そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

LiSA LiVE is Smile Always〜LANDER〜 @新潟

ホールツアーに途中合流。
LiSAのワンマンは1年半ぶり。消化不良感(自分にとってね)のあった春の武道館から、秋の新潟へ。

この間に自分はいろいろあったな。
千葉の奥地から脱出し、結婚生活が本格スタートした。今も語り草ともなる最高に楽しい結婚式を挙げられた。
新しい生活を送っているところに、みことちゃんが表舞台に復活。それもJリーグ。アイドル引退後もなお、唯一無二な楽しさをくれる。


ツアーからツアーへサイクルを回していたような数年間とは、環境も自分も大きく変わっている。
その中でLiSAと交わって何が生まれるのか。ライブ数日前から少しずつそわそわしてきていた。



ぽんしゅ館での利き酒は新潟でのルーティンにもなってる楽しみ。
今回はAIに薦められ、さらに『炎』と良い間違えたでお馴染みのほまれ。
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会場は新潟県民会館
自分が新潟に来たのは2016年のHi! FiVEツアーの新潟テルサ以来。テルサよりキャパは小さく、そりゃ各公演チケットが取りにくいわけだ。
…と思ったらほぼ同等だった。でもLiSAでこのキャパは激戦になる。
席は10列目くらいの通路側。

あ、セットリストをきれいに紹介しないのに曲名は挙げて書いていくので、読む人は気をつけて。



開演前の客席BGM(これ何て呼び名だろね)がバック・トゥ・ザ・フューチャーやらスター・ウォーズやらインディ・ジョーンズやらでテーマパーク感を出しててワクワクが高まる。
「暗転した瞬間に声をしっかり出していこう」と、あまりしたことのない決意を頭に入れていた。この何年かで制限のかかってたのからしっかり切り替えたかった。


暗転。
「よし、いこう!!!」
うーんこの、試合開始のセンターバック感。


最初の選曲でLiSAの意図がはっきりと伝わった。
『NEW ME』は自分にとっても良いテーマだ。
変わろうが何だろうが、前に進もう。それが、「自分であること」だと信じて。


そこからは、もう。楽しくて仕方なかった。
一緒に歌い、踊り、叫び、跳ねる。3曲目の『コズミックジェットコースター』からは全開。
昔からLiSAでやってる動きも出るし、新しく思いついたこともあった。
何より歌えるのと叫べるのが気持ちよかった。何年かできなかったし、歌いながら自分に入れ込む感覚がだいぶ気に入っている。

ラスト!って言われて始まった『ADAMAS』で全て出しきったー!おつかれ!!ってなってたら終わらない。
あれ?って戸惑ってる間に続いた『Rock-mode』は史上最大にヘロヘロだったwそれもまた楽しい。

本編ラストは『dawn』。
一昨年のツアーとはまた違う、本当に祝うべき「新しい時代」が来たんだと実感しながら一緒に歌った。いい景色だった。

アンコール最後の『ジェットロケット』はLiSAが客席通路を練り歩きながら。
通路を挟んだお隣さんと「この通路くるかな?どうかな?」などとはしゃぎながら待ってると2番サビできた!!!
LiSAとハイタッチ交わせてやったぜ!!って咆哮してるところがインスタに切り取られているのでご覧くださいw

https://www.instagram.com/p/CyoI4n-yRDn/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==


素晴らしい"復帰戦"だった。
ライブ前のランチ・飲酒から、ライブ本編、終了後の帰路(川沿いの夜風を浴びて気持ちよかった)までひたすら完璧。
これだからLiSAのツアーで遠征するのは止められない。新潟は食も酒も大好きだし、またそのうち来たいね。


LiSAとは今後も末長く遊んでいきたい。
これから先の自分に訪れるであろう変化を考えると、昔みたいに遠征に次ぐ遠征!みたいなのはやらなくなろだろう。
でも、ゼロにはしたくないかな。この楽しい時間はいつまでもずっと欲しい。





これからも行こう。
これからも行きたい。
これからも行かせてください。

最後は家への連絡です。

FTW報告

11月に結婚式と披露宴をした。
楽しかった。

という話をするけど、写真を見たい人のためにまずは写真を並べておこう。
ディズニー・アンバサダーホテルで挙げたよ!

