そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

④サイド、内山命ちゃんに花を贈る

ってことで、プリザーブドフラワーを注文した俺。
無事に出来上がりがきて、劇場のプレゼントボックスに入れることができた。

出来上がりの紹介は、11月23日の握手会での会話に即していこうと思う。

サ「人に花を贈るってたぶん初めてだと思うわ~」
み「あれ、ええな。一生残せそうだもんな」
サ「プリザーブドフラワーって、数年は保存ができるみたいだからね」
サ「ぜひ、長く楽しんでください!」

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・真っ赤なバラをメインに
・黄とか橙も入れて
・華やかな雰囲気(大人っぽさも)
っていう俺のイメージをしっかりと反映してくれた、素晴らしい花をアレンジメントしてくれました。
受け取って、ひと目見てからもうものすごく感激した。同じの作って自分用に欲しいくらいだ。

総選挙のトロフィーを持ったみことちゃんの写真も合わせて、もう最高っすね。

で、ここからさらに、自己主張の強いラストピースを入れ込んだ。

サ「フォトフレームに写真と一緒に入れた、、」


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サ「ディズニーランドのシール!」
み「あった!あれすごい!!」
サ「誕生日当日にちょうどTDL行ってて」
サ「『友達の誕生日なんですよ~』って頼んで作ってもらった」
サ「友達って言って良かったのかって迷いはあったw」
み「作ってくれるんやな~(キャストさん)優しいなぁ」
サ「それ付けて、ぜひディズニーランド行ってね」
み「行きたいわ~ほんまに!」

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ハピバ感をつよめて、んで「あぁこれサイドのだわ」感まで付与してしまった。
花の良さを削いでしまうか心配だったけど、さすがは世界のスーパースター・ミッキーマウスだね!
シールの台紙をデコる手もあったけど、何より使ってほしかったからそのまま。この3連握手会の間に行ってもええんやで。

ってことで、「サイド、花を贈る」ミッション完了!
これからも振り返りをじっくりしていこうかな。。。。

って、まだ続きあるみたいですよ?なんでだろうね??

③サイド、内山命ちゃんの誕生日祝いを買う

①、②のあらすじ:プリザーブドフラワーを贈ると決めたよ!!


②の終わりでまだ8月中旬だったけど、ここから2ヵ月に渡って状況は停滞する。「どういうイメージにしようか」と考えてはこれといって出てこなくて、考えるのを止めるというのを繰り返していった。
まぁ実際、1ヵ月前に花屋さんに行けば十分に間に合うだろうってことで、頭の片隅に置きながら過ごしていた。
その間、家の近くや通りすがりの花屋さんを見てなるほどとなったり、②で見つけてたブランドの通販ページを見たり、インプットはしていこうって意識は保っていた。

10月に入っても明確なコンセプトが出てこない。なくはないけど、これだ!とならない。

そんな状況で迎えた中野サンプラザホールでの高垣彩陽さんコンサート、の後の飲み会。
「花ってどうすりゃいいんですかねぇ?」って俺の投げかけにいろいろ話してくれるオタクたち。ありがたい。
そこで、あるオタク(スフィア充電明けだかまでビール断って頑張ってらっしゃる方)が、「ドーンと胡蝶蘭でイキり散らしてやればいいんだよ!!」と一言。
そう、札束でぶん殴るやり方はシンプルに強く出れて良いのよね。すげぇやりたい。
ただ、SKEのプレゼントのルールに「単価1万円まで」ってのがあるのがネック。一輪1万円以内なら10でも100でもイケるのかどうなのか。分からないから危ういよなぁ。

ってことで、胡蝶蘭作戦は採用できなかったんだけど、ここから突破口が見えてきた。
自分の中で「シンプルに金でイキり散らす花」は「真っ赤な薔薇100本」ってイメージがあって、それをこの一言で思い出した。
さすがに100本は胡蝶蘭作戦と同じく無理だけど、真紅の薔薇って一つでも主軸になってくれる存在感あるなと。メインに据えられそう!って思えた。

そこから一週間ほどで構想の下地ができて、「ここからは花屋さんに相談してみよう」って機運が遂に出てきた。
そう思いついた時、ちょうど近くに花屋さんがあったので軽~く話をしてみた。
「誕生日のお祝いで~」→「奥様ですか?」→「……や、(なんて言えばいいんだろう)友人ですね」
って感じで上手く踏ん切りが付かなくて撃沈w こちとら未婚じゃ!
まぁ駅ビルの花屋さんなので、ぱっと見では一般の方の案件に対応していく感じだった。ここじゃないな。
周辺にもいくつか店舗があったけど、「アレンジメントやります」ってあるけどどうも「アイドルの誕生日で~」って話はできなさそうだった。自分の勇気が足りないのもあったけど。

