そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

あたしのまま あたしの夢を見るよ ― 2020年11月14日

11月14日。内山命さん、25歳の誕生日おめでとうございます。
元気にしているでしょうか?きっとあの子のことだから元気にしていることでしょう。
SKEを卒業してから1年半、彼女との新しいエピソードは当然ない。
”一般女性(25)さん”となった彼女のことを想いながら、書きたいことを書く。それだけ。


なにか行動に迷ったときに、思い出す彼女とのやり取りがある。
2019年5月6日、最後の握手会での会話。
http://sidekun.hatenablog.jp/entry/2019/05/07/005908
今もまだ詳細は伏せておきたくて。何人かには話している、俺の叶えたい夢の話だ。
なにか行動を起こすべきか退くべきかを迷ったときに、この自分の夢に近づけるか、遠ざかるか、どちらでもないかを考えるようになった。
「”みことちゃんが面白がって共感してくれた俺”になれるのか」と言い換えができる。これが面白いことに、自分の軸になってくれている。

5月から8月にかけて減量を頑張ったときも、「健康な身体を得て、元気に年を取れる」ことがこの軸と合致していた。トレーニングがきつい時に「この1レップがみことちゃんのためになるぞ!」とだいぶ飛躍した言葉を自分にかけて発奮していた。
良い結果を得られて、体脂肪は減って筋肉質に近づいた。健康診断もオールAになって、夢への道が少し開けた気がしている。
減量後も体重の推移は安定していて、トレーニングも継続中。生活習慣への落とし込みも順調だ。

他にも、小さなことから重苦しいことまで、答えが出ないとかどうすればいいものかと考えたときには、この軸に立ち返ると進路が見えてくる。
夏はちょっとした不調だったんだけど、一歩踏み出す勇気を振り絞れたのはここからだった。
「この生き方、みことちゃんに誇れる?」と、これまた飛躍した言葉とともに動いて、今はなんとか持ち直してきている。ありがとうみことちゃん、ってことで。

5月31日にも同じようなことを書いている。あの時点では「頑張れている」ということだった。
あれから経って、一定の結果を出せていることは非常に心強い。33歳にして、成長を実感できている。まだまだ俺は伸びるぞって言い聞かせられる。
これも、みことちゃんとの日々があってこそだ。恥ずかしげもなく自分の夢を語り、「サイドらしいじゃん」って共感してもらえたから頑張れたし、これからも頑張れると思う。

来年以降もこんなことを書いていそう。書いていたとしたら、その年もきっとうまいこと道を進めているってことかもしれない。それならそれでいい。

何かにつけて勝手に思い出し、勝手に頑張ってる。このまま勝手に生きて、勝手に夢を叶えられたらと思う。
だからみことちゃんも元気で。一生好きです。

いつか終わってしまうシナリオのエピローグで
ともに幕を下ろすあの子の左手は うつむいたあたしの額を撫でた
ココに居ていいんだって教えてくれたから
終末を迎えたとき笑えたなら アザも傷も空もヒトツになる
だから今 奇跡を纏い あたしのまま あたしの夢を見るよ

進め 終わりへ
(終末のローグ/nano.RIPE 作詞:きみコ)

さぁ、一対一をしよう ― NANA ACOUSTIC ONLINE

配信形式のライブやイベントが一般的になってきている。
11月7日、水樹奈々さんのアコースティックライブの配信で、俺も配信ライブデビューをした。
よくよく考えると、SKE48の劇場公演はこんな世界になる前からライブ配信されていたし見ることもあったのだが、”新しい形”として興った配信ライブとしてはこの奈々ちゃんが初めてということにしておこう。

家事をひと通りこなし、軽くトレーニングをし、シャワーを浴び、パソコンをリビングのモニターにつないで、開演30分くらい前から準備万端となった。
会場への移動がないのは楽な一方、自分のスイッチを入れにくいことが懸念された。早めの準備と、モニター前での待機時間でライブの気分に持っていくことができた。
もともと一人でライブに行く時は会場内でルーティンのようなことをして、最後は席で呼吸を整える時間を作っていた。今回、これに近い行動を家の中でもできたのは大きな収穫となった。今後につなげていけそう。


当日はミュージカル「ビューティフル」の出演日でもあり、事前収録された映像が配信された。
これを「ライブ」というのかは定義を考えたいところだが、こっちがそう思えばライブなんだということにしておこう。

アフタートークを含めて約1時間45分、曲数は12曲。配信前に言われていた約77分からだいぶ長くなり、想像よりも多い曲数をやってくれた。

いいっすね、めっちゃ楽しかった!
アコースティックだから、リビングでゆったり見るのとぴったり合っていたし、時には軽く体を揺らしてみたりと好きなように鑑賞できたのもすごくよかった。
なにより、ライブのクオリティが素晴らしく、そして”通常営業”に近かったのもあって非常に満足できた!

