そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

To the brand new world - LiSA LiVE is Smile Always ~ASIA TOUR 2018~[en] @シンガポール

アジアツアーの海外公演に、いつものLiSAと同じように一人で行った。
意外と同じようなルーティンで臨めたとも取れるし、食べるもの通る道が違うんなら異色だとも取れるし、それなら国内の初めての土地でもそんなもんだろうってことで、オタクはどこに行ってもオタクだということかましれない。
何を食べてどこに行ったかはTwitterに随時入れて満足したので割愛しつつ。まぁシンガポールは食も街並みも多種多様でとても面白い。そしておいしい。なんなら観光だけでも行きたい。セントーサ島とかね。


ライブ会場はシンガポールの西側。チャンギ国際空港が東側なので、MRTで東西を突っ切る形となった。
会場のコインロッカーの数が心許なくて、空港に手荷物を預けてから西進するルートを取った。結果的にはロッカーがら空きだったので無駄な手となったけど、安定とキャリーケースからの解放は気持ちの余裕に繋がるから良いかな。時間に余裕はあったし。
開場1時間半くらい前に最寄り駅について、食事やらでちょうどよく時間を使えた。この辺が「ルーティン入ってる」って全体的な感触の大部分だと、振り返ると感じる。


オールスタンディングで、VIPエリアだけど全体の6割くらいがVIPだった。番号が悪いからどれだけ前進できるかがポイントだった。
大きな荷物を持った人がかなり多くて、圧縮はないなと予想できた。ということで、ひたすらにスペースを探していく作戦。
ギターのCO-Kさん前で8列目くらいかな。まぁ良かろう。なんならホールかアリーナが続いたここ2年くらいでいちばん近い。

開演待ちで周りから聞こえるのが、英語と中国語ともしかしたらマレー語?ってのは新鮮だった。英語でも聞き取りに集中しなければ意味は頭に入ってこないんで、自分の思考にどっぷり浸かって待てるのは海外公演の長所かもしれない。



開演して、バンドメンバー、LiSAの順に入ってくる。やはり近い。やはり圧縮はない。うまく入り込めて良かった。
開幕一番「こーけーー!!」と叫んでエンジン全開。ここからはもういつもの通りにLiSAのライブを明るく楽しく激しく遊んだ!!
久々に近くでCO-Kさんのギター見られる幸せ…ってLiSAより先に書くんかいって話だけど、最初に俺らの方を煽ってくれたのがCO-Kさんだから順番は間違ってないってことで。
いやまぁほんと、上手側からLiSAとCO-Kさんの両方を視界に捕らえられるポジショニングは最高だね。二人が顔を合わせて歌って演奏してるところなんかねもうね…大好き。

セットはアジアツアー日本公演をダイジェスト的に摘まんでいって、途中で昨年のLDPツアーにちょっと寄り道して、って感じ。
『Merry Hurry Berry』と『Peace Beat Beast』大好きだからありがてぇ!きゃっきゃと踊ったね。『Rally Go Round』で寄り道から帰って来るのも非常にきれいな繋ぎだった。

日本公演と同じところは同じように楽しかったんだけど、シンガポールの客の反応の仕方に「なるほどこれが異文化」って感じることもあった。
開演前、オールスタンディングのフロアに座り込んで待ってるのにはびっくりした。そのおかげでスペースだらけだったから感謝しているけど。
公演中はまぁよく歌うね。バラードとか音が少なくなるとよりしっかり歌う。
これは最近の俺のトレンドとも一致してたので、俺も気持ち良く歌わせてもらった。『Catch the moment』とか歌うと熱くなるよね。
シルシ』の冒頭は静まり返ってた方が好きだけど、だからって心を乱してる場合でもないよねってことで集中を研ぎ澄ませていった。
不平不満…ってほどじゃなくておぉって驚いたくらいだけど、異を唱えても状況は変わらない。そこに順応してどうすれば楽しめるかに切り替えていくのって大事だなと思った。
別に海外だけじゃなく、客層とかが変われば今後もそういう場面は出てくるだろうし、良い教訓にしていこう。




