そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

その 最高の笑顔に…

2019年5月30日(木)、21時。
SKE48劇場で「これが最後」と見納めた、俺が大好きな人。


2022年9月10日(土)、15時30分。
ヨドコウ桜スタジアムの外、バックスタンド側、スポンサーブース前。
また見られるなんて、願ってはいたけど実現することはないと諦めていたその姿。



約3年3ヶ月、
1199日ぶりに、
内山命さんに会えた。


っていう話をします。急いでいる人はここまでで十分かもしれない。

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みことちゃんは、アイドルからセレッソガールに立場が変わった。
会わない間にサッカーに、Jリーグに興味を持ち、セレッソ大阪を好きになっていた。
セレッソガールのオーディションをミクチャでやっている間、俺は自分の心にあるJクラブと別のチームであることに、少なからぬ葛藤があった。
ここで彼女を応援して、セレッソの利益に貢献して、俺はそれでいいのかと。
セレッソガールに選ばれて、見に行けるのかと。

悩んで、考えて。
自分の中ではっきりわかったのは、「会いたくて堪らない」気持ちに溢れていることだった。
そうなれば答えは簡単だ。大阪に行った。



最高の準備をしたかった。
3年たっても大好きだと、あなたのことを想っていると、形にして表したかった。

オンラインストアでレプリカユニフォームを買った。背番号は12。名前をオリジナルで入れられる唯一の番号だし、"お揃い"にもなる。
こういうのがすぐに調べられるのも、長いJリーグ生活の賜物なのかもしれない。
注文作業をしている時からワクワクが止まらなかった。


そのうち、違うクラブ同士ではあるけど、自分が、自分たちが愛してきた「Jリーグ」の仲間になってくれたことへの感謝の気持ちが湧いてきた。
そんな自分たちから、Jリーグらしさのある何かを表したくなった。

同じ葛藤を抱えた仲間が、東北にいた。

ゲーフラ」がいいと、彼が先に思いついていた。良いアイディアだ。
Jリーグの、特にゴール裏ではすっかりおなじみのゲートフラッグゲーフラ。クラブやサポーターそれぞれの個性が出る、ある意味なんでもありの楽しい世界だ。

俺自身もゲーフラは作成経験があるけど、テキストベース、レタリングしかなくて、今回の作りたいイメージとは合わない。
そこで、彼が作り、送ってもらい、俺が持っていくことになった。

短期間でこれができるのかと、素晴らしいものを託してくれた。
そして、今回の大阪行きが自分だけのものじゃない感覚になった。

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14時30分ごろ、スタジアムに着いた。
15時ごろには、何人かのみこっ党と合流した。
同窓会でも、他のSKEメンバーを追ってでもない、「みことちゃんのイベント」にこうして集まれることが嬉しかった。


セレッソガールのチェキお渡し会なるイベントがあった。
グッズを買って抽選して、5人のうち誰かのチェキを受け取れる。
自分はみことちゃんの券を引けなかったけど、複数手に入れた(トレードで)みこっ党の友人から譲ってもらえた。
とてつもなくありがたかった。次の試合では無限にビールを振る舞うんだ・・・。


そして冒頭の15時30分。
セレッソガールのみことちゃんが、姿を表した。

自分の大好きな最高の笑顔が見えた瞬間、心が踊った。秒で踊り狂った。心につられて体も跳ねていた。
3年くらいで気持ちが落ち着くことはなかった。ただただウキウキした。

そこからはもう、感慨とかではなくめちゃくちゃ楽しい時間になった!
相変わらずの愉快なお姉さんっぷりが随所に発揮されていて、みんなを笑顔にしていた。
「インスタでこのハッシュタグをつけて投稿すると、選手のイラスト入りハンドタオルをプレゼントするよ!」って企画の宣伝をここまで面白くやれる人はそうそういない。
みことちゃんをおそらくセレッソガールの一人とだけ認識しているだろうご年配のサポーターの人に、投稿の仕方を丁寧にそしてフレンドリー教える姿がものすっごく素敵で。
こんな姿を目の前で見られるのかと、すごいなセレッソガール。

そう、目の前。ひたすらに近くにいられる。48基準だったらとっくに出禁になるくらい近い。こっちが後ろに退くくらい近い。
これだけでチケット代を超える価値を感じる。まだ入場もしていないのに。


15時50分ごろ、いったんお戻り。またね!ってのが10分後で最高。

16時、チェキお渡し会。
テント前からちょっと離れて(柵の前にも行けるけど近すぎるw)、写真を撮ったり動画を撮ったり。撮影し放題、旅費も含めて実質タダである。

スタッフもよくわかってて、SKEやNMB(NMB出身のセレッソガールもいる)の曲をかける。
そうすると、みことちゃんが踊りだす。これがもうね、めちゃくちゃ楽しい。
隣のセレッソガールさんが戸惑うほどにキレキレだし。しまいには振りを教えるし。