ってことで、②で相談したオタクに紹介してもらったお店に頼んでみることにした。
事前にメールフォームで予約を入れてねってことなので、どういうアレンジメントをしたいかをここで言葉にしていった。
打ち合わせの日程が決まり、店舗に赴いた。事前のメールで「フォトフレームや額縁を使ってみたい」と入れていたので、予めいろんなサイズや形のものを用意して見せてくれた。
ホームページを見た段階で、舞台やコンサートの楽屋花、スタンド花のアレンジメントをやっているのが分かっていた。だから、打ち合わせでは考えていることを全て話して伝えられた。
「AKBの総選挙ってわかりますか?その子、今年の総選挙で初めてランクインできたので、その記念の年だっていうのも入れたくて」って言って「なるほどそれならフォトフレームでその時の写真を入れるのなんて良さそうですね」って返ってくる花屋さんめっちゃ素敵。
話していると花屋さん側からキーワードを引き出してもらえた。「元気いっぱい!ってよりは、シックで大人な雰囲気にしたい」とか、打ち合わせ前には自分の頭になかった言葉が出てきて一気にイメージが前進した。
「私も検索してイメージしてみるので」と、内山命ちゃんの名前をメモしてくれたり、丁寧に仕事してくれそうってか既にしてくれてる。これは期待して良さそう。

そして、「サイドさん(実際そりゃ本名よ)のイメージを私によりはっきり伝えてほしいので、ネットで見つけた画像でもいいので『こういうの』って写真を送ってください」と宿題をもらって打ち合わせ終わり。
15分も話してなかったけど、かなりの手応えだった。自分がしっかり宿題をやれば良いものを作ってもらえるぞ、これ。


そこからは、ひたすらGoogleで花のアレンジメントを検索して、気になるものがあったら保存していった。
外を歩いて花屋さんがあれば足を止め、路上の花壇で「この色の花いいな」って思えば写真に撮った。
パーク内の花壇を見て回るためにディズニーランドとディズニーシーの散歩もした。年パス、サンキューな。
そうしていくと、相談の前から考えていた「真っ赤な花(バラ)をメインにして、周りにオレンジや黄色を含めた花を配する」アレンジメントが自分の贈りたい雰囲気に合ってると強く思うようになった。
これだって画像と、フォトフレームに入れるみことちゃんの写真(総選挙直後にトロフィー持って取材スペースでピースしてるやつ)を送って、「こんなんでお願いします!」とメール。
花屋さんからの返信で「非常に参考になります。赤バラを入れると確かに華やかになって良いと思います」とあって完全にこれで行こうと自分内ゴーサイン。

11月に入って花屋さんからメール。11月3日ごろに制作開始して、11月10日くらいには完成するとのこと。
自分のスケジュールと合わせて、受け取りを11月11日に設定した。いよいよ出来上がりだ、動き出すと一気に進むなと感じた。


③はここまで。次は出来上がりと、“最後の仕上げ”について!

せめてキミに - LiSA LiVE is Smile Always ~ASiA TOUR 2018~[core] 金沢

LiSAのツアーは10月の甲府以来。
一方LiSAは体調不良で北海道公演を延期し、この金沢で復帰。
お互いに「お久しぶり」って状況でのライブとなった。

「まだまだ復活しきれてないな」と気づいたのは2曲目に入ってからだった。高音が出ない、ロングトーンは早めに切る、何よりパワーを出しきれていない。
前半は特に「無理するな、なんならもう止めてくれたって俺は怒らないから」って思うくらいに抑えていた。
ステージ脇のスタッフにジェスチャーで何か指示する姿も目についた。何を伝えていたかは分からないけど、それがまた不安で。
不調に気づいてからは、もう今日はLiSAの支えの一部になりたい一心で声を出して手を叩いた。

いつも、たくさんの活力と勇気をもらっているから、今日くらいは返してあげたい。
ここのところはずっと、LiSAの歌を聞きながら、俺は俺の大事なあの人へ気持ちを向けているから。こういう時くらいは、ちゃんと100%全ての気持ちをLiSAに向けないと。
まだまだ失いたくない。



なんてことを思い詰めていたら、後半から一気に盛り返してきた。
いや、それでも万全の時よりは劣ってると思うけど、前半より明らかにパワーを出してきていた。後半の上げてくるところで上げられるように、ペース配分をしていたんだろう。
配分しなきゃならない時点でやっぱりかなり厳しかったんだろうけど、それでも今のLiSAに出来る最大限を、ライブを成立するために策を練って出し切ってくれたんだと感じた。
なんて人だ、あなたは。

クオリティの高いものではなかったかもしれない。
でも、今日のライブをやりきった、やってくれたことはものすごく気持ちを掴まれて、揺さぶられた。
歌手としての生き様を見せつけられた。
すごいライブを見られた、聞けた、感じられた。ありがとう。

来週の福井も行く。少しでも万全の体調に近づいていることを願いながら、来週を待つとしよう。