そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

伊藤かな恵10th Anniversary LIVE「カナエルケシキ」

2019年のライブ納め、そして33歳一発目のライブ。
整理番号は二桁の中ほどで良い感じ、入場して2列目上手壁にひっついた。スペースもあって快適。

とても心地よい時間を過ごせた。歌と演奏を楽しみ、MCでは自由奔放なかな恵ちゃんに笑い転げた。
そこには10年の音楽活動、2012年のファーストツアーからだと7年くらい、そういった時間と経験の蓄積は強く感じられた。
「ファーストツアーのいっぱいいっぱいな怯えた姿は遠い昔のことだなぁ」と考えた深くなった……と思ったら、曲の入りを思いきりトチってやり直していたけれどw
そこで簡単に崩れなくなったのは良いことだ、面白く切り返してくれたし。

「作詞をすると、自分への応援ばかりしている」なんて言っていた。
そういう曲が多い印象は確かにあって、そしてそんな曲たちが自分にとってもお気に入りになっている。
伊藤かな恵ちゃんの“等身大”な気持ちを感じられるし、その気持ちに共感できることがとても多い。俺も頑張らんとなぁ、と聞きながら思うね。
同い年っていうのがまた、「かな恵ちゃんもそう言ってるし俺も!」みたいに励みになっていいなと、ライブ中にも思っていた。


猛烈にブチ上がるとか、激しく感情が揺り動かされるとか、そういうのとはまた違った魅力がある。
「伊藤家」というコンセプトがまさにぴったりな、穏やかな楽しい空気に包まれたここが好きだと思う。
次がいつになるか分からないけれども、その時を楽しみにしていよう。地元の長野でのライブも行ってみたい。