そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

1年

水樹奈々・アニソン業界初の東京ドーム単独公演によせて。 - サイドの活動記−もう常に流れで
2011年12月3日。
東京ドームで僕の夢が叶った日。あれから1年。
「『使命感にあふれたファン活動』が終わり、純粋に楽しくやっていける!」なんてガチヲタならではの解放感に浸りつつの生活を送ろうとした1年w
この1年をなんとなく振り返ってみよう。


2011年12月4日夜。
WINDOW OF HEART on Twitter: "まじリスアニ行きたかった。そこは隠す気はない。でも今日は俺は水樹奈々じゃなきゃいけなかった。それだけのこと。"

まじリスアニ行きたかった。そこは隠す気はない。でも今日は俺は水樹奈々じゃなきゃいけなかった。それだけのこと。

東京ドーム2日目が終わり、さっそく同日開催のリスアニに行けなかったことを嘆く。
そして、「自分がイチバン楽しめる選択をしていく、しがらみなんて要らない!」と強く決意ww


2011年12月27日
LiSA LiVE is Smile Always〜peace sign〜 - サイドの活動記−もう常に流れで
WINDOW OF HEART on Twitter: "LiSA最高!LiSAっ子最低!オレ最低!総じてみんな最高最強!!!!"

LiSA最高!LiSAっ子最低!オレ最低!総じてみんな最高最強!!!!

LiSAの単独ライブat渋谷公会堂
「小難しいことを考えない、ただただ純粋に楽しいライブ」の素晴らしさに感激!(というのすらあとづけの感想で、ひたすらに暴れまわるw)


2012年
〜Sphere's orbit live tour 2012〜 1.名古屋国際会議場センチュリーホール - サイドの活動記−もう常に流れで
「Sphere's orbit live tour 2012」を終えるにあたり〜Final Special Stageへ〜 - サイドの活動記−もう常に流れで
Sphere's orbit live tour 2012が終わった件 - サイドの活動記−もう常に流れで
Sphere's orbit live tourが夏までの中心。人生初のロングツアー全ステ計画、忌引だった神奈川公演を除く12公演をスフィアと同行(「実質全通やろ」と言ってくれている仲間にいくら感謝してもしきれない)し、スフィアこそ至高という想い固まる。
ツアーについて回る、「セットリスト・演出に慣れてきて楽しさが逓減する」のがスフィアでは完全に例外。自分の中でズバ抜けた存在だという認識が決定的になる。毎公演、始まる前はドキドキするし、最中はすげー楽しいし、終わったらアヘガオダブルピース!!みたいに生中ジョッキ飲み干すしw



orbitツアーの間にもLiSAの東名阪があり、「なにこれスゲー楽しいんだけど!」って言いっぱなしの生活で。


そんな中で、僕にはまたガチ推し感が出てくるわけで…まぁもったいぶるまでもなく寿美菜子さんだけども。
ゆーても2011年夏の代々木第一体育館のスフィアを見て、寿美菜子いいなぁと思ったクチだから好きになって1年ちょい。9月に出た1stアルバムについても、スフィア当初とかスフィア以前から寿美菜子さんを見ている人が抱くような感慨は全くなく、「また楽しいことやってくれるんだよね」という期待感でいっぱい。
んで、アルバム聞いて。スフィアとLiSAって「怒涛の攻め」を売りにしてた二組を中心に生きていた俺にとって、久々のバランス型。聴くほどに味わい深く、あぁこの曲ってこんな表情してるんだねーってわかっていく過程が楽しく、語りたくなるアルバム。そこでふと思い出す、あの1stアルバム。
深読み『My stride』 - サイドの活動記−もう常に流れで
My stride〜一ヶ月たちまして - サイドの活動記−もう常に流れで
「supersonic girl」との比較なんてしちゃってみたり。ここで久々に自分の表舞台に水樹奈々が(や、友達煽りにQVCで音漏れ聞いてたけどもw)。以来、なにげに「supersonic girl」と「MAGIC ATTRACTION」はローテーションのレギュラーに帰り咲いてたりして。先のコトを考えず、思い出に浸るだけってのはすごく甘美ですわ。好きな部分だけを思い出していくから、ドンドン綺麗になっていくよ。なるほどコレが「想い出に変わる君」かとw


閑話休題
細かな部分は当然ちがうんだけどさ、一人でなんだってやってくれる万能性とか、曲をしっかり自分のものにしていく姿勢とか、言葉の端々から感じる真面目さとか、寿美菜子水樹奈々の似ているところ見つけてたりして。あーあ俺さん10年前と同じところたどってんのかなーなんて思っちゃったり。そんなコト感じながら、寿美菜子さんのツアーが始まり、次の大宮公演でファイナルを迎えます。
連番する友人がどうやら最前列をひきあてたらしく。
「そりゃすげぇ!よっしゃ!」という歓喜を上げ、しばらくして落ち着いて「あー、コレって俺は完璧にやらなきゃイケないやつやーん」とか思うというね。また出てきたね、使命感w
好きに聴いて好きに見て好きに跳んでりゃ良いんだけどさ、どこかに「それでいいの?」って聞いてくる自分がいて、サイリウムの色とか変えなくていいの?(苦手科目)、日替わりの予想はたてないの?(めんどい)とか声が聞こえてくるのよw
あれー、水道橋から放り捨てたはずなんだけどなぁ、ガチ推しの心。2011年12月5日からは自由奔放に生きるはずだったんだけどなーどういうことよ!