ボサノバのアレンジとなった『COSMIC LOVE』がとんでもなく良くて、奈々ちゃんとチーム水樹がどれだけこのライブに力を入れてくれていたのかがありありと伝わってきた。とても嬉しくて、最高だ。
MCとアフタートーク渡辺格さんと門脇大輔さんが編曲について話していたけど、ライブに向けてどういう準備をしているのか、どういう心構えで臨んでいるのかを知る貴重な機会となった。真摯さとこだわりを感じて、一段と強く尊敬の念を抱いた。
格さんのダジャレ「配信ライブだけど、背信行為はしません」が、かっこいい素晴らしい姿勢だなってライブ後には思えたw

12曲の構成、MCの雰囲気が水樹奈々ライブだなって思わせてくれた。
そういうところからも、奈々ちゃん側のライブに対する想いを想像することができて、これもまた嬉しかった。嬉しかったし、またホールでアリーナで(ずっとやってないけどライブハウスで)遊びたいなと改めて思った。


何を求めて、ライブに行くか。

今回のようなアコースティック関しては、俺はひたすらインプットに針を振り切る。歌・演奏を聴く、表情を見る、込められた意図や感情を汲む。
入れていくことは、もちろん会場に出向いて鑑賞する方がいいだろうけど、画面越しでも十分に得られたようにも思う。
周りを気にせず、ひたすらに自分のやりたいように鑑賞できた。
水樹奈々さんとの、チーム水樹との対面を楽しみきれた。ひたすらに”一対一”ができる配信ライブという形式も、なかなか良いものだと感じた!

「じゃあライブ行かなくていいじゃん」なんて話にもなりそうだけど。ライブと同時に配信されることがスタンダードになる世の中に移行されたら、そうなのかもしれない。
音の迫力を感じるとか、サイリウムの海に浸るとか、誰よりも高く跳ぶとか、「現場ならではのことを感じたい」ってモチベーションがあれば話は違ってくるんだろうな。あと、ライブでしか、現場でしか得られない体験を求めてというのは不変の欲求になりそう。

そんなことを考えつつも、兎にも角にも水樹奈々さんは素晴らしいものを出してくれた。これがとてつもなく、嬉しかった。

そんな充実感にあふれて、翌日の帝国劇場に行った。。。というのは、リピーターチケットを買ったのでその公演を観終わってからまた。

1年後

「1年くらい前と同じ熱量で話してますよね」

外出自粛中のゴールデンウィークにやったZoom飲みで、そんなことを言われた。
内容は、2019年5月6日にあった最後の握手会で話した「今後の人生での"夢"」のことで、俺とみことちゃんの他には世界で数人にしか話していないから、伏せさせてもらうけれども。
その夢に少しでも近づける軌道に、自分の行動や考えを持っていこうとしていること。それ自体がまだ俺の中で「終わらせていない」証だ。
必死さや悲壮感よりも、実現した姿を想像して感じるワクワクの方が遥かに強くて、良い状態にあると自己評価している。
まぁその夢ってさ、そもそも実現したくてたまらないことで。それをみことちゃんに話したら「ええやん!」ってノってくれて、実現したい願望が強化された。だからたぶん、簡単には折れない。
何年先になるかってくらいの遠い未来のことだけど、自分が目指して生きている限り、彼女への気持ちが消えることもない。絶妙で、かつ自然で素直な仕組みに落とし込んでいる。
今は慌てずじっくり進めていくことが大事。健康な体に整えていくことから始めるくらい、じっくりとね。

 

自分の気持ちはまだまだ執着しているのが、「結構な頻度で未だに夢に出てくる」ことでもよくわかる。 それも、ステージ上やそれに近い状態での彼女を見たり、話したりしているような夢を見る。やはりまだまだ遊びたりなかったぞ、ということなんだと思う。
タイミングがまた絶妙で、楽しいことがあったり充実感を得たりした時期に出てくることが多い気がする。
これの最たるものが今年の1月、雨宮天さんのライブに感銘を受けて「この子で決まりだわ」と思った後の1週間で、3回も出てくるというね。
「まだ忘れるんじゃねーよ!」と、俺の本能が叫んでいた。ここで消すのはまだ早いぞ、と。
結果、2週間くらい後にリバティで生写真漁って買うなどした。俺なにやってんだろってなりながらも、あぁかわいい好きって写真を愛でて満足もした。今もたまに見ている。

 


まぁ、総じて元気にやってるから、そっちも元気でやっててほしい。
この調子で一生好きなので、よろしく。