そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

深読み『My stride』

My stride(初回生産限定盤)(DVD付)

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思ったことをダラダラと。深読みってほど深くはならないことうけあい。発展系がみつかれば後日また。
あー、ちなみに。雑誌のインタビューやら寿美菜子さんのブログとかラジオとかほとんどチェックしてないので、事前に提示されてることを一切知りません。1日聴いた段階で思ったことを書いてくよん。

  • バランス感

全体的にうまくまとめている印象で、「マルチロール」が似合う寿美菜子さんらしさが見える。
一方で「トガッた」楽曲は見受けられず、インパクトって見方だとちょっち弱い。「アルバム全体として勝負!」ってことでしょうか。「寿ロック」の確立なんてのも、1stアルバムで急ぐこともなかろうって判断かな。ロックっぽい新曲ほとんどないし。

  • 序盤の曲順どーよ?

「STRIDE」で勢い良く入るも、→「ライラックで」一気に落ち着かせて、→「ココロスカイ」でもっかいギアを上げて、→「Brand New World」でテンポだけは落としつつテンションはまぁ維持して…。チェンジペースが激しくて慌ただしいなーと。
「Dear my…」以降は「カラフルダイアリー」を頂点にしつつなだらかに山→谷を描いて、最後の「Startline」で元気よく締めますよ、とコレは割とスッと入ってくるかな。序盤はなんなんでしょうね?
ライラック」と「ココロスカイ」を入れ替えてみるとどうだろう。「STRIDE」→「ココロスカイ」とアップテンポに繋げて、「ライラック」→「Brand New World」→「Dear my…」とペースを落としていけると思う。これならスムーズに繋がるんだけど、実際は上げて落として上げて落として。
さて、この意図はなんだろうね…。しばし考える。今日の仕事時間は大半がこの思考遊びに終始していたよw
はい。
そこで今日のけつろーん。
要は、「STRIDE」と「ライラック」の間に明確な区切りを付けたかったんだろうねーと。
わかっちゃいたけど「STRIDE」はタイトル曲。「このアルバムはこういう感じですよー」って『My stride』全体を表してる、、「寿美菜子はこんな歩幅でやってきてるし、これからやっていきますよー」と。んで、「ライラック」以降は「こんな」ってなんやねんって部分を掘り下げていきましょうねーという感じなんじゃないかな。「STRIDE」だけ持ってる役割が違うから、以降と繋げるわけにはいかないってことで次に突然「ライラック」を配置したと。
そう考えると「ライラック」ってのが良いチョイスだなーなんて思うわけです。聴いてて「お、ここで「ライラック」なのね」と気づける知名度(1stシングルのカップリングだし)、「STRIDE」とはガラリと雰囲気が変わる独特な曲調。そして俺が好きな曲w


うーん、お上手!

  • 写真集

1ページ目の背景コレ…世間の評価をよくわかってらっしゃるww
ともかく、ロケ地が日常的というか生活感が漂うというか。いわゆる「自然体」ってやつですよね。ここもきっちりコンセプトを押していこうってところ。
スフィアもそうだし、ミュージックレインの人らは「自分語り」が好きってか基本スタンスだよね。自分の周りの出来事とか、自分の中の感覚を表現しちょる。
『My stride』はとにかく内へ内へ、自分の中の話ずーっとしてるもんね。実にどめすてぃっく!コレあれだよね、寿美菜子が好きー!って人ならとことん好きになれるけど、そうでもないと音楽的に共感できるのかなーどうだろう。
テーマは写真集だったw 12枚目の、ガス管だか水道管の横にしゃがんでるすまし顔の美菜子がお気に入りかな。なーに見てるのかなーってちょっと気になるし。
あと、アナタどこでジェラート食べてるんですかwwってページも良いお!


  • 外れた既存曲の話

コレは明日やろう。んじゃまた。