頃合いを見て、チェキを受け取りに行く。この後にまだ時間があるけど、1199日ぶりの再会で気持ちが溢れて長々と話してしまった。

ご無沙汰してます!!
―ひさしぶり!
みことちゃん、俺、結婚した!!
―おぉおおおめでとう!いつ??
この4月!まだ半年経ってない笑
でね、ディズニー好き同士で知り合ったのに奥さんがなんとAKB好きでもあってw
―すごい、そんなことがあるんやな笑

みたいな話と、ゲーフラの披露をした。
「ようこそJリーグへ!」の気持ちを託してくれたこと、そして、
「来年J1で会おう」の伝言を添えて。
ものすっっっっっっっっごく喜んでくれていて、周りのガールズもスタッフも驚いていて、スタッフさんは「これ写真撮ろう!」ってツーショットを撮られた。
便乗して「僕もいいですか」ってことで自分のスマートフォンで撮ってもらった。


そんながっついてる様子を一眼レフで撮っててくれて、後からデータをもらった。
ゲーフラ出した瞬間のみことちゃんの驚きと喜びの表情をしっかり残してもらえた。あ、後日”そちら”にもお見せします!

ゲーフラを託してもらい、チェキ券ももらい、たくさんのお膳立てがあっての楽しい時間だった。
数年前の自分だけでやるんや!の俺にはできなかったことだ。変われたね。

その後のにわか雨で、セレッソガールとの撮影ができる時間が中止になった。
結果、ゲーフラ披露のタイミングも、撮影のチャンスもチェキお渡し会しかなかった。がっついてよかった。。。


スタジアムに入る。すでに大満足で、気持ち的にはおまけの時間くらいで着席。メインスタンドのホーム寄り、前方。
試合前のクラップタイムとフラッグベアラーの先導で、みことちゃん登場。この2つは、メインから表情を見やすい位置・向きだった。
出入りはバックスタンドが多いから、そっち狙いならバックスタンドの席もいいかもしれない。

試合は割愛。そういうとこじゃないのでw
バックスタンドでセレッソガールが観戦しているのを知る。

試合に勝ったのでさくら満開ダンスで本日最後のみことちゃん登場。
バックスタンドから出入りで、ゴール裏の近くでゴール裏に向いてダンスする。立ち位置は試合によって違うのかも。
メインから斜め後ろ姿を見る感じになったけど、それでも踊ってるみことちゃんの姿・表情を見られるなんて感激の極みだった。


スタジアムの中でいちばん見たいのは、現状だと勝った後のさくら満開ダンスだと思う。勝った喜びで笑顔がはじけている。

こうなると、ゴール裏に行くのが選択肢に入る。まじか、他所様のゴール裏に入るのか。
ここもまた一歩踏み出す必要がある。でもここもイケると感じ始めている。

セレッソが勝つと、みことちゃんが最高の笑顔で出てきて踊る、そうすると俺も嬉しい。
「利害関係の一致」なんて言葉で濁しておきたいけど、俺にもセレッソを応援する理由が(少なくともヨドコウ桜スタジアムを訪れた時は)あることになる。
そのためにセレッソのチャントを覚え、ゴール裏で歌って跳ねるのも、良い選択肢だと思ってる。

次が俺にとって今季最後、10月1日(土)の湘南戦。
思いきって、行きますかね!



現実なんだよね。
みことちゃんに会えたんだ。
未来に不可能なんてないね!これからも生き続ける!!

NANA MIZUKI LIVE HOME 2022 @神戸2日目

セットリストをまとめて書かないくせに曲名は挙げるかもしれない(挙げないかもしれない)不親切なネタバレにご注意を。
ネタバレ見たくない人は、昨日に引き続き堪能した餃子の写真まで楽しんでもらって、あなたの中でネタバレ解禁されたらまた来てね!!



