そしてオタクは続く

一歩踏み出す勇気

「正史」はどっちだ ― "マンゴー新規"の1年

自分のこと大好きなんで、自分のブログをたぶん誰よりもたくさん読んでると思う。
8月1日のくそ長い回想も書き上げてから既に何回も読んでいる。名文だなんて思わないけど、自分のことよく書けてるし少なくとも自分が読んで心地いいなら良いだろう日記だし。
で、何度も読みながらふと気づく。
「さすがに、”みこっ党復党史観”が強すぎやしないか?」
まぁ書いてる時は完全に”内山命さんありき”になっていたのは間違いない。そういう気持ちがあることも間違いない。が、それだけじゃないよね?って疑問が生じるのもそのとおりだ。
歴史の解釈はその人間の立場によって大きく変わってくる、みたいなことを自分の中でやっている感じがする。なんかおもしろいね。


シングル『意外にマンゴー』でSKEに再び目を向けるようになってから1年が経過した。
この1年ちょっとを、「その時に何をどう感じていたか」を思い出しながら振り返ってみた。
過去のブログ、Twitterを参照していく、2記事連続でセルフキュレーション。なんだけど。
とんでもない長さになった上に過去のまとめだから内容が薄い。
先に振り返って感じたことを書いて、その下に垂れ流す。編集時系列と逆。


ってことで。1年半くらい、自分のSKEまわりを振り返ってみた感想ですが。
めちゃくちゃ楽しそうだな、マンゴー新規。楽しかったもんな。
7,8月に一気に立ち上げて、10月初週に暴れて、11月に内山さんと"漸く再会”した。
今年の春に総選挙モードに入っていく前までは、誰推しかみたいなのよりSKE見てくの楽しいよねってのが一番大きかったように思う。
惣田紗莉渚さんが体調不良な握手会も行って楽しんで、そもそも惣田さん取れない状況から券を取りもしたし、KII以外のチームも見たし、ゆなな単独とかみなるんちゅりとかも見た。
せっかくたくさんの”選択肢”があるんだから、推しの枠を気にせずに楽しそうなら行って楽しく遊ぶのを何よりも大事にしていた。
ネタ的にでも「マンゴー新規」って言うのが好きなのは、グループを楽しもうって姿勢をここまで強めたことは初めてで、とても新鮮だったからだ。


で、総選挙モードで一人に絞るのはまぁ当然の状態で。信念を持って箱推しにでもならなければそりゃそう。
普通なら一番の推しに絞り込むんだろうけど、今年の俺は「惣田推しであるにも関わらず、今年は内山に入れる」って文脈すらあった。
内山さんへの気持ちだけが上がっていって、今は序列がわけわからんことになっている。惣田さんと比べてどうなのか?これがわからない。
じゃあどうしようか?
何かしら意思決定をしていくか、曖昧なままにするか、どちらかだろう。

そして「現状を”内山推しに戻っていった”ってことで結論づけて良いのか」と自分に投げかけてから、いちばんやりたいことは一つしかない。

惣田紗莉渚さんも内山命さんもいるチームKII公演に入って、自分の目と耳と感覚で何をしていきたいか決めたい!


コレ自体は先日の惣田さんなしKIIを見たときと一緒だ。
そこからさらに進んで、自分の中でイメージというか作戦というかやることは固まってきた。

惣田さんのも内山さんのも、両方のカラーのペンラを持つ。
見たい方を見て、振りたいペンラ振って、言いたいコール叫ぶ。
自己紹介で隣り合ってる。内山さんが先。言いたければみことーでも愛してまーすでも叫ぶ。
惣田さんが後。言いたければさりなーでも紗莉渚がいちばんかわいいよーでも叫ぶ。
前の方の席なら、そこいらで少なくとも惣田さんは俺の状況に気づく。あの子はそういうタイプだから。以後も惣田さんが自分にちやほやしてくれるか、ここポイント。
ユニット『リターンマッチ』で一緒。存分に頭を抱えながらもいちばん高まる状況。
最後までこんな感じで天秤かってくらいに揺れまくって楽しむ。
終演後のお見送り、惣田さんは何か言ってきそう。
内山さんはわからん。あの人あんまり俺に興味ないというか「こいつ来るときは来るけどスッと消えるから気にしてられん」みたいな感じだからたぶん。

……みたいなことまで想像したら、一刻も早く入りたいっすねぇ!!!めっちゃ面白そうだもんw


くそだらしない「ツートップ体制」みたいな雰囲気のオタクに舞台上のアイドルがどう断罪していくのか、見てみたい。
その後の握手会とかで見苦しく弁明してみたい。
想像しただけでわくわくするわ、実際の人間関係だったら修羅場とかそういうのかもしれないけど、推し事の範囲内はなんだかんだ気楽っすねww
こういうノリが良い時ってなかなか公演に当たらないし、当たっても抽選運が悪くて前には行けなくて不発に終わるものだけどね!!

