろうか。

ここで、プラン変更を決める。
「魂の3枚出し(ネーミングがライバロリさんっぽい)で言いたいことをまくし立てる」つもりだったけど、これで硬直しちゃったら今日なんだったの??ってなりかねない。
そしたら1枚ずつにして、最初はダメかもしれない覚悟で行くことにした。カウント取りながら言いたいことを言ってみて、1枚でもどうにか足りるのも確認できた。

B8部が始まったくらいに、他のメンバーのレーン前に会いたかった人たちを見つけた。
この日をもって本当に終わりの、小畑優奈さんのファンの方々。白夜書房のWKCイベントに俺がゆなな横断幕をノリノリで作って掲示して、ちょっとだけ交流していた。
最後のセレモニー前で体も気持ちも忙しかっただろうけど、これを逃すともう会えないかもしれないから隙間を見て話しかけた。
もう一回WKCやりたかったね~って話しつつ、
「二人とも『やりきった』ってはっきり言ってくれる卒業だから、こっちも少しは救われるよね」
ってな感じに。
「きっとこの握手会終わりに打ち上げやるんだろうな、いっぱい泣くんだろうな」となりながら見送って、みことちゃんの所へ。



・一回目

サ「(2010年12月の写真会の写真を見せながら)研究生になった頃ってさ」
み「だね」
サ「この時から、10周年まで頑張ってくれたんだから、すごいことだと思うよ」
み「いろいろあったけど、頑張ってきたからいろいろできたし、“やりきった”って思えるようになったよ」
サ「うん、それならよかったよ」

事前の会合が効いてて、本当に言いたかったことは言えた。
そして、みことちゃんも汲んでくれたかなと思える返しがきた。これで満足。


・二回目

サ「みことちゃんが長く頑張ってくれてたから、俺もこうして戻ってこれたわけで」
み「そうやな笑」
サ「(二期生公演で言ってた)実質5年に対して実質1年くらいだったw」
サ「この1年、凝縮して充実してたし、めちゃくちゃ楽しかったよ!俺もやりきったよ」
み「そう言ってくれるんなら、よかったわ!」

オープンマインド、ポジティブシンキング!!



・三回目

サ「それはそうとさ!二期生公演は最高だった!!!」
み「そうやろ!?エモエモやったろ!!?」
サ「もう『逆上がり』と『掌』で育ったオタクとしてはな!!!」
み「ハッハッハ!」
サ「だからさ、卒業公演も楽しく盛り上がっていこうね」
み「そうね、セレモニー入る前までは楽しく元気にやろうな!」
サ「だね!!じゃあ、また、来月!!」
み「またね~」

アディオス!!(LOSINGOBERNABLES de JAPONの顔つき)


そんなわけで、1枚ずつ出してしっかり話したいこと話して、さらにもう一つ楽しくわちゃわちゃ話せた。
まぁ握手終わって戻る時とかはもちろんしんみりするけどね。楽しい!って気持ちを積み重ねていきたいところだねぇ。

最後にはレーン前まで来て挨拶してくれたし、集合写真も撮れたし、良い握手会だった。


昼には企画の進捗もできて、夜は気持ちを前に進められて、良い日だった!!!