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満足度の高かった初日を受けての2日目。
奈々さんのツアーのにあって2日目のポイントは、2つ。
・初日の追体験をして磨き、さらに楽しむ
・曲の入れ替わりで生じる、違いや共通点を楽しむ

スタート3曲で、「このツアーが一定の満足感を担保されてる!」って初日から感じた。
ライブのロゴからして1曲目はこの二つが有力かなって思ってたけど、二つともやるなんて気前がいいよね。
そこから3曲目がアルバム新曲。前ふたつの勢いを受けて新鮮な風とともに加速して、序盤に大きな山を作ってくれた。


昨日の深夜にも衝動的に書いたけど、このツアーのセットリストが素晴らしいのは、新旧の曲をうまく繋いでいる点。
定番曲の雰囲気が新曲を馴染みやすくして、新曲の真新しさが定番曲にもフレッシュさをもたらす。見事な関係になっていると思う。


「初日の印象がより強い」ってのもあるけど、初日のセットが“表”って感じかな。
でも2曲目の入れ替えはじめかなり順当というかよく考えられてる印象だし、どちらに当たってもきっと楽しいと思う。
『POWER GATE』が『SUPER GENERATION』なのいいよね。長男と次男。
中盤の『Naked Feels』なんてお洒落に仕込んできて笑顔が止まらない。
自分が行く残り3公演、どちらのセットになるにせよ楽しみだ。まだ変化があるだろうし。

 


つまるところ、「“水樹奈々一座”のいつものやつ」に対して満足できるかどうかに尽きるのかもしれない。
ライブツアーはじめで20年、このパッケージが定着してからは15年くらいかな。このやり方が続くのをどうとらえているか。
マンネリから様式美に自分の中で昇華できてからは、だいたい何やってくれても楽しく感じられるようになった気がする。


今回と3年前のEXPRESSはすごくよくフィットしてる。
セットそのものが素晴らしいのが基本にあるとして、自分の成長というか変化もあるのかなーなんて思う。
奈々さん自体に何かを求めるとかどうなってほしいとかよりも、一緒に歌いたいとか自分の気持ちを歌に乗せたいとかの方向に意識が向いている。
自分がノっていける立ち位置を見つけられている。


次は茨城の2日目。初めて奈々さんに行く友人との連番。これまた楽しみ。

小生サイドが福岡聖菜ちゃんとオンラインでよく喋る@ワークスペース

6月25日の劇場公演で盛り上がった気持ちを伝えるべく、最速の日程で券を取った。
7月17日は奈々さんツアーの2日目で神戸にいる。この状況でも話せるのはオンラインお話会の良さだ。
問題は神戸のどこで繋げるかということだけど、利用登録してるワークスペースが関西圏でもそれなりに使えるので、市内のブースを予約しておいた。

 

予約の時間にブースに着き、解錠して入室した。
電源とかディスプレイとか一通りの作業ができる備品があり、Web面接でも印象が上がるようにかリングライトも設置されていた。オタクも助かるね、活用した。 

 

セッティングを終えて、接続して待機。
待機時間では施設の館内放送がちょっと気になったけど、自分の番になるころには放送がなくて安心した。さすがに放送が漏れ聞こえてアウトってことはないだろうけど。

 

3分くらい話したかな、楽しかった。


せいちゃんが開口一番、「お久しぶり?かな?」
昨年10月と12月にちょろっと話したのは確かだけど、そんな印象に残るようなことをした覚えはない。
“そんな気がした”だけだとしても、大したものだと思う。何より嬉しい。


浴衣!かわいい!!
からの、帯の色味について語ってくれる。
今回の浴衣のポイントを楽しそうに語る姿が素敵だ。

「6/25の公演で見て、『劇場でせいちゃんを見る』って今年の目標が一つ達成できたんだけど~」
「せいちゃんすごくいいな!って思ったから今回話そうと思ったし、あとメールも取り始めた」
とまぁ、初動アピールしつつなんやかんや。
先日のとおり「推す」かどうかは向こう数ヶ月の結果で分かってくるから明言するもんでもないけど、今後の活動を楽しく見ていければいいよね。

 

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サ「SHOWROOMで話してた“ガトーよこはま”のチーズケーキ食べました!」
せ「早いw」
サ「しっとりしてるのと外側(タルト生地)がサクサクでおいしかった」
サ「ちょうど職場の最寄り駅で催事やっててタイミングよかった」
せ「運命とか思っちゃうやつですね」
サ「それ」
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8月の舞台のチケット取るつもり~って伝えたら、軽く内容について話して、「ここからはネタバレなのでぜひ見てね」ってあたりで終わり。


お互いに積極的に話そうって姿勢で、だからクロストークになるタイミングもあったけど、話のリズムが心地よかった。
チーズケーキの催事が近くで偶然やってるとかそいうのも含めて、ウマが合うように感じられてとても楽しい。

 

 

引き続き、話の種ができそうなタイミングで日程をおさえていけたらなと思う。


って、舞台の最終日が奈々さんツアーのファイナルで、その日の夜にオンラインお話会あるんだよね。
たぶん仕込めるけど、またワークスペースだなw