まぁ焦らずいこう。今はどっち推しとかはわからないけどどっちも好きで良いじゃないっすかね。

内山さん→さすがに長い期間を見すぎた、序列が下がったとしても気にならなくなるわけがない
惣田さん→実のところ彼女を深く知れてるのかよくわからないけど、相性の良さを随所に感じている
両方とも→見たら「はぁ好き」とか言ってる自分がいる

うーんこの感じ、公演に入れたところで結論が出るのだろうかw
3人で飲み会とか開いてじっくり会議でもできませんかね???


先に決めたこの記事のタイトル、「「正史」はどっちだ」だけど。
まぁどちらも実際に起きたことだし考えていたことではあるんだよね。
SKEが楽しい!って動き回っていた一方、そこにいる内山さんをどう見ていけばいいかって検討は間違いなくし続けていた。
正しさで言えばどっちも正しくて、どう切り取りたいかの違いだ。

だからこそ、あたかも「最初っから内山さんとこに戻るための日々だったんだよ!」みたいな勢い任せのまとめ方が自分で気に食わなかったんだな。やっと腑に落ちた。
いろんな見方があるよ!俺そんなに単純じゃないもん!わかりやすいけど!!!
とりあえず、KII公演に、入りたい、以上!!

さ、以下は長々と続くだけだからここまででいいよ。おやすみ。

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2016年3月26日から2018年8月1日にかけての自分の話。

今日のランクインコンサートは、「みことの嬉しそうな顔を見られて幸せだった!」って一言に尽きる。

メインステージでの全員曲、普通はステージ正面に向いているはずのみことが、推し席の方向、我々の方をずっと向いてニコニコしていた。誰よりも早く、丁寧にお辞儀をしてくれていた。
大ラスの『アリガトウ』の最後は外周の反対側にいたのに、センター席ごしのこっちをじっと見つめていた。
特にグッときたのはこの2シーンだった。
コンサート中は何度も何度も推し席の前を通ってくれて、手を振りあった。
推し席横の通路まで来てくれるパートでは、最高の笑顔で階段を上り下りしまくってくれた。
やった曲も場面にあったいい曲だなとは思ったけど、それよりも「総選挙で結果が出たからここにいられる」って喜びを分かち合えているのが嬉しかった。
ランクインコンサート、こんなに幸せな気持ちにさせてくれるのかよ!
ありがとう内山命さん、ありがとう頑張ってくれたみなさま!!!


で、ですね。

ただただ、調子いい話だけで終わるのか?って考えがよぎる。
大ラスのMCでの松村香織さんが言うところの、「それぞれの推し事情」について書きたくなった。じゃあ書いてみよう。
大抵の人はここで閉じたほうがいいです。


「それぞれの推し事情」。
俺で言えばもう簡単に「出戻りのようなもの」であることに尽きる。
戻ったかどうかの結論は出ていないということになっているが、今年の総選挙は内山で行くぞというのだけ決めて動いて、結果が出て、今日のお祝いに至った。
「また来年も同じ推しメンで(松村香織さん談)」でいるかどうかを考えるには、まず自分がどのようにして出ていったかを振り返ってみる必要がある。



2016年3月の俺は、内山命さんへの疑念を抱いた。
sidekun.hatenablog.jp
当時の気持ちを一言でまとめると、「勝った後のビジョンも見せないで、自分を積極的にアピールする気もなくて、投票はしてくれって虫のいい話じゃないか」ってところだ。
当時の気持ちは今でもまぁ間違ってはいないと思う。辛辣ではある。
「勝ち目のない勝負には出ないほうがいい」ってのは、合理的な選択だと思える。当時の状況も、行ける機運があるようには思えなかった。
前年までと同様の残念な結果に向き合いたくない、そんな怯えもあった。
ただ、「なぜ出るのか」の理由を欲していたが、実はそんなに凝ったものが必要だったのか。これがそうでもないことを、当時は認められなかった。
「このまま負けっぱなしじゃいられない」とか、悔しさを晴らして喜びあいたいとか、シンプルな動機で十分に動けることを俺が知るのは、2017年11月になってからだった。
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俺だって、負けたままでいたくはなかった。他の人じゃダメだ、内山命のランクインに関わりたかった。
もっともこの時点では「30票差の81位」と、完全に圏内が見えている状況でもある。
「8位の惣田紗莉渚さんを7位に上げるのに比べれば、81位の内山命さんを80位に上げる方が、遥かに簡単だ」って打算もした。
そんな”お助け”はありつつも「2015年の悔しい気持ちを晴らすチャンス」を掴むべく動くことにした。
勝ちたいから戦うんだ。簡単な話だった。