らせんかいだん

11月に入るとパークと同様にクリスマスの飾り付けがなされる。
チャペルの入り口や、披露宴後の記念撮影を行う螺旋階段にもツリーがあった。
ディズニーの世界が一年でいちばん楽しい季節に挙式できたのが、とても嬉しい。

ミキミニ
ミッキー
ミニー

チャペルで結婚式を終えた後にサイニングセレモニーがあるのが、アンバサダーホテルの特長だ。
ミッキーとミニーが祝福してくれて、結婚式で僕たちが署名した結婚証明書に二人もサインをしてくれた。

ミッキーとミニーが証人になりました

そして記念撮影、新郎新婦→新婦→新郎→新郎両親含め4人→新婦両親含め4人、と盛りだくさんの撮影タイムとなった。
ミッキーとミニーが出てきてから沸き立ちだすゲスト&僕ら。
ゲストにカメラガチ勢が何人かいて、式場のカメラマンさんと並んでシャッター切りまくってた。撮影会ってこんな感じなんだな。

ケーキトップ

披露宴のウエディングケーキの前にもミッキーとミニーが。持って帰って玄関に飾ってある。

ケーキ入刀

ウエディングケーキ入刀のときにミッキーとミニー、そしてチップとデールがお祝いにきてくれた。最高。

推しをガン見する夫婦

メインテーブル前でも記念撮影。
司会者さんがチップとデールに「新郎はチップのことが、新婦はデールのことが、大大大好きなんだって!」と告げると照れだすチップとデール
そして自分の推しをガン見してニヤける僕ら。最高。

I'm where I'm meant to go

お色直し後のキャンドルサービスで、「塔の上のラプンツェル」の世界へ。
メインキャンドルを点灯すると、メインテーブル付近ではランタンが空に舞い上がるプロジェクションマッピングがなされた。
「I see the light」を聞きながらこの場面の中に”入る”ことができて、素晴らしい体験だった。





式を終えて2ヶ月ほど経ち、出席してくれた友人(全員オタク)と話す機会が何度かあった。
みんな口を揃えて「楽しかった」「面白かった」と言ってくれるのがとても嬉しい。それこそ自分がやりたかった式の雰囲気だった。
「同じメンバー同じ内容でもう一度やっても絶対に楽しい」なんて、イベント評のような感想ももらった。
結婚式の性質からするとありえないけど、何度でもやりたい、何度でもあの景色に入って感傷に浸りたい、そんな気持ちになる素晴らしい時間だった。


撮ってくれた写真や動画を何度も見ている。
その中でも友人代表挨拶と乾杯挨拶、2つのスピーチが忘れられない。

スフィアからの始まった繋がった声優系のオタクたちと、みこっ党。めちゃくちゃ大きな2つの流れがここに集まり、それぞれの視点から自分について話してくれた。
その事実だけでも嬉しいのに、中身がまた最高だった。
俺にとっての転換点は2017〜18年にあったと自覚しているんだけど、別の界隈の2人から見ても同じ認識だった。
「変わりたい」と望んで、"一歩踏み出す勇気"を結果として体現できていたんだと改めて思った。

話のチョイスも完璧だったね。みこっ党のぎしくんは俺を立ててくれるために盛りに盛ってたけど笑

自分の生き様を、オタクとしての生き様を、表してくれたスピーチに深く感謝してる。ありがとう。
(この日に初めて俺のハンドルネームを知った父が締めの親族挨拶で困惑してたのめちゃくちゃ面白かったねw)


何から何まで楽しかった。
サイニングセレモニーでミッキーにお手振りもらったオタクが「声優より視線くれる」とか口走ったり、
同じくサイニングセレモニーで俺がミッキーとミニーに指定されたポーズが力道山とすしざんまいでオタクが沸いたり、
キャンドルサービスでオタクテーブルに行ったらヴォイヴォイ的な盛り上がりになったり、
俺の知らないところで声優のオタクがみこっ党に「(料理のコースに)チャンジャなかったですね」とか話しかけてたり、
エピソードに事欠かないね。
いろんな界隈のオタクに来てもらって交流戦みたいなのが起きてて、結婚式とオタクのノリが程よく混じって、そんな景色をメインテーブルから眺めた。

ひとこと、最高だった!