行かないライブのセットリストを調べて「これやったのかよ死にたい」ってなることはない。そして、LiSAならもはやどんな定番曲だけでも楽しいもんはめっちゃ楽しい域にいる。
そう思ってる自分だけども、このシンガポール公演でLiSAがギター弾きながら歌った『Believe in myself』にはシビレたね!
日本公演ではやってないBelieveをここで出してくるの、ニクいねぇLiSA、たまらんねぇLiSA。
楽しいライブをさらに強く印象づける、とても素晴らしい一曲だった!!!

海外でもLiSAがやるライブは“通常営業”でめちゃくちゃ楽しくて、それでいて新しいことに気づいたり特別な感覚も得たり。
いろいろなことを感じた、初の一人海外遠征だった。海外でも自分らしくやりたいこと、やれるね。


次のLiSAは秋のホールツアーかな。たぶん甲府金沢福井の3公演。
そして海外の予定はしばらくなし。英語圏はだいたい大丈夫そうだし、サッカー絡めてイギリスとかもありかもね。
あとさらに範囲を広げるなら、スペイン語あたりに触れてみるのも手かなと思う。
別にLiSAじゃなくても、俺と遊んでくれる歌手バンド声優アイドル、どんどん海外でイベントやってくれよな!

沸く沸くさん ー 第18回踊夏祭 SKE48ミニライブ

イベントの存在に気づいたのは3日だか4日だか前だったか。静岡県焼津市の夏祭でのミニライブ。
出演メンバーに内山命さんの名前があって、なんとなく行くイメージが湧いて、お誘いももらって、よし美味しいもの食べに行きがてら行こうかとなって行くことにした。
先週の握手会で「この嬉しい気持ちの間に“会う”」ことはできたので、次はステージ上のみことを観たいなってところだった。
これをもって判断しようとかそういう御託はいい、もうただただ観たかった。


昼は焼津さかなセンターで寿司とか食べて買い物して(めちゃおいしい釜あげ桜えびを買った。帰ってからが楽しみ)、夕方には祭の会場に行ってビール飲んでなんやかんや食べながら散歩した。
地域の祭にオタクがお邪魔するからこそ、しっかりお金は使っていこうねってことで、桜えびを具材に使ったパンおいしかったっすね。えび好きにはたまらないぞ駿河湾

そして、みこっ党の方々と合流。お久しぶりとか初めましてとかどこかで見たことはありますねとか。
総選挙のこととか、懐かしい話とか、いろいろ話しながら待機。他の現場だと知り合いを作ることすらしないから、貴重というか、ほんと特別な時間だったりする。



18時半過ぎに開始。
酒も入りつつ良い感じにあったまってるみこっ党の群れ。SKE主催じゃないからちょいやんちゃに振れつつ遊んだね。
曲は、マンゴー→ラブル→パレオ→ゴナジャン→夏よ、急げ!→パンチライン→花火は終わらない
マンゴー新規かつアイシテラブル!おじさんだからスタートで出来上がっちゃうよね!!
実質みこっ党エリアの勢いに乗っかって、みことコールして、曲終わりは気分で「ウチヤマァ!!」って叫んで、たまにWWE中邑真輔チャントみたいに「ウー↑チー↓ヤー↑マー↓!!」したり、ウリャをイングランドのゴール裏みたいな発声でやったり。
ペンライト振ってメンバーコールとミックス言うのが基本のSKEで、その場で思いついたことを実行に移していくのはとても珍しくて、そして楽しかった。
LiSAでもUNISON SQUARE GARDENでもやれてる“感じたままに動ける”のは初めてかもしれないね。こういうステージの良さを発見した。