話を2016年に戻す。
「この選挙には関わらない!」と決めて、4月からはLiSAの全国ツアーを数公演行った。前年の同時期のツアーは、投票に全リソースを割いたので東京での追加公演のみだったし、意識的に地方も回った。
楽しかった。そして気づけば総選挙は終わり、何も騒ぎが起きてないからランクインしてないんだろうくらいの関心だったと思う。
この時点でSKEそのものへの興味も薄れていて、何人かをTwitterでフォローしているくらいだった。
それでも11月になると内山さんの誕生日・生誕祭が気になり、応募して、当たって、行った。
11月14日。
一年ぶりの公演で、公演とかSKEってやっぱり良いね!とはなったけど、直近のイメージが「このワクワクしない人の応援(投票)はできない」になってる内山さんへの気持ちは回復しきらなかった。
本人が順調にステップアップしていて、会えばそれなりに”おいしい”話題もある惣田さんと比べれば、どちらが楽しいかなんて明らかだった。
sidekun.hatenablog.jp
公演中になんだかんだあったけど、状況の比較をした結果が、「これをもって内山さんとはおしまい」だった。
わざわざ宣言しないでも良かったかもしれないけど、区切りにした方が自分の気持ちが落ち着くという判断だった。


2017年4月ごろ。
Twitterでフォローを残していたみこっ党が、前年以上に頑張ろうとしていた。
ここで「みことちゃんに投票してくれ」と打診もあった。
手持ちはごくごくわずかであったが、かなり悩んだ。そして、依頼を断って惣田さんに入れた。
まぁ当然っちゃ当然である。その時は惣田さんが自分の中で上位ランカーなんだから。
そして、8位の小さな小さな一部になった。「すげぇな!」とは思ったけど、喜びとか嬉しさって、あったっけな。。。。
sidekun.hatenablog.jp
思い出せないのも当然だった。内山さんが速報に入ったことで、「これはついにランクインするか?」って方に興味はシフトしていた。気になってんじゃん。
発表当日、LiSAのライブ中に調べて「ダメだったのか」ってなって、惣田さん8位すげぇってなって、LiSAのライブめっちゃ楽しかったのと混ざり合って複雑な心境だった。

2017年7月、「ゆななセンターとか面白そうなことやってんじゃん」とSKEへの興味が戻り、劇場盤をいくつか買うことにした。
惣田さんを軸に、「入れる情報が少なくても大丈夫だろ」って8期研究生を入れたりゼロポジ公演での印象で決めたりした。
内山さんに合わせる顔はないと思ったから取らなかった。かなり頑なに目を向けないようにしていた。今の視点だとそう見える。
8月の握手会で、みよまるの隣のレーンが内山さんだったのは「やばいな」って思った。
「最近ぜんぜん見ないと思ったら、8期に流れたか」って思われるのがやば…そんなに狼狽えることだったのかな、切ったんだろ?気にすんなよな。でもめっちゃ気にしたし隣に視線を流すことすらできなかった。
その日のメールだかブログだかに、「浮気すんなよプンプン」みたいなのがあったとか伝え聞いて、うっせぇな俺は浮気じゃねぇよ移籍したんだよとか反発していたのを思い出す。

その後も、ゼロポジ公演名古屋の映像を見ると『涙の湘南』で「もう一度 愛されたい」と熱唱していたり、KII公演の『引っ越ししました』でなるほどとなったり、美浜海遊祭に行くと2015年の軌跡が喜楽屋さんに残ってたりサザン・オールスターズの『真夏の果実』で「四六時中も好きと言って」と歌われたり、『羽豆岬』で締められたり、、、と。
まぁ、バリバリのバリバリに内山さんのこと意識しまくっていた。惣田さんと同じチームにいる”前の推し”なんだから、見る機会も多いし。


10月。
圏外コンで「30票差の81位」と言われていた時、台湾で遊んでいた。
帰りの空港でTwitter見てこのことを知って、かなり動揺したのを覚えている。
飛行機の中で「でもしっかり決断して惣田さんに入れたわけで、間違ってもいない」と結論を出した。それでも、もやもやとした気持ちは残っていたと思う。