この思い出を胸に、これからも家庭でもオタクでも楽しくやっていくので、今後ともよろしくお願いします。
そんな2022年末。今年のベストイベントである自分の結婚式についてでした。

その 最高の笑顔に…

2019年5月30日(木)、21時。
SKE48劇場で「これが最後」と見納めた、俺が大好きな人。


2022年9月10日(土)、15時30分。
ヨドコウ桜スタジアムの外、バックスタンド側、スポンサーブース前。
また見られるなんて、願ってはいたけど実現することはないと諦めていたその姿。



約3年3ヶ月、
1199日ぶりに、
内山命さんに会えた。


っていう話をします。急いでいる人はここまでで十分かもしれない。

              • -

みことちゃんは、アイドルからセレッソガールに立場が変わった。
会わない間にサッカーに、Jリーグに興味を持ち、セレッソ大阪を好きになっていた。
セレッソガールのオーディションをミクチャでやっている間、俺は自分の心にあるJクラブと別のチームであることに、少なからぬ葛藤があった。
ここで彼女を応援して、セレッソの利益に貢献して、俺はそれでいいのかと。
セレッソガールに選ばれて、見に行けるのかと。

悩んで、考えて。
自分の中ではっきりわかったのは、「会いたくて堪らない」気持ちに溢れていることだった。
そうなれば答えは簡単だ。大阪に行った。



最高の準備をしたかった。
3年たっても大好きだと、あなたのことを想っていると、形にして表したかった。

オンラインストアでレプリカユニフォームを買った。背番号は12。名前をオリジナルで入れられる唯一の番号だし、"お揃い"にもなる。
こういうのがすぐに調べられるのも、長いJリーグ生活の賜物なのかもしれない。
注文作業をしている時からワクワクが止まらなかった。


そのうち、違うクラブ同士ではあるけど、自分が、自分たちが愛してきた「Jリーグ」の仲間になってくれたことへの感謝の気持ちが湧いてきた。
そんな自分たちから、Jリーグらしさのある何かを表したくなった。

同じ葛藤を抱えた仲間が、東北にいた。

ゲーフラ」がいいと、彼が先に思いついていた。良いアイディアだ。
Jリーグの、特にゴール裏ではすっかりおなじみのゲートフラッグゲーフラ。クラブやサポーターそれぞれの個性が出る、ある意味なんでもありの楽しい世界だ。

俺自身もゲーフラは作成経験があるけど、テキストベース、レタリングしかなくて、今回の作りたいイメージとは合わない。
そこで、彼が作り、送ってもらい、俺が持っていくことになった。

短期間でこれができるのかと、素晴らしいものを託してくれた。
そして、今回の大阪行きが自分だけのものじゃない感覚になった。

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14時30分ごろ、スタジアムに着いた。
15時ごろには、何人かのみこっ党と合流した。
同窓会でも、他のSKEメンバーを追ってでもない、「みことちゃんのイベント」にこうして集まれることが嬉しかった。


セレッソガールのチェキお渡し会なるイベントがあった。
グッズを買って抽選して、5人のうち誰かのチェキを受け取れる。
自分はみことちゃんの券を引けなかったけど、複数手に入れた(トレードで)みこっ党の友人から譲ってもらえた。
とてつもなくありがたかった。次の試合では無限にビールを振る舞うんだ・・・。


そして冒頭の15時30分。
セレッソガールのみことちゃんが、姿を表した。

自分の大好きな最高の笑顔が見えた瞬間、心が踊った。秒で踊り狂った。心につられて体も跳ねていた。
3年くらいで気持ちが落ち着くことはなかった。ただただウキウキした。

そこからはもう、感慨とかではなくめちゃくちゃ楽しい時間になった!
相変わらずの愉快なお姉さんっぷりが随所に発揮されていて、みんなを笑顔にしていた。
「インスタでこのハッシュタグをつけて投稿すると、選手のイラスト入りハンドタオルをプレゼントするよ!」って企画の宣伝をここまで面白くやれる人はそうそういない。
みことちゃんをおそらくセレッソガールの一人とだけ認識しているだろうご年配のサポーターの人に、投稿の仕方を丁寧にそしてフレンドリー教える姿がものすっごく素敵で。
こんな姿を目の前で見られるのかと、すごいなセレッソガール。