たまに、みことに見入って動きを止めてみたりもした。
どの曲かは忘れたけど、ピンと指先まで伸びた姿が凛々しいなとか。
どの曲でもそうだったけど、踊りながら見せる笑顔が最高だなとか。
見たい内山命は存分に見られて、存分に満足できた。やはりステージ上で見せてくれる姿が、いちばん素晴らしい。

そんなこんなでめちゃくちゃ楽しくて、短かったけど濃密で充実した時間だった。
情報量の多さとインプットもアウトプットも気合い入ってたのとで、終わった後のやりきった感覚は強かった。ミニライブでここまでなれるのはとても嬉しい。サンキューSKE、サンキュー内山命


次はランクインコンサート。“推しメン席”でまたみこっ党エリアに行くことになってる。続くね。
「流れ」なんてものは、作ってしまえばあっという間だ。

まぁ、、、「でも、ずっとみことちゃん中心だったでしょ?」的な指摘を受けて何も申し開きはないかなとも思うけどw

小生サイドが内山命さんとよく喋る、と『No More Time Machine』

ランクインの幸福感に満ちてる間に話しておきたいなってことで、追加販売で確保した。
掘り下げていこうと思えば、無限に話せる気がしている。「あの頃を思うと」を起点に、それぞれいろんな時点から見たいろんな気持ちがこみ上げてくる。全て話しきってしまえばめっちゃすっきりするかもしれない。
が、3枚しかない。ラストの追加販売の上限だから仕方ないね。「無限に話したくなる」気持ちになることは、事前にはわからないからね。
この限られた3枚で何をしようかとなるわけだけど、無限の選択肢のまま頭の中で巡らせると、何分かけて話すの?みたいなシミュレーションになってしまう。幕張へ向かう道中でも組み上がらない。どうすっかなぁ。
まぁ、何があっても「42位おめでとう」は言うはずでしょう!あとは流れで無限の選択肢から引っ張ってこよう。


と、ここまで道中で。

入場後にようやく、「他の人の券でも当日指名券でも取っておいて、推し増しで内山さんとこ行けば良かったんじゃん」と気づく。
まぁこういうのは覚えてる時に限って推し増し対象外になったりするし、仕方ないね。ゼロじゃないことが大事。


レーンを確認すると、内山命レーンと惣田紗莉渚レーンが隣り合っているというね。
こういう時、こういう事は重なるものだ。去年の8月はお目当てレーンの隣に内山さんがいた。正反対ではないけど、巡り合わせだと決めつけておこう。

手持ち3枚、1回目はワンショット動画から握手。
動画は仕事頑張ったときのご褒美ように「よくできました~!」って言ってもらった(そういう選択肢がある)。 「あぁ、これで生きていけるわ」と思わずこぼれたw
動画撮影があるから握手ってか話すのは短め。「ランクインおめでとう、こんな日が来てとても嬉しい!」と、なんやかんや悩んだ結果とてもシンプルに。言いたいことをしっかり言おうってことで。

2回めは新公演『最終ベルが鳴る』について。

サ「『最終ベルが鳴る』公演ってAKBで初めて劇場で見た公演でさ!!めっちゃ思い出あって!!!!(オタク特有の早口)」
み「そうなん?それはめっちゃエモいんじゃない?」
サ「もうめっちゃワクワクしてる、早く見たい!!!」
み「絶対きてな!」
サ「Yeaoh!!」

好きな曲とか好きなユニットとか好きな宮澤佐江ちゃんの表情とか話しだしたら止まらない勢いだったけど1枚じゃ勢いしか伝わらなかったかな!!(早口)
いやでもほんとお、ついに巡り合ったなみたいな感じする。博多に行かないまま終わってたけど、それはK2に回ってくることを本能が理解していたのでしょうw

3回め。前日の発言を回収しに行く。


UNISON SQUARE GARDEN最高!!の流れ。まぁUSGさん、こじらせオタクがさらにこじらせるような曲が多くて、オタク頑張る!ってときに聴くといいよね(最新アルバムなら『オーケストラを観にいこう』な)
内山さんに対してまじめというかこじらせ感で話すこと多い気がする。

