そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

2016年12月のまとめ

  • イベント参加まとめ

09 UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2016 大宮ソニックシティ
24 メゾン・ド・イーコエ「カフェ・ド・ボイス・ダイアリー」スペシャル公開録音イベント 文化放送ディアプラスホール
25 nano.RIPE TOUR 2016 FINAL「スーパーノヴァ」 新宿ReNY

3本。UNISON SQUARE GARDENはツアーが、nano.RIPEは現行体制が一区切りとなった。
ふらっと応募したメゾン・ド・イーコエの公開録音は岩田光央さん無双といった様相で、ものすごく面白かった。「土偶」だけで山崎エリイちゃんを笑わせ続ける岩田さんんすごいわww リスナーいじりもだけど、人を活かし自分も活きていくの素晴らしい。
そして、ラジオに対する情熱を言葉にしてくれて、あらためてラジオって良いなと感じた。20代最後に見た声優さんが岩田光央さんで良かった。



年間まとめするぞーってための駆け込みで12月のまとめが簡単になるのは致し方ない!

やめる才能がない ― nano.RIPE新宿

現行の4人体制のラスト、これでベースのアベノブユキとドラムの青山友樹のいるnano.RIPEは終わり。


もっともっと辛気くさくとか、しんみりするのかなと思ったらその逆、、、というか「スーパー・ノヴァ」のライブタイトルの通りで強く攻めて攻めきったセットリストだった。
上手にいたはずなのに気づいたらど真ん中きみコさんの正面にいたわ。nano.RIPEの客は自分と志向が合う…というか俺がnano.RIPEと合っているんかなって実感する。めちゃくちゃだったけど不快感は皆無。
ひっちゃかめっちゃかになりながら、音に飲み込まれながら、それでもきみコさんを見据えながらこっちも思い切り歌ってやって、こっちも出し切ったってくらい楽しかった。

印象に残った曲っていうと、アベノブユキによる最後の『ノクチルカ』のイントロとか、ラストの『ルミナリー』の青山友樹のドラムとか、『ディア』でバスドラをドンドコ叩いてるきみコとか、まぁそういうのはあるんだけど。


やっぱなぁ、最後の挨拶に持って行かれてるな。きみコさんが一人残って、投げかけた言葉がとてもズシリときた。


「18年やってきて、私とササキジュンは"nano.RIPEをやめる才能"がもうない」

ここへの共感がハンパなくて、来るべくして俺はここに来ているんだなって思った。
演る側と見る側で違いすぎて何もわかっちゃいないんだろうけど、わかる気がするとかわかりたい気がある。

「ノブと友樹が命をかけてくれたnano.RIPEをここで終わらせるわけにはいかない」と、悔しさや寂しさを抱えながらもnano.RIPEは続けていくとのことだ。
落ち込んだ時こそ出番って俺の中でなってるnano.RIPEだから、期待とか安心とかより「いなくなるかもしれない」不安が取り除かれたみたいな感じだった。安心ってほどプラスではないかな。マイナスでもないけど。
必須栄養素みたいなものなので、当たり前にいてほしいんだよ。向こうさんも不安定な人だから、当たり前なんてなかなかしてくれないんだろうけどさ。
年明けに動きがあるそうなので、それを待つことにしよう。

言うとおりmix juice ― UNISON SQUARE GARDEN大宮

ツアー「Dr.Izzy」は佳境に入り、個人的にはこの大宮ソニックシティがラスト。
1ヶ月から1ヶ月半くらいに1本ペースで5本を見ていったわけだけど、とても良いペースだった。
飢えすぎず、飽きることもなく、ほどよくセットリストを覚えて忘れている状態で臨めた。新鮮さもありつつ「ここはこうだ!」って積み上げもできていった。


12月のライブともなると、一年の総まとめみたいな気持ちで臨むことになる。そうすると自然、そのまとめをするに相応しい人のライブに絞りがちである。
(調べると、2013年に現行の集計スタイルに移行してからはワンマン行ったのはUSG、LiSA、nano.RIPE影山ヒロノブ。新規案件はnano.RIPEのみ)
2016年は昨年とはまた違った”荒れ方”をしていたし、大きいの含めて店じまいしたのもあったし、一言では済まないごちゃ混ぜな感情に溢れていた。

今日までの感情が明日を作るから イライラも後悔もまるごとミックスジュース
(UNISON SQUARE GARDEN 『mix juiceのいうとおり』)

というわけで、今日のテーマは『mix juiceのいうとおり』だぞってことで臨んだ。もっとも、『Dr.Izzy』で最も感情を揺すられるのがこの曲だから、いつもテーマになっていたようなものだけど。


『mix juiceのいうとおり』がどの辺にくるかってのはまぁさすがに覚えていたので、気持ちをそこに合わせて…って、斎藤さんのMC後って時に「こんな下世話なMC後にいい曲がもったいない」ってなるからねw
それでもこの人達がすごいのが、イントロ中にこっちが深呼吸一本でも入れりゃあもう曲の世界に没入っすからね。

『mix juiceのいうとおり』とか『シャンデリア・ワルツ』とかで心を整えていこうってのが中盤で終わって、「あぁもうこれで帰ろうかなありがとうUNISON SQUARE GARDEN」ってなったところで、

東の空から夜な夜なドライブ!!

でスイッチが一気に入った。小難しく考えていこうとしていた自分をほっぽり出して騒ぐ飛ぶ遊ぶw
『徹頭徹尾夜な夜なドライブ』は金沢で初めて遭遇してからいつだって楽しすぎて振り切ってしまうなぁ。すごいや。
こっから終わりまでは「あぁ!楽しい!最高!大好き!!」って状態のまま。まさに、

楽しいことは年と共に減っちゃうかもしれないけどなくなんないよ
(『アトラクションがはじまる(they call it "NO.6")』UNISON SQUARE GARDEN

だねこれ。



2016年のUNISON SQUARE GARDENありがとう、2017年のUNISON SQUARE GARDENよろしく。