たとえば君にすごく似ている人とか 好きになったりして
僕の悪い癖が出たらくり返してしまうね
また同じように君に叱られそうだよ 「少しは学んだら?」
(『ALIVE & KICKING』04.「大好きな君へ」)

なんだよ奈々ちゃん俺の今を織り込み済みだったのかよwwww
というね。
右脳型・左脳型で言えばガッツリ左脳型の僕。あーだこーだ考えて言葉をひねくり回して論じるの大好き。そんな僕がスフィアやLiSAでは理屈をふっ飛ばされて、ひたすら本能にしたがってキャッキャしていたわけで。左脳が暴れだしたかったんだろうね、「俺にも活動させろや」と。寿美菜子であーだこーだ言わせろやっていうのが僕の左脳くんの欲求みたいなんだけど、どうしましょうかね。コレ始めると、ライブが楽しくなくなる可能性が出てくるからやりたくないんだよねぇww



そんなわけで「大好きな君へ」の手のひらに転がされていた僕の「その後」1年目でした…

……
………
って終わったらめっちゃ悔しいやんか〜wwww
いやいや、しっかりカウンター入れますよ。

仕方ないからシャツをまくり上げてみて 愛する人見つけ
君に自慢できるような たくさんの幸せを増やせるかな
(「大好きな君へ」)


今までのヲタ活ではなかったほど、濃密な1年だったことは間違いないねっ!
スフィアとLiSAの2軸体制はもの凄い相乗効果だった。スフィアのツアーの中休みにLiSAがライブやって、とか。LiSAが学祭に出た翌週にすぐ寿美菜子の発売イベあって準備を初めて、とか。アクセル・ワールドソードアート・オンラインオフラインミーティングでは、LiSAとハルカス、彩陽、愛生ちゃんが共演するとか。
「今年最高の瞬間」を交互に塗り替えていくような、熾烈な"首位争い"が堪らなく楽しい。これから最盛期を迎えていくわけで、これからもっと楽しませてくれるわけで、わくわくが止まらないわけでw



ずっと放置していた(ことがおかしいってのもあるが)声優としての演技って部分で、コレは!と思わせてくれたのは瀬戸麻沙美さん。
11年秋から2クール放送だった「ちはやふる」、12年になったあたりからもうすっかり千早に引きこまれていた。すげぇ千早すげぇ、瀬戸麻沙美すげぇと。そっから2月の蕉雨園イベント、EDの「そしていま」を歌う瀬戸麻沙美もすげぇ、千早やこれすげぇ。早稲田大学のかるたA級選手との対戦で(早稲田1人vs声優4人のハンデ戦とはいえ)敵陣を抜く姿もすげぇ千早これ瀬戸麻沙美すげぇ。
アニメでの演技もさることながら、あらゆる要素で千早を体現できていたのがもう素晴らしくて。以来、僕の中で瀬戸麻沙美は天才という評価です。
WINDOW OF HEART on Twitter: "やっぱり瀬戸麻沙美は天才だと思うんですよ"

やっぱり瀬戸麻沙美は天才だと思うんですよ


長らく必死系だったうちに忘れかけていた、ライブの楽しさをスフィアやLiSAで堪能し。
奈々を見ている中で評価できてなかった、足りてなかった、演技の部分を新たに瀬戸麻沙美で取り入れてきたなぁと。


そして寿美菜子さんです。前半のとおり左脳くんが爆発してはいますがw、美菜子だけでも11年以前とは比較にならない濃さだったねぇ。
スフィアのツアーは当然として、寿美菜子名義だけで相当数いった。またその一つ一つに随分と気合い入れてたな俺も。会えるだけで嬉しいって感覚。この気持ちが薄れることがないといいねぇ。
「この人といつまでも」とか「美菜子が○○するまでは!」とか決意表明すると、前みたいに疲れても走り続けるキツいマラソンになっちゃうからなし。一歩一歩、目の前のライブなりイベントなりラジオ?アニメ?なりを楽しんでいけたらいいなと。それがそのうちどこかにつながっているでしょう。

形を変えてく あの雲のように
時代も人も変わってくけど
この足で進む 次の一歩は
素晴らしい未来へ きっと繋がってるから
信じるストライド
(『My stride』01. 「STRIDE」)

次の一歩、まずは日曜の大宮。しっかり踏み込んでいこう。
その先のことは大宮の後に決めりゃええ!



ほんとは、僕の1年と奈々ちゃんの1年っていう対比で書こうと思ったんだけどね。思わぬ方向に走り出しちゃったw