11月12日。
強烈な「STRAWBERRY PUNCH」が炸裂した。
ここから一気に動き出したのは、ストパンがとても面白かったとかクオリティが高かったとかっていうよりも、
「今後、この人のことを見ていたら、どんな楽しいことが待っているんだろう」って期待感、わくわく感。俺が最も欲するものを、存分に満たしてくれた。
その2日後の生誕をDMMで見て、「2018年は内山に入れる」と決めたのは上に書いたとおり。

11月18日。
久々に握手会に行って、なんだかんだ話した。
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これ以後は普通に券を取るようになった。
ここからは過小評価しても「ラージグループの中の一人」くらいにはなっているので語ることはあまりない。
ラグーナのライブでキャッキャしたり、ストパン公演翌日の握手会でめっちゃ感想を言ったり、昔のノリに近くなっていった。

そして年が明けて、2018年春。
実際の自分の予算感が見えてきて、無理なく進められる目標を設定して、遂行していった。
結果が出た後にどうなるかは、なるようになるだろうってことで。
そして、2015年の足元にも及ばない頑張りではあるけど、2018年は自分のできる範囲で最大化した。




約2年を振り返った。長い。
書いたところも書いてないところも、特に看板をおろした2016年11月から2017年11月までの間、なんだかんだ言いながらも一定以上の割合で内山さんのことを考えていた気がする。
LiSAとかUNISON SQUARE GARDENとかThe Gospellersとかその他もろもろ、歌に「きみ」とか出てきたらほぼ100%で思い浮かんだのは内山さんだった。惣田さん推しって言ってるのに。
どんだけ「もう良い」って言っていても、nano.RIPEの『痕形』を聞けば2015年の悔しさに唇を噛んだ。
果たしてこれは、「前の推しのこと考えてエモくなってる」範疇なのか。
推し変だと言っておきながら、回復待ちか成長待ちか、時が来るのを待っていたのか。
今の幸せに呆けている視点で振り返ると、こういう方向で考えてしまう。ある意味、記憶の書き換えというか色付けだね。

そしたら、俺の「推し事情」はどういうことなんだろう、わからなくなってきたぞw
選挙については棚上げしただけで、惣田さんのこと好きじゃないってことはないし。
今めっちゃ内山さんへのパッション高いし。
どっちか決めなきゃいけない?
うーん。。。。

おっ、、、、、、
42位!ありがとう!ほんまに!! |内山命|ブログ|SKE48 Mobile

これからも見えないところで程よく浮気しながら、笑

見えなきゃ良いらしい!許された!!!!
俺はオタク界のケニー・オメガになって、ゴールデン☆ラヴァーズとTHE ELITEを兼ねるかの如くみこっ党とサリナーズでいればいいんだ!!!!!!

まとまりました!!終わりましょう!!!!

そして、『最終ベルが鳴る』公演の自己紹介(隣同士)とユニット『リターンマッチ』(シンメ)で大事故が起きていく流れと。。。
複数推し、DDは駆逐される運命(オチ)。

眠い、寝る、おやすみ。

BOGを一読して、振り返ったり明日に向けたり

BIG ONE GIRLS』の単独インタビューを読んで、今年のランクインに少しでも関われた喜びと、この3年間の自分の“何もやれてなさ”に申し訳ない気持ちとが、混ざり合っている。
もっとも、対みことという点では確かに何もしてないし離れていたけれども、何よりも大事にしていたのは俺自身がやりたいことをやるってところで。
それだけ今の自分がみことに傾倒している証でもあるけど、今の熱量で過去の自分を悔いていくのはちょっと違う話だ。離れる判断も、ストパンで再び引っ張り込まれたのも、その時その時で自分にとって正しく生きた結果だ。
単推しなんて綺麗なものとはもともと違う世界にいる。ジャンルを超えて趣味でポートフォリオを組んでるんだから、好調なものに食いついていく。
そんなやり方で、「裏」に回ってるものに後悔が残るのもまぁ当然。行きたい時に追いついていこう。

大事なのは今いるこの場所で最大に楽しんでいくことだ。やりたいことをやりきる。
目下のところは、明日のランクインコンサートで喉がぶっつぶれるまで叫び続けたい。
「推し席」だってさ、こっぱずかしいけど混ざらせてもらいましょう。推しメン日数1ヵ月いってない、みこっ党の新人ですよ。

11月14日まで届かせたい俺の #モチベの塊 、明日またデカくなると良いな。