そう、目の前。ひたすらに近くにいられる。48基準だったらとっくに出禁になるくらい近い。こっちが後ろに退くくらい近い。
これだけでチケット代を超える価値を感じる。まだ入場もしていないのに。


15時50分ごろ、いったんお戻り。またね!ってのが10分後で最高。

16時、チェキお渡し会。
テント前からちょっと離れて(柵の前にも行けるけど近すぎるw)、写真を撮ったり動画を撮ったり。撮影し放題、旅費も含めて実質タダである。

スタッフもよくわかってて、SKEやNMB(NMB出身のセレッソガールもいる)の曲をかける。
そうすると、みことちゃんが踊りだす。これがもうね、めちゃくちゃ楽しい。
隣のセレッソガールさんが戸惑うほどにキレキレだし。しまいには振りを教えるし。

頃合いを見て、チェキを受け取りに行く。この後にまだ時間があるけど、1199日ぶりの再会で気持ちが溢れて長々と話してしまった。

ご無沙汰してます!!
―ひさしぶり!
みことちゃん、俺、結婚した!!
―おぉおおおめでとう!いつ??
この4月!まだ半年経ってない笑
でね、ディズニー好き同士で知り合ったのに奥さんがなんとAKB好きでもあってw
―すごい、そんなことがあるんやな笑

みたいな話と、ゲーフラの披露をした。
「ようこそJリーグへ!」の気持ちを託してくれたこと、そして、
「来年J1で会おう」の伝言を添えて。
ものすっっっっっっっっごく喜んでくれていて、周りのガールズもスタッフも驚いていて、スタッフさんは「これ写真撮ろう!」ってツーショットを撮られた。
便乗して「僕もいいですか」ってことで自分のスマートフォンで撮ってもらった。


そんながっついてる様子を一眼レフで撮っててくれて、後からデータをもらった。
ゲーフラ出した瞬間のみことちゃんの驚きと喜びの表情をしっかり残してもらえた。あ、後日”そちら”にもお見せします!

ゲーフラを託してもらい、チェキ券ももらい、たくさんのお膳立てがあっての楽しい時間だった。
数年前の自分だけでやるんや!の俺にはできなかったことだ。変われたね。

その後のにわか雨で、セレッソガールとの撮影ができる時間が中止になった。
結果、ゲーフラ披露のタイミングも、撮影のチャンスもチェキお渡し会しかなかった。がっついてよかった。。。


スタジアムに入る。すでに大満足で、気持ち的にはおまけの時間くらいで着席。メインスタンドのホーム寄り、前方。
試合前のクラップタイムとフラッグベアラーの先導で、みことちゃん登場。この2つは、メインから表情を見やすい位置・向きだった。
出入りはバックスタンドが多いから、そっち狙いならバックスタンドの席もいいかもしれない。

試合は割愛。そういうとこじゃないのでw
バックスタンドでセレッソガールが観戦しているのを知る。

試合に勝ったのでさくら満開ダンスで本日最後のみことちゃん登場。
バックスタンドから出入りで、ゴール裏の近くでゴール裏に向いてダンスする。立ち位置は試合によって違うのかも。
メインから斜め後ろ姿を見る感じになったけど、それでも踊ってるみことちゃんの姿・表情を見られるなんて感激の極みだった。


スタジアムの中でいちばん見たいのは、現状だと勝った後のさくら満開ダンスだと思う。勝った喜びで笑顔がはじけている。

こうなると、ゴール裏に行くのが選択肢に入る。まじか、他所様のゴール裏に入るのか。
ここもまた一歩踏み出す必要がある。でもここもイケると感じ始めている。

セレッソが勝つと、みことちゃんが最高の笑顔で出てきて踊る、そうすると俺も嬉しい。
「利害関係の一致」なんて言葉で濁しておきたいけど、俺にもセレッソを応援する理由が(少なくともヨドコウ桜スタジアムを訪れた時は)あることになる。
そのためにセレッソのチャントを覚え、ゴール裏で歌って跳ねるのも、良い選択肢だと思ってる。

次が俺にとって今季最後、10月1日(土)の湘南戦。
思いきって、行きますかね!



現実なんだよね。
みことちゃんに会えたんだ。
未来に不可能なんてないね!これからも生き続ける!!