サ「今年の選挙は内山でって決めて、そんでランクインしたのはもうやっぱり嬉しくて、、」
サ「で、(期間中は)ずっとみことちゃんのこと考えてて、そしたらやっぱ、、、
サ「『好きかもしれん』なって…」
み「その『かもしれん』ってなにww」(笑いながら左腕をこづかれるw)
サ「それは、まぁ、ねw でもあっちこっち行きそうになるから、その度に引き戻してほしい!」
み「そこはしっかり、自分でちゃんと釘刺しといてな!!」
サ「ウッスウッス!じゃあまた来月」

俺こういう話を年一とかで内山さんにしないと気がすまないんですかねぇ!
ちなみに前回は2017年11月18日。あの時より「ただいま」感あるのはまぁ、流れを掴んだんですよ内山さんが。
昨年11月の俺は「みことさん」と言ってて、今日は「みことちゃん」って言ってるあたりに心境の変遷が見えますね。しかしみことちゃんて、こそばゆい感じするね!!

気の利いた話をするでもなく、抱腹絶倒なやり取りをするでもない。
でもほんと、ランクインおめでとうって言えること自体が嬉しいことで、この気持ちが冷めないうちに会えて話せてとても満足している。
次は8月25日かな、それまでに最終ベルが鳴る公演を観ておきたいところ。身体に染み付いてる公演でメンバーが今の推しチームっての、想像するだけでワクワクする。


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こっから雰囲気が変わるよ!!おまたせ!!


6月30日、LiSAアジアツアー大阪城ホール
No More Time Machine』で涙が溢れた。

あの頃 頬杖ついて 夢見たタイムマシン
戻りたくて 飛ばしたくて
でもそんなのはもう 要らない

この曲は2014年のLiSA初日本武道館での悔しさを起点に、リターンマッチとなった翌年1月の日本武道館ツーデイズ1日目のアンコール最後に歌われたことで、一つの大きなストーリーが出来上がった。
俺にとっては、LiSAに対する大事な大事な根幹をなす曲の一つだ。
それでいて、他のいろんなことを考えるときにも寄り添ってくれる。総選挙直後のこの大阪城ホールでこのフレーズを聞いた時には、内山さんの今年の初ランクインのことが思い起こされた。
何度でも言うけど、俺は2015年にいちばん頑張ったけど全くだめだった。あのときの後悔と不満はずっと残っていたし、やり直したいとかなかったことにしたいとかよく考えていた。
今年のランクインで喜ぶ内山さんの姿を見て、そんな気持ちがようやく晴れた。そんな状態で聞いた『No More Time Machine』、上のフレーズと自分の心境が重なって感極まった。
「もう 要らない」の「もう」のあとでLiSAが客席にマイクを向けて、ありったけの気持ちをこめて「要らない!!」って歌った。これで結実したんだなぁ、と感じた。

そして今日の握手会、”告る”っぽいものはあったけれどもw、「他愛のない時間を分け合」ってただけだけどすごく良い時間だった。これからもそうだと良いなと思う。

まぁ推しがどうとかいうの保留して「今年の選挙は内山!」で貫いたけど、この後どうしようかね。
チーム同じだし、新公演ではユニット曲も同じ(どころかシンメじゃねぇのこれ)だし、何かしら決めていくことにはなるんだと思う。
どっちにするの?それとも、どっちにもいい顔してみる?
今はとりあえず、この幸せで満ち足りた気持ちに浸っていたい。
ってのがまた、

ずっと先の未来は 置いておいて ほら
ありふれて ささやかな 二度と無い 時を行こう 今は

ってフレーズそのままの心境でありますねぇ。
今日の握手会も、そんな感じで行くことにして、そして楽しかったよ。


わざわざ一週間引っ張って、LiSAのライブの記事から切り離すほどのものだったかは、よくわからないけど。
当初は「あの頃~」のくだりだけのつもりだったし、握手会を通じてさらに積み上がったから